推しの話
岡崎 百々子（おかざき ももこ）さんを推してます。
岡崎さんは2015年にPerfumeやBABYMETALが所属するAmuseの成長期限定アイドルグループ「さくら学院」に転入（加入）。
ダンスが大好きで、さくら学院の偉大なる卒業生であるBABYMETALに入りたいとも語っていた彼女ですが、
デビュー後すぐにグループ内人気ユニット「ミニパティ」に加入するなど、すぐにアイドルとして輝きはじめます。
かく言う私も、それまでかなりふんわりとしたDD（だれでも大好き）オタクだったのですが、彼女の笑顔を見た瞬間に世にいう「推し」という概念を直感的に理解しました。
ズキュウウウンってやつ。それはもう衝撃的な可愛さでした。
眩しいくらいに魅力的で、深く尊敬できる。
彼女にはお腹いっぱい美味しいものを食べさせたいし、生きていてくれるだけでありがたい。一言でいえば尊い。これが「推し」か…
てな具合に、彼女がキャリアを重ね活躍するたびに私もずぶずぶとオタクとしての深みにハマっていきました。人生で初めてファンレターも書きました。
こちらは歴戦のハロプロオタクの方に手ほどきを受けながら作った岡崎Tシャツ。
色は岡崎さんの好きなパステルカラーの紫をチョイスしました。
私はアイドル推しであることを普段ひた隠しにして生きているので、
知人にこれを着ている姿を見られたらその場で即舌を噛んで自害するくらいの覚悟で作った思い出深い一品です。
◆◆◆
そういえば在学中、岡崎さんがお笑い芸人の●多●丸さんのご令嬢である事がスポーツ紙によって明かされ、私も大変驚きました。
世間でもそれなりに話題になっていたように記憶していますが、契約上の取り決めなのか親子での話し合いの結果なのか、
岡崎さんもお父様もお互いの活動について触れることが一切なかったこともあり、その後ファンの間で大きな話題になることはなく、彼女はいちタレントとして順調にキャリアを重ねていきます。
グループ内ユニットSGD（さくら学院スーパーダンスユニット）を立ち上げた際は、さくら学院の他perfumeやBABYMETALなどのスーパースターの振り付け師としても有名なMIKIKO先生イズムを色濃く感じさせる、音が聞こえなくても台詞が聞こえるような可愛らしくも個性的な振り付けで会場を沸かし、
超人気漫画原作の2.5次元ミュージカルでは原作人気の高いヒロインに抜擢され、
難易度の高い構成の演舞を見事に演じ切り、原作ファンからも高く評価されました。
父親はMー1王者の人気芸人。
ミュージカルも大成功、キュートで明るくスタイル良く、優しく笑顔が素敵で勉強が苦手という、芸能の神様にこれでもかと愛された彼女の将来に我々ファンが胸躍らせていたある日。
約3年間の充実したアイドル活動が終わりに差しかかった3月某日のライブで、岡崎さんが発表した卒業後の進路はまさかの「海外留学」でした。
絶対に芸能界で成功するだろうという私の妄想虚しく、春には彼女の名前が所属事務所のタレント一覧から消えていました。
◆◆◆
「彼女に会えるのはいつになるだろう、たぶんもう会えないかもしれないけれど、元気でいて欲しい。願わくば長生きしてくれ…。」
一年が経ち、またそれから半年が経ち、風の噂でどこかの国へ留学したらしいという彼女の健康と幸せを祈る夜を重ねる日々にも慣れ2019年8月4日。
突如、台湾で開催された音楽フェス『SUPER SLIPPA 10』に、BABYMETALのサポートメンバー（アベンジャーズ）として岡崎さんが現れたというにニュースが私のもとに飛び込んできました。
夢のような現実。BABYMETALのサポートメンバーとしてステージに立つ推しの姿。
二度と会えないと思っていた推しにまた会うことができた私は、数多いるアイドルオタクの中でもなんと幸せなオタクなのでしょう。
今も正直幸せすぎて怖いくらいです。
そして岡崎さんはすごすぎる。何たって彼女の在学中の夢は「バックダンサーになること」だったんですから。
百々子ちゃんもう10代で自分の夢叶えてる…！！！
そしてどれだけ私を笑顔にしたら気が済むの…？！！！！
◆◆◆
最近の悩みをあえてあげるなら、いまだにBABYMETAL公式から岡崎さんが名乗るメタルネーム（正式名）が発表されていないということくらいでしょうか。
百々子ちゃんの呼称についてはメイトさんの間でもMOMOKO-METAL派とMOMO-METAL（ももメタル）派に別れており
ツイッターなどで検索する時にちょっと面倒くさいなあとは思ったりします。が、モヤっとしている事なんてほんとそれくらいです。
今私は岡崎さんの夢をまた応援できる喜びを噛み締めながら生きています。
ほんと、生きててよかった！
大好きな推しがいる人生は最高。ライフイズ、ビューティフル！
そんなわけで、岡崎さんの衝撃的なBABYMETALデビューにより、なぜか私の中で「マンガ描きたい欲」が核爆発を起こし今に至ります。
マンガ、もとい推しを描くのってなぜか緊張しますが（皆さんはどうですか？）、
好きなものをガン見しながら過ごす時間はめちゃめちゃに楽しいので、これからも本業の合間にコソコソと続けていけたらいいなあ。
以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
（おっしー）
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