1/28(土)配信【残月のアレ(仮)】vol9のフォロー② <ユーザーアンケート編1>
1/20(金)と1/28(土)の2週に渡り、
「残月の鎖宮」をかなりコアにプレイして下さった
ヘビーユーザーさんからのご意見を
掘り下げる趣旨で配信を行いました。
しかし、2週目となる1/28日の配信について、
大変不覚にも録音設定を設定し忘れ、
後で録音で聴くことのできない
幻の回になってしまいました・・・
主催側が喋っている部分は
だいたい事前に台本を用意していたので
台本を元に重要箇所を文字起こししました。
後から聞こうと思ってくださっていた
皆様ごめんなさい!・・・m(_ _)m
そして、
今回、アンケートにご協力いただきました皆様、
本当に感謝申し上げます!!
↓↓↓前回(1/20(金))の配信はこちらから聞けます↓↓↓
◆プレイしていて印象的だった箇所
白石:
さて、ユーザーさんからのアンケートコメントを
順に読み上げていきます。
まず「本作をプレイしていて印象的だった箇所」について。
ダンジョン内の移動がサクサクって
これは皆さんほぼ一致した意見。
「他のダンジョンクロウラー系(Wizライク系)と
一線を画していると思う箇所」として、
スキル制が性格とリンクしてて
覚えたスキルを持ち越し可能な事や、
シンボルエンカウントを回避できる
といったあたりがユニークと挙げていただいてもいます。
奥田:
ダンジョンの動作については
ダンジョン周りのロジック作ってくれた
マーティンさんが
「外人視点で見て快適なダンジョン」を意識して
組んでくれたところも
デカいんじゃないかって思ってます。
シンボルエンカウントにしたのも
マーティンさんが
「外人視点だと敵が見えてないところで
敵とエンカウントするのは、ややピンと来ない」
的な感じだったんで、
シンボルエンカウントを採用しました。
(結局、偶発性入れるために
後でランダムエンカウント加えましたが)
シンボルエンカウントが全く避けられないだと、
だいぶ窮屈だったので、
標準機能として
(戦闘を避けられるかもしれない)
忍び足の機能入れた感じですね。
技能(スキル)に関しては調整とか考えると
(組み合わせでバランスが変化するような)
あんま凝ったシステム入れるのが難しい中で
ギリギリ頑張って入れたシステムで、
色々調整の余地あると思ってるんですが、
思ったより叩かれてないなぁw
と思ってるポイントですね。
白石:
序盤のボス戦の後のイベントにびっくりした
というご意見もありました。
奥田:
ちょっとヒヤヒヤしてもらおうと思って仕込みました。
でも、すぐにやらなくても良いように
少し優しさも入れた感じです(笑)。
◆「こうなってたら良いな」と思われる箇所
白石:
「アイテム、中でも特に装備品がもう少し欲しい」
って事をご指摘いただいてます。
宝の出現テーブルに関しての指摘もあります。
先週、一圓先生からも指摘されてた箇所です。
奥田:
善処したいです(笑)。
白石:
あとは、ステータスの上限関連。
奥田:
金剛人(こんごうびと)が賢者になれないのは
デフォルトで自動回復ついてたり
抵抗などの裏側のパラメータが高かったりする一方で
職業に制約がある感じで
あえて歪な性能を狙ったところはあります。
(BCFでいうトラコン的な)
現在、
能力値の上限は「種族の基本値+10」なんですが、
「上級ルール」として
能力値の上限がさらに5開放されて+15になるみたいなのも
検討していたりもしてたんですよねー。
転職するときの挙動については
パラメータ下がるシステムについては、
一度経験した職道へ戻すときには
その職道レベルがどれだけマスターレベルに近いかで
減少具合が調整されるよう、
次回のパッチで調整予定です。
(全く経験していない職道への転職で
パラメータがガッツリ下がるのはそのまま)
白石:
「レベルのあるスキルは
上位のもので上書きした方が良いんじゃないか」
ってご指摘については?
奥田:
高レベルなスキルは性格によって
使える/使えないがあるから、
色んなケース考えないといけなくて、
妥協で今の仕様なんですよね・・・
白石:
「任意のタイミングでセーブできるモードがあるとより便利だった」
これも先週、一圓先生に指摘されていたところですね。
奥田:
任意セーブは、
内部的に実装されてるんで
製品版への実装は簡単なんですが、
任意で全部セーブできるようにすると、
手詰まりシチュエーションでセーブしちゃった時の
救済が難しくなって、
わざと出来なくしてるんですね。
白石:
「法術士と魔術士のMP上限が6なのが窮屈」
というご指摘も。
奥田:
本作は呪文が10段階で
最初にMP上限を6に定めて、
テスト回して
特段問題がないって消極的な理由で
そのままだったんです。
ご指摘の通り、
法術士と魔術士は高レベルになったときに
もう少し上がっても良い気がしてます。
基本的に賢者が魔術士の性能を全部上回っちゃうところは
自分でもイケてないと思ってます。
(賢者を万能スペルキャスターにしたくない、と
思っていたのに現状そのようになっている)
法術士は既に戦闘力が高いとかメリットあるので、
高レベルの魔術士にもうちょい
メリットあった方が良いと思ってます。
白石:
「転移」の呪文の機能についてのご指摘も。
これは、インターフェースのUI実装とか
色んなコストの問題も絡んでるよね?
奥田:
そうですね、
電ファミのインタビューとかでも話ししていたんですが、
時間とかの問題でオミットせざるを得なかった感じです。
ミニマップでカーソル移動して座標選択するのか、
地点をリストから選択するのかとか、
内部的に別ダンジョンとなっている区域に
飛ぶインターフェースをどうするかとか、
解決するのに時間が足りなかったんですよね。
ここ、4Gamersの男色ディーノさんのレビュー記事で
めっちゃ突っ込まれてたんですけどね(笑)
白石:
まあ、近年のRPGだと
ファストトラベルは標準装備だからね。
奥田:
あとぶっちゃけ
あえて便利にし過ぎたくなかったってのもあったりもします。
(大半の区域へは何かしらショートカットがある構造になっています)
結果的に同じような機能の呪文が
2種類入った事になりますが、
法術と魔術とどちらにあっても
プレイヤーにデメリットは無いから良いだろう
って判断からですね。
白石:
細かいUIの改善案ってところで
「宝箱の解錠をする際に、
自動的に斥夫カーソルが合うようにして欲しい。」
奥田:
はい、すみません、
おいらも、
一番確率高いキャラにカーソル合って欲しいと思ってます・・・
これ、デバッガーさんからも
めっちゃ指摘されててやりきれなかったところです。
白石:
「オート戦闘で、「行動リピート」と「全員通常攻撃」が選択できるようにして欲しかった」
奥田:
そうですね、
現在、「行動リピート」だけ実装されてる状況ですが、
あると良いですね(笑)
◆図鑑・・・
白石:
要望で
「図鑑機能は必要だと思いました。」
とのご指摘。
奥田:
うーん、前も言ってたんですけど、
これ、開発中、河上も「図鑑いる」って
横でずっと言ってたんです。
(これは多数のRPGをプロデュースしてきた
女の勘を信じて入れるべきとは思ってたんですがw)
全く余裕が無くて入らなかった感じです。
ただ、
例えば、敵の図鑑を実装するってなると、
本作って敵グラフィックを
ダンジョン間の移動で
次のフロア用のものを先読みするとか
色々最適化されてて、
別の遷移に快適なUIと一緒に
実装しようとすると
クリアしないといけない課題が多くてですね。
一圓先生:
現代のゲームのユーザーには
やっぱり「図鑑埋めたい欲」には
ちゃんと応えないとダメですね。
DLCのパッチとかで図鑑は付くんですか?
奥田:
いやぁ、現状難しいですね…
一圓先生:
ええーーーーっ(笑)
奥田:
(苦笑)
今言ったような
グラフィックの読み込みの話もあって、
正直、本作がもっと売れないと
メインプログラマーさん拘束して
機能拡張してもらうって厳しいんです。
リストを埋める遊びについては
PS版は色んな条件設定のトロフィーが
40種類くらいあります。
パラメータがマスクされ過ぎって
ご指摘あったと思うんですが、
マスターレベルとか、
トロフィーの条件でわかるパラメータとかもあるんですよね。
Switch版も内部的には
アチーブメントの機能が動いててですね、
表示させるインターフェースが無いだけなので。
なのでインターフェースを実装すれば
Switchでもアチーブメントを埋めていく
遊びは実現できるんですよ。
<ユーザーアンケート編2へつづく>