石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」ドウシシャ(7483) 2009/05/19
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-------------------------2009/05/19号--
石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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◆Contents◆
◇銘柄研究「ドウシシャ(7483)」
◇コラム「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」
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◇銘柄研究 ドウシシャ(7483)
本日は日用雑貨、衣料品の卸売業者ドウシシャを研究対象として取り上げます。ブランド品等を量販店中心に卸売りしており、海外の時計・かばん・宝飾品等の有名ブランドを扱うために、消費低迷のイメージが強く株価も低迷しています。しかし自主企画の低価格プライベートブランドも積極的に展開しており、生活防衛をはかる消費者の支持を受けて、業績はむしろ強含み、来期の本業の業績予想では営業利益、経常利益ともに増益基調を維持する予定です。
資産背景も良く、配当と優待というインカム・ゲインの総合利回りも6%以上となっており、資産背景も豊富です。
日本の株式市場は合理的には動かずに、感情的やムードにつられて株価が変動することが多いですが、投資家に冷静さが戻れば内需関連の好業績銘柄にも資金が帰ってくることも充分考えられます。株式投資で利益を上げるためには、本当に価値のある企業の株価が安い時、すなわち内在的価値(=資産価値+事業価値)から考えて市場の評価(=株価)が低すぎる時に買うことが大事だと考えます。
サブプライム問題で実体経済も落ち込んだ日本内需企業には、本業の利益を落とす減益企業も多い中で、増益基調を維持しているドウシシャの株価が現在のように大きく下落している時点で、投資対象として検討をする価値は充分あると考えます。前期の業績も堅調で、今期も増益予想を出せる事業力は、いずれ投資家の評価を受けるときが来ると考えました。
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