【炎】炎の投資情報2024/05/27
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投資情報メールマガジン 2024/05/27
-プロが導くお金創造のための投資情報-
週1回発行
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株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナリストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。
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-本日の目次-
■相場の潮流
■今週の投資視点
■半導体関連銘柄の変動状況チェック(15銘柄)
■注目中小型銘柄取材報告(2銘柄)
■中小型銘柄フォロー(8銘柄)
報告者:炎のファンドマネージャー(松尾範久)
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■相場雑感
人気の絶頂にある半導体関連株。その頂点が米国のエヌビディアということで、その好決算発表を受けて株価が一段と上昇。先週は1063ドルまで跳ね上がり、時価総額は日本円で400兆円を超えてきました。
生成AIサービスに不可欠なデータセンター向けの最先端GPUメーカーということで今や急激な業績の拡大が示された長期成長期待の高まりもあり、この先も株価は上昇していくとの見通しが市場内には出てきました。日本の投資家も随分と同社株に投資して恩恵を受けているのかも知れませんが、これが資金の吸収源となり、日米ともに全体相場の攪乱要因になるとの見方も出てきそうです。
エヌビディアの急騰により日本株にもこの流れを受けた半導体関連銘柄がホットな値動きとなり、資金がそこに集中してそれとは関係のない大多数の銘柄は閑散商状。半導体関連の東京エレクトロンやレーザーテック、信越化学、ディスコ、アドバンテスト、SCREEN、HOYAなどの代表的な銘柄が機関投資家を中心に人気を集める中で指数は強くても、この潮流に乗った投資家はともかく、多くの投資家にはインデックス上昇の恩恵がもたらされずにいるという状況なのかと思われます。
問題はこの潮流がいつまで続くのかということです。
確かに半導体市場は成長が見込まれ、それに関わるビジネス展開を進める企業には成長への期待が高まって当然ですが、PERが70倍から100倍となると過熱感につながります。何かのきっかけで調整に入るということも念頭には入れておく必要があります。
いかにエヌビディアと言えど、行き過ぎはある筈。市場には時価総額800兆円、つまり、ここから株価2倍を予想する声もありますが、これを鵜呑みにする必要はなく、警戒感も絶えず持つ必要があります。
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■今週の投資視点 日柄調整下は個別株にフォーカス
半導体株の上下変動に振り回されている間に全体相場は日柄整理を継続。
日経平均は4月19日の3万6733円を安値に5月20日に3万9437円まで7.4%戻ってまた調整の動き。株価変動の主役は半導体銘柄や好業績発表の主力銘柄だが、一方では割高感のある中小型、グロース銘柄には見切り売りで値を下げる銘柄が多く、グロース250指数は3月7日の高値787.23から5月24日605.81まで23%の調整。600ポイント割れに向かいつつある展開だが、一方では反転上昇のチャンスを窺う向きもありそう。
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