見出し画像

酸性ストレートだからいいの?

月毎を『つきまい』と読んでいた奥田です。
(前田でもなく、手前田でもなく)

私は縮毛矯正剤のみを提案し続けて10年目になります。
弊社のブランド『BIKAKU』が誕生して10年が経ちました。

なんせ他にそれ以外の剤がなかったので、年中提案しています。
おかげさまで、昔に比べて少しはブランドの認知は高まったかと思います。

縮毛矯正は他のメニューに比べて進化が遅れたメニューかと思います。
パーマはエアウェーブやデジタルパーマ、クリープパーマと様々な技法が生まれ、カラーやブリーチもなんやかんやダメージレス的な進化をし、トリートメントもこれまた色々な言い回しで進化してきました。
#良い悪いは別として

10年間縮毛矯正ばかり考えてたメーカーとしては、この10年のうち3分の2はずーっと昔ながらの縮毛矯正をしている美容室がほとんどだった様に感じます。

ここ数年で酸性ストレートブームがきて、縮毛矯正の注目度は高まり、様々な流派が誕生し、多くの美容室で酸性ストレートを目にする様になりました。

あっ、ここで勘違いして欲しくないのは、我々はアルカリストレート否定派ではないです。
アルカリも時として必要だと考えてますし、使い方次第で負担も少なく使えます。
決してアルカリ=悪のメーカーではございません。

でも声を大にして言いたいのは今までの縮毛矯正で髪が傷みすぎる1番の原因は【アルカリによる過度な軟化】という事です。
この辺はまた別の機会に書こうと思います。

軟化してないけど伸びるの?と今でもよく言われます。
軟化=クセが伸びるの時代から現代の縮毛矯正は還元の方に比重が寄っています。
軟化→還元にこだわっていく事が大切とされています。

それでもクセが伸びるというのは酸性ストレートブームが証明している訳です。

大切なのは酸性だからどうこうより、どれくらいアルカリ剤を使ってるかがポイントだということです。

私は自社の縮毛矯正を酸性とは言いたくありません。
#そっちの方がキャッチーなので言う時もありますけど

アルカリ性や中性域も駆使して、髪に合わせて施術することが必要と考えています。

BIKAKUはアルカリによる過度な軟化をさせず、還元にこだわったブランドです。

言葉に惑わされずどこを見るかは本当に大切な事だと思いますので、情報がバンバン入る時代ですからしっかり正しく情報を受け取っていきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?