西野亮廣講演会を簡単にまとめる②
前回の続きです。
どうやって、顧客をファン化するか?
結論の前に、日本人の特徴について。
日本人の作る商品は、クオリティは高いけど、職人すぎてファン化がヘタ💦
スペック、価格がコモディティ化している(=似たようなものが溢れて付加価値があったものがなくなった)ので、クオリティが高いだけでは高く売ることができなくなっている。
日本人は職人すぎて、スペックばかりを追求するから、その結果、商品は「オーバースペック」になる。
日本メーカーのガラケーがその一例。
ガラケーの最後の方は、軽さを競って1g、0.何gを削るのに必死だった。
その頃ユーザーはというと、ジャラジャラとストラップをつけているし、一般人には軽さの差はわからなくなっていた。
これが、オーバースペック。
その後、ガラケーよりも全然重い、iPhoneが登場して、ガラケーは終了。
どこで間違ったのか?
携帯電話は、ショルダー型のから、カバンに入るようになり、ポケットに入るようになっていく。その度にどんどん売れていった。
「小さく軽くすれば売れる」
途中までは正解だったから、メーカーはこれに洗脳されてしまった。
他の例として、BTSとEXILEのダンスの差は一般人には分からない。
確かにどっちもスゴイ。
美容室NORAのファン化がスゴイ
ようやく結論です。
どうやって顧客をファン化するか。
西野さんも行く美容室NORAの例がすごかった。
NORAはコロナ禍でお客さんが来れなくなった時に、未来チケットを販売して売り上げを作った。10回券とか、20回券とか。
ところが、その回数券はあまり使われていない。
顧客ではなくファンが応援として買ったから。
NORAはコロナ前からファンを作っていた。
どうやってファンを作っていたか?
普段からNORAでは、飲み会の場所として提供したり、フリマ会場として提供したりしている。
NORAのスタッフは、飲み会を手伝ったり、フリマの手伝いをする。手伝ってもらった側は、手伝ってくれたスタッフに感謝し、そのスタッフのファンになる!
たったそれだけ?
一瞬そう感じるけど、実際にその場面を想像するとなかなかできないと思う。
まず、美容室を会場として提供しようと思わない。さらに、スタッフに手伝いをさせるって、その瞬間は損しかしてないし。
正直、この話はあまり聞いたことがなかったので、めちゃくちゃ刺さりました!!!
色んな場面で転用はできるとは思うけど、その場の損得を考えるのをやめないとできないから、本当に難しい。
自分なりの行動に移すとしたら、
困っている人がいたら寄り添って助ける
って感じですかね。
まとめ
今回の西野亮廣講演会を簡単にまとめると、
①20代で勝て!
②富裕層のことを考えているか?
③顧客をファン化する!
でした。
西野さんのオンラインサロンでは、こう言った話が毎日のように知ることができます!興味のある方は是非覗いてみてください!
(宣伝するつもりはないけどこの方が締まる笑)
次回は、講演会の番外編(サロメン編)を書いてみたいと思います!