見出し画像

石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」昭和パックス(3954) 2017/05/23

※企業情報や数字等は当時のものです。またリンク先の変更によりリンク切れの場合があります。あらかじめご了承の上お読みください。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
=================================
---------------------------2017/05/23-
        石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
---------------------------------
=================================

 億の近道の大人気執筆者、石川臨太郎が皆様へお贈りするメールマガジンの第433回目です。週に1回(火曜日)配信いたします。
 なお、この有料メルマガの売り上げの一部は、億の近道の発行運営に活用されます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

            ◆Contents◆

  ◇研究銘柄 昭和パックス(3954)
  ◇コラム 株主還元を強化している企業は上げることが多いと感じる

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


◇研究銘柄 昭和パックス(3954)

 本日は、1935年(昭和10年)創業の昭和パックスを研究銘柄として取り上げます。

 昭和パックス設立以来、82年の歴史を持つ、産業用パッケージのリーディングカンパニーです。各種産業用パッケージの製造を行っており、主力のクラフト重包装紙袋は国内トップシェアを誇ります。また、斬新な発想とオンリーワンの技術で、包装資材のトータルソリューションを目指し、液体輸送容器など新しい分野も手掛けています。

 高い技術力と開発力で、常にトップを走り続け、物流包装界のリーダーとして確固たる地位を確立しています。

 企業間取引が中心ですが、取引相手は大手一流企業が多いです。

【主要取引先】

 トクヤマ、三菱化学、全国農業協同組合連合会、味の素、信越化学工業、
 電気化学工業、旭化成ケミカルズ、プライムポリマー、カネカ、
 ポリプラスチックス、東レなど

 技術力に加え、実質無借金経営の優良な財務内容を誇り、安定した供給力も高い評価を得ています。「常に弛まぬ革新」をテーマに、国内或いは世界における包装分野で大きな貢献をすることが、昭和パックスの目標です。

 昭和パックスは、2016年10月1日に2株を1株に統合するとともに、投資単元を1000株から100株に変更したので、従来の5分の一の投資額で投資できるようになりました。

 まず最初に、本日の研究銘柄として昭和パックスを選んだ理由を説明します。

1.昭和パックスは、低PERかつ低PBRと投資指標的に割安な企業であること。

 昭和パックス 5月19日の終値1400円。

 自社株を除いた時価総額は1400円×4,440,041株=62.2億円
 2018年3月期の予想一株利益201.35円。
 PER7.0倍。
 2017年3月末の一株純資産は3060.41円。
 PBR0.46倍。
 自己資本比率は57.1%。

2.昭和パックスは、順調に業績を伸ばしている企業であること。

ここから先は

18,971字

¥ 290

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?