
石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」 コニシ(4956) 2013/03/26
※このレポートは2013年3月に作成されたものであり、企業情報や数字等は当時のものです。またリンク先の変更によりリンク切れの場合があります。あらかじめご了承の上お読みください。
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石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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◆Contents◆
◇銘柄研究「コニシ(4956)」
◇コラム 利益が大きく上がっているときの利益確定の有効性
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◇銘柄研究 コニシ(4956)
本日は、1870年(明治3年)に薬種問屋として創業され、1925年
(大正14年)に株式会社として設立されたコニシを、研究銘柄として取り上げます。
コニシは、1870年の薬種商からスタートし、その後、洋酒や工業用薬品の販売へと事業を拡大し、1952年には合成接着剤「ボンド」を開発するなど、「化学」を扱う企業へと変化して成長してきました。現在は、創業からの問屋業の流れを受け継ぎ、化学品などを扱う専門商社としての「化成品事業」と、合成接着剤などを製造・販売するメーカーとしての「ボンド事業」が主力事業となっています。
http://www.bond.co.jp/company/history/index.html
本日3月26日は、3月末が決算期末の企業の配当権利落ちの日になります。コニシも3月末が決算期末の企業です。このメルマガが配信されて購読者のみなさんがメルマガを読むころには、26日の取引が終了しているころだと思います。
コニシは非優待銘柄で、配当落ちの下落がそれほど大きくないと考えていますが、もし配当落ちで大きく下がれば安く投資するチャンスになると考えました。
本日の研究銘柄としてコニシを選んだ、上記以外の二つの理由をまず説明します。
1.コニシは歴史が古いために、自社使用の土地にも賃貸不動産にも含み益が大きくある企業であること。
2012年3月期の有価証券報告書に開示されている賃貸不動産の簿価は、8.09億円、時価は38.93億円です。含み益は30.84億円です。
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