バリュー&グロース銘柄発掘情報【グロース】新電元工業(6844) 2021/07/20
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---------------------------2021/07/20
バリュー&グロース銘柄発掘情報 第10号
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プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄&バリュー銘柄を毎回1銘柄発掘してレポートする内容です。
毎月第1第3火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。
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【目次】
■はじめに
■【グロース】新電元工業(6844) 客員アナリスト 水島寒月
※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。
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■はじめに
【バリューグロース銘柄プロジェクトより】
当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
スタンスは中長期投資です。
ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。
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■【グロース】新電元工業(6844)
【会社概要】
◆沿革
同社は車載用パワー半導体などに強みを持つ電子部品大手です。
次世代の成長市場であるEV(電気自動車)などのモビリティ市場をターゲットに、パワー半導体(電流・電圧の制御・変換を行う)、パワーモジュール、電装品、充電器などEV向け製品を全事業一体となって強化。開発・生産体制の再編など事業構造改革も推進しています。
企業理念は、「エネルギーの変換効率を極限まで追求することにより、人類と社会に貢献する」であり、「半導体技術、回路技術、実装技術を併せ持つ世界でも稀なメーカーとしてコア技術を融合し、発展・応用させていくことで、脱炭素社会実現の一翼を担う製品を創造していく」としています。
1949年8月に電元工業の半導体・整流器部門を継承、新電元工業として設立。当初は本店(東京都新宿区)と飯能工場(埼玉県飯能市)、村山工場(東京都東村山市)の2工場体制で発足しました。
58年、シリコン整流素子・シリコン整流器を開発し、販売を開始。
86年、台湾に事務所開設(2010年に閉鎖)。
以降、海外展開を加速し、87年に米国に現地法人を設立。
さらに、タイ、シンガポール、中国などに海外拠点を相次ぎ設立しました。
◆事業概要
21/3期の連結ベースの売上構成比(外部顧客への売上高)は、デバイス事業36%、電装事業52%、エネルギーシステム11%、その他1%となりました。
デバイス事業では、パワー半導体を主力製品としていますが、特に、ブリッジダイオード(ブリッジ接続された4個または6個のダイオードをひとつのパッケージにしたダイオードモジュールで、交流を直流や脈流に整流するために使用)では世界有数のシェアを誇ります。
また、主力の電装事業は、二輪車用(ホンダ(7267)向けが主力)で世界トップシェアを誇り、四輪車用も展開。
エネルギーシステムでは、通信市場向け電源で国内トップシェアを誇ります。
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