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創刊26年目を迎えて
「億の近道」創刊25周年記念イベントが11月30日に中目黒で開催されました。創刊者の一人である私もそのイベントに中学生の孫とともに参加させて頂きました。
四半世紀を経て世の中や私たちの生活様式は大きく変化して参りましたが、バブル経済の後始末で疲弊していた株式市場に活気を取り戻してもらおうと創刊した当時の思い出話が松田編集長から披露され、それに続いての私からは些か投資家心理をくすぐるタイトルにて10倍株の話をさせて頂きましたが、雑駁な話で恐縮でした。
本誌の執筆者では有名なファンドマネージャー兼ピアニスト?である山本潤さんの話は圧巻で、株価が売られてきた浜松ホトニクス(6965・時価1778円)のズバリの投資ポイントを解説して頂きました。その中身の詳細はご本人から述べてもらうこととして、集まった皆さんや視聴された皆さんにとってはたいへんに刺激的な話になったかと思います。
創刊された1999年11月からの25年間の株式相場を振り返ると日経平均が19000円前後からスタートしてリーマンショックなどで7000円台まで下落するといった気重い展開を経て、2013年からのアベノミクス相場での上昇トレンドが10年余りに渡り継続してきた訳ですが、この間で株価が10倍以上になった事例は多々ある訳で、取組み方によっては、数多くのテンバガー投資のチャンスはあったことになります。
とりわけソフトバンクグループ(9984・22年前の安値から88倍)、ファーストリテイリング(9983・同じく22年前の安値から73倍)のカリスマ経営者に率いられた企業やこのところの生成AI絡みで注目を浴びた東京エレクトロン(8035・16年前の安値から53倍)やレーザーテック(6920・12年前の安値から340倍)などの半導体関連企業の評価がリード役を担って参りました。
直近でも防衛関連の三菱重工(7011)が10倍化を果たす寸前まで株価が上昇してきましたし、データセンター事業のさくらインターネット(3778)も2年足らずの間に23倍と言う水準にまで到達しました。
本誌が創刊されてから26年目を迎えて個人投資家である読者の皆さんにとっては変動の激しい株式相場に頭を悩ませながらも、信念を貫いてこれからも取り組んで頂けましたら幸いです。
これから私たちが目指す先は国民が総べてアナリストとなる時代です。自らの努力を重ねて企業研究に勤しみリスクテイクをしていく投資家が日本国を支える姿を夢見て26年目の億の近道が進み始めました。
これからも宜しくご愛読賜りましたら幸いです。
イベントに参加されました皆様、有難うございました。
イベント開催されたイノベーターズ・フォーラムの松田さんお疲れ様でした。
セミナーに続くバンド演奏イベントは素晴らしかったですが、最後までお付き合いできず、参加者の読者の皆様との交流もできずに恐縮でした。
次回は30周年とのことですが、ここからの5年で世の中はきっとまた大きく変化することになるかと思われます。それでは引き続き「億の近道」を参考にして頂きながら株式投資を楽しんで下さい。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)