NYCに夏が来た!
Japanパレード
5月11日は、Japanパレードデーでした。
お神輿とか盆踊りチームとか、鬼滅の刃とか、さまざまなチームがパレードしていましたー。
そのあとはお天気が良かったので、有名なGray's Papayaというお店にホットドッグを買いに。店内がカラフルで可愛いのと、セットのドリンクが美味し!(パイナップルとかピニャコラーダとかトロピカル系)
「ワーニャ伯父さん」観劇
リンカーンセンターで「ワーニャ伯父さん」を観ました。
パーカーにキャップをかぶって、アメリカンイングリッシュを喋りまくるブラックの医者・アーストロフ。
ワーニャもカジュアルなおっさんだし、全体にとてもモダンな台詞まわしで、満員のお客さんが自然にストーリーにコミットしていました。
キスシーンで、たくさんの悲鳴や"No Way!!“のリアクションがあがりました(笑)日本ではなかなか観られない面白い雰囲気。
まったくちゃんとキャストを確認しないで観ていた私が悪いのですが、「アレクサンドルだけイギリス英語だなあ〜、でっかいおっさんだなー」とか思っていたら、なんとアルフレッド・モリーナでした!!OMG、好きな俳優なのに気づかず観てしまったのであります。
そしてこの日私は、余裕を持って出たはずが運悪くバスが渋滞に巻き込まれてしまい、本当にギリギリ(というか5分遅刻)で劇場に着いたのですが、そういう時にこちらのアッシャーさんたちは口々に「大丈夫、大丈夫。まだ始まってないから。リラーックス!」とか言ってくれます。
日本だったらたぶん「お急ぎくださいっ!」ですよね。ニューヨークのそういう緩やかな優しさはちょっと好きです。
ただそれはそれとして、以後遅刻にはよりいっそう気をつけたいと思います…。
Maestraのマンスリーミーティング
こちらはMaestraのマンスリーミーティングの様子です。これは事務所のテラス。良い季節になってきましたー。
公園でも、いつでもたくさんの人がチルっております。
ニューヨークの夏の風物詩ですね。
コルム・トビーンを拝みに
ニューヨーク公立図書館でアイルランドの作家 コルム・トビーンのトークが催されたので、行ってまいりました。
映画になったのでご存じの方も多いかもしれませんが、「ブルックリン」という作品を書いた作家です。なんと今回の新作「ロングアイランド」はその続編です。
残念ながら、久しぶりのイギリス&アイルランド英語に私はなかなか難儀し、しかも超早口だったので意識が何度か遠のきましたが…、、、
トビーン自ら2ヶ所くらい朗読してくれたのですが、それがずいぶんとうまくて、作家がこんなに表情豊かに自作を読むというのが日本ではなかなかないことな気がして、とても興味深かったです。
トレヴァーの「オン・ザ・ザッテレ」公演の際にお世話になった栩木先生は「ブルックリン」の翻訳家でもあって、幸いなことにその後もたまにやり取りをさせていただいているので、さっそく報告のメールをしたところ、
「トビーンはほんとに朗読がうまいですよね。観客が反応していたでしょう?ぼくは『ブルックリン』のローンチであれを聞いてノックアウトされて、翻訳しようと決めました。」とのことでした。
そしてさらに、日本では詩の朗読はよく行われるけれど散文を朗読する文化はなくて、たしかにちょっと残念だということも仰っていました。
そして先日、そんな栃木先生から、
「ヴィクトリア朝イングランドの劇場や俳優をめぐる物語なので」
と、わざわざご厚意でお送りいただいた御本が届きました。
ちなみに作者のジョセフ・オコーナーは、あのシネイド・オコーナーのお兄さん。アイルランドの人気作家なのだそうです。
このように、いちファンだった作家や翻訳家の方々と直接ふれあい、しかも意見のやり取りまでさせてもらえるなんて、私にとってはなにより至福の時間です。
ついにThe Tonight Showを観に行く!
どうもトークショー評論家です。(ウソです)
というわけで、ついにジミー・ファロンがホストを務める人気TVトークショー、NBCのThe Tonight Showの収録観覧に行ってまいりました!
英語クラスでお友達になったマキさんと一緒です。
ゲストは、
ジェレミー・レナー
Jay Pharoah
音楽ゲストにThe Avett Brothers
IDチェックやセキュリティチェックなどを済ませたあとは、ピーコックラウンジという所でしばらく待つのですが、そこでたまたま隣に座った女性、タイラーさんとしばらくお話していたら、「今日はボーイフレンドがショーで演奏するからカリフォルニアから観に来たの」とか言い出して、、、
「え、え、、ちょっと待って?ボーイフレンドは何の楽器?」「ドラムよ」
・・・なんと、本日のゲストThe Avett Brothersのドラマーのガールフレンドさんでしたー。
The Avett Brothersは、なんとこの秋に彼らの曲を使ったミュージカル「Swept Away」がブロードウェイにトランスファーしてくるそうで、私が不勉強で知らなかっただけで、、、とても人気のバンドのようですよ!
その後、客席へ移動しまして。(ここからは写真撮影不可!)
スタート前やセッティング替えの時は、観客が退屈しないように前座の人やジミーが客席でトークをしてくれます。大好きなThe Rootsの演奏も最高だったし。
私はちょうど花道七三の位置に座ったので、ジミーファロンをすぐ隣30cmから見れたし、ハイタッチもできましたー(笑)
ジェレミー・レナーは昨年の事故の話をしてくれましたが、すごくポジティブな考え方でめちゃくちゃ素敵だったし、ジミーとの生卵対決も見れました(笑)
終わって外に出てもまだ日が落ちてなかったので、ロックフェラーセンター(NBCのスタジオはロックフェラープラザのなかにある)でマキさんとナチョってから帰りましたー!
「SUFFS」観劇
ヒラリー・クリントンとマララ・ユスフザイが共同プロデューサーを務め、
ソングライターで俳優のシャイナ・タブが脚本・作詞作曲、主演する、婦人参政権運動の歴史を描いたミュージカル「サフス」。
オールフィメールキャストです。
ミュージカルとしてのストラクチャーはかなりよく出来ていて、オールフィメールだと女性の声しか使えないので音楽的にはかなり制約が出るわけですが、シーンのバラエティやストラクチャーでそこをうまくカバーしている感じでした。
ただ音楽的には、典型的な音楽スタイルの時はぜんぜん悪くないのですけど、サングスルー(ではないのですが)的に言い合いしているシーンや激昂しているシーンなどで使われる曲のコード感や、メロディとベースとのカウンターポイント感がちょっと意味不明で、わざとかもしれないのですけどとりあえず私の好みではなくて、ちょっとうーんでした。
でもお客さんは、シーンとして成立しているのとメロディラインだけ聴くとまあまあわかりやすいので、あまり気になっていないようで問題なく盛り上がっていました。
一応断っておくと、私の曲を聴いたことのある方はお分かりかと思いますが、私は難解な曲が嫌いなわけではなくて、逆に好きなのです。
しかし作曲手法的に「どう定型から外すか」というのはじつはけっこうテクニックが必要で、心理戦として人が求めている進行をわざとスカした先に、ああここに行ったかーという納得や驚きがあったり、意味があったり、常に聴き手の満足とのバランスを見ながら行うもので、「よくわからないけどここかなー」とか、「なんとなくメロディ上がってるからベースも一緒に上がっとこう」みたいな安易なことをすると、すぐにバレます。(同業者には)
今回の曲が安易な作曲だったとは100%まったく思っていませんが、いくつかの曲ではその「満足と消化不良」のバランスが、どうやら私の好みではなかった、というそういう事だと思います。
とはいえ全体的にはやはりよく出来ていて、満席のお客さんも大盛り上がり。
アメリカ人は、権利を勝ち取る!とかEqualityとか好きですよねー。
キャストも魅力的な人ばかりで、見せ場も多く、大喝采でした。
DumboでDumboを捕獲!
いつもお世話になっているコラボレーターのあゆみさんのお誕生日に、Fort Tryon Parkという、私も大好きな公園のなかにある素敵なレストランで一緒にランチをしてきましたー!
お店の方にお願いして、キャンドルでお祝い。
とっても素敵なお店で、お料理もたいへん美味しかったです。
そのあと移動しまして。
ブルックリンに「ダンボ」という地域があるのですが。
そこで、マンハッタン橋をバックにダンボがパラシュートで降ってくる「Dumbo Drop」というほのぼのイベントが開催されたので、2人で行ってきましたー!
お天気にも恵まれ、とっても楽しい一日になりました!!!
High LineとPier
近くで用事があり、せっかくなのでHigh Lineをぶらぶらしてきました。
ハイラインというのはマンハッタンの少し下のほうの西寄り、ハドソンヤードという地域の廃線の線路跡を再開発した空中緑道です。
そのまま歩いて行って、Pierまで。
夏はPierのいろいろな場所で、毎日のようにブルースコンサートやらJazzコンサートやらヨガ大会やらが開催されております。
この日もSalsa Partyが開催されておりました。
MET美術館「Sleeping Beauty展」
近くで用事があったので、ひと休みしようとMet美術館へ。
ニューヨーク在住者はいつでも好きな価格で入れるので、年パス気分です。
いままで何度か来てるけど、たどり着けていなかった日本ルームに初めてゆっくり観られました。
広くて展示もかなり良く、なんともかっこいい北斎がありました!
そして特別展「Sleeping Beauty」展。
さまざまな時代やデザイナーのドレスを中心としたファッションの展示なのですが、なかなか見応えもあり楽しかったです。
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