石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」クラレ(3405) 2009/07/14
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-------------------------2009/07/14号--
石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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億の近道火曜日の大人気執筆者、石川臨太郎が皆様へお贈りするメールマガジンの第29回目です。週に1回(火曜日)配信いたします。
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◆Contents◆
◇銘柄研究「クラレ(3405)」
◇コラム「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」
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◇銘柄研究 クラレ(3405)
本日は液晶向け偏向版材料で世界トップシェアを有する化学・合繊メーカーの大手であるクラレを研究銘柄として取りあげます。クラレは日本で独自に開発された世界最初の新素材である合成繊維のビニロンを生み出した高技術企業です。
クラレとはどのような企業なのでしょうか。それはクラレのホームページに分かり易く説明されています。それを順に見ていくことで、クラレをよりよく理解できます。
http://www.kuraray.co.jp/ir/analysis/
http://www.kuraray.co.jp/ir/analysis/share/
世界トップシェアの製品を沢山持っている高技術企業です。最初に少し触れた光学用ポバールフィルムは、液晶ディスプレーの表示に欠かせない偏光フィルムの主材料として使われています。世界シェアの80%という圧倒的な高シェアを取っています。フィルム本来の透明度が高く、原料であるポバールに由来して分子の列がきちんと並ぶため、光を通したり遮断したりする偏光フィルムの働きの中で、一方向の光の波だけを通すブラインドのような役割を果たします。クラレの強みは、原料となるポバールからの一貫生産体制にあります。現在、倉敷事業所で生産設備の増設工事を行っており、世界的な需要の拡大に対応していきます。
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