【無料】カホン入門講座①【0から始める】
フラメンコの楽器といえばギターですが最近はカホンと呼ばれる打楽器も重要な役割を担うようになってきました。
本企画ではカホンを学習してみたいという方やカホンってどんなもの?知ってみたいという方に向けての無料講座です。
フラメンコ舞踊の為にと私がカホンを習ったのは、1995年にラ・チナがエル・フラメンコ(現・ガルロチ)に来日した時、ギタリストで来ていたパタ・ロサーダ(通称・パタータ)のカホン演奏聴いてからでした。
ロサーダ家と言えば、サラ・バラスが「スペインで一番のリズム感を持つファミリーだ!」と称賛したマドリッドのギタリスト一家で、パタータの従兄弟(パタータのお父さんの弟の息子)のルキ・ロサーダ(Lucky Losada)は、カナーレスはじめ数々の著名なアーティストのお抱えカホン伴奏者です。
彼が日本にいた半年間、週一で個人レッスンを習い、在研でマドリッドにいた2年間も個人レッスンで習っていました。
彼のお父さん(ニコ・ロサーダ/Nico Losada)が当時経営していたアルカサバ(Alcazaba)というというタブラオには毎晩のように通い詰め、流石スペイン1のリズム感ファミリーが経営するタブラオだけあり、出演者たちの決闘としか思えないような炸裂パルマは、それはそれは凄まじいものでした。
(エルフラに来日していたベレン・フェルナンデス、アンヘラ・エスパニャデーロもよく出演していた)
個人で継続的にレッスンを受けていたので、パタータにはとても親切にしてもらい(他では悪名高かったようですが汗)、クリスマスにはファミリーのパーティーに呼んでくれたり、何かのエンサージョで伴奏に行くという週末(週末は私も学校が無かったので)は連れてって見学させてくれたり、フエルガやヒターノ達しか入れないBarのフィエスタにも連れて行ってくれた照れ
そんな訳で、私のカホンのBaseは当然彼にあり、カホンのみならずコンパスやリズムの事を、いや秘密・秘儀的なことを教えてくれたのも彼でございます。
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