#32 システムリサーチ(3771) 2019/10/29
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山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」 第32号
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山本潤氏率いる「株の学校」で、山本氏をはじめとする講師陣の薫陶を受けた精鋭アナリスト達が、成長株を発掘し、その内容を詳細にレポートします。
毎週火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。
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【目次】
■はじめに
■システムリサーチ(3771) 客員アナリスト 七夜 皐月
※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。
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■はじめに
NPO法人イノベーターズ・フォーラムのご協力により、客員アナリスト
たちのレポートの有料メルマガがスタートしました。
グロース銘柄発掘隊の隊長は東京2期生です。
彼の指揮下、隊員たちは、週に一本のフルレポートをディープに発表します。
どれも個性あふれるレポートです。
投資家のみなさまにおかれましては、ぜひ、グロース銘柄発掘隊の客員アナリストたちへのご支援をよろしくお願い申し上げます。
(山本潤)
【発掘隊より】
グロース銘柄発掘隊は、5年から10年以上の長期投資に耐えると思われる銘柄を発掘し、調査分析するものです。配信した銘柄は短期的に株価調整する場合もありますが、対象企業の前提条件が変化しない限り、問題ないと考えます。
配信した銘柄は定期的にチェックしております。もし、前提条件が変わったりビジネス環境が大幅に変化した場合には、あらためてフォローコメントを配信致します。
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システムリサーチ(3771)
【会社概要】
同社は、フローである「SIサービス」とストックである「システム開発」がほぼ半々の売上割合で残りの数%を両方の要素をもつ「ソフトウェアプロダクト及び商品販売」が占めており、計3つの業務領域からなる独立系のIT企業である。
以下の4つの理由により長期的に成長していく会社と考えられるので今後も注目していきたい。
1)潜在需要がある
SIは景気に左右されるが、IT投資を企業は減らせないので(維持しないとビジネスが回らないため)継続的な潜在需要がある。
2)配当成長率が高い
2008年から配当を開始し、リーマンショック不況の2011/03も配当性向100%にて配当をキープし、減配が無い。配当成長率も8%と高く、2019/03の配当性向も27.2%とまだまだ増配の余地がある。
3)過去に赤字が無い
2003/03のITバブル崩壊による不況時も黒字をキープしている。
4)AIや、クラウドサービス(SaaS)に対しても積極的先行投資をしている。2年前からIBM Watsonとの契約をしており、市場規 模が5,300億円と大きく、今後も市場成長が予測されているAIに対して先行投資をしている。また、ネットショップ開業を手助けするクラウドサービスも手掛けており、今後もクラウドサービスに注力していく方針である。
◆企業概要
同社の歴史は、現会長の山田氏がCSK(現SCSK)から独立した事より始まる。CSKから名古屋地区の製造業を紹介してもらった中にトヨタもあった。
現在同社の売上比率は、トヨタグループ向けが38%と高い。トヨタグループとの結びつきが強くなったのは、富士通がトヨタディーラー(カローラ中京など)に展開していたものを2次受けしたことであり、現在まで30年以上も続いている。残り62%も大手企業が中心である。
◆沿革
年月 沿革
1981.08月 名古屋市東区に株式会社システムリサーチを設立
1987.02月 大阪支店開設
1989.02月 東京支店開設
1990.08月 開発センター(現情報センター)開設
1992.05月 NBセンター(現技術センター)開設
2001.03月 経済産業省よりSI企業として認定を受ける
2004.04月 厚生労働省から一般労働者派遣事業の認可取得
2005.06月 JASDAQ証券取引所(現東京証券取引所)に上場
2006.03月 松下電器産業(現パナソニックよりイリイの株式を取得
し、子会社化
2011.11月 本社移転(新社屋/名古屋市中村区内)
2012.12月 障害者を主体とするソフトウェア開発「株式会社ソエル」を設立
2014.10月 イリイを吸収合併(イリイソリューション部)
2015.01月 東京支店及びイリイソリューション部を東京都新宿区西新宿に移転
2016.03月 東京証券取引所市場二部へ市場変更
2016.12月 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
◆経営者
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