起こったこと

日々、色んな事が起こって、自己嫌悪になり反省し
つつこんな筈ではなかったと重たいもの、濁ったものが
心の中に滞在する。
処理するために動くと、自分が思っていたより対した
ことではなかったと気づき、安堵するもののそれまで

囚われていたモヤモヤした気持ちは無駄
だったことに気づく。

そこを早く抜け出せないのはなぜか
これは幼少期の出来事が大きく影響していると思う
自分の気持ち、思いを言うと周囲は過剰反応し、
気持ちは汲み取ってくれない、大人の事情を押し付ける。

素直にそうだ、ということから別の視点で効果的な
思考を教えてくれる、大人な対応を求めていた。
今思えば、大人より大人の思考だったのかもしれない。
別の考え方、捉え方、受け取り方で自己肯定感はかなり違う。

最近、お小遣いの本を読んだ。
子どもに対してお小遣いをどうやって、どのタイミングであげるか
家庭の価値観、生活環境で違う。
親が一定収入が保証されていれば、最低金額もしくは最高金額は
決まってくる。ここで問題は不安定な個人事業主。
自分もその部類だった
良い時はいい、悪い時は悪いという当たり前のようだが、それは
かなりの確率で子供に影響する。

特に母親の言動には敏感だ、小学校の入学準備でランドセルの
購入時 のことは忘れられない場面がある。

母のひと言を耳にする
 「こんな?ランドセルが、2万円もするの、高いわねえ」
母親からふとした時に出てきた言葉、
その言葉で お金を使いたくないんだと、捻くれた気持ちになった。
基本、引っ込み思案で聞き返すこともできなかった当時の性格
自己肯定感が低すぎた、そんな環境にいたというのが事実。

そう言った母はその何年か後に、お金遣いが荒くなり、借金を
つくっていた。
親の介護という理由で家から出たことが2回。
借金をつくっては返せない、手元にあるお金は直ぐ使ってしまう。
返済計画はまったくない。親の遺産で纏まったお金を他人に貸して
しまったことには驚いた、死に際のベットにいるときまで続いた出来事。
あのお金は戻ってきたのだろうか、知る由もない。

見ざる、聞かざる、言わざるではないが、
子供の前で何気ない発言は気をつけて
欲しいということ
月日が経っても忘れないこと
言われた方は憶えている。
自分も逆のことがあるのだろう、
反省しつつ
今の自分がある。