石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」中電工(1941) 2017/12/05
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石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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◆Contents◆
◇研究銘柄 中電工(1941)
◇コラム 今年もあと1ヶ月。油断することなく着実に利益を手にしたい
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◇研究銘柄 中電工(1941)
本日は、1944年(昭和19年)に設立された中電工を研究銘柄として取り上げます。
中電工は、軍需省の要請により、主に中国5県下の電気工事12社が統合し、電気工事会社として広島市に中国電気工事株式会社を設立し、また広島・岡山・山口・松江・大阪の5市に、支社を設置して営業開始しました。
設立以来、中電工は、総合設備エンジニアリング企業として、顧客のために高度な価値を付加した生活・事業環境を創出することにより、社会の発展に貢献しています。
また、地球環境に配慮し、自然との共生を経営の重要課題の一つととらえ、総合設備エンジニアリング企業としての技術力を駆使して、豊かな明日の創造と健康で快適な環境づくりを目指しています。
中電工は人々の暮らしに必要不可欠な“電気・空気・水・情報”など、各種
設備の設計・施工を行っています。
今年は多くの日本株が上昇してくれました。米国株が堅調に上げているので、日本株も上昇を継続しています。たぶん年末までは日本株の右肩上がりのトレンドも続いてくれると強く感じるようになりました。
しかし12月に入って、米国株が大きく上げているので日本株も上げると期待していたのですが、日経平均225は前日比マイナスになったり、プラスになったりで、米国株の上昇に素直に反応しない状況となりました。それでも最終的にはプラスで引けましたが、ウォッチ銘柄に関してはマイナスになった株も多いです。
これは今年の株式運用が好調で、欲をかきすぎてはいけないという戒めなのかもしれない、油断するのはまずいと感じました。
そこで、12月に入っての最初の研究銘柄は、次のようなことを考えて選ぶことにしました。
1.自己資本比率が80%を超えていること。
自己資本比率が80%を超えているということは、有利子負債などを利用しないで、自分の持っている資金だけで事業を行っていることになり、金利が上がりだしても業績にダメージを受けないことから、投資していて安心できます。
2.保有する現金性資産(=現・預金+短期有価証券+投資有価証券)の金額が、総資産の60%を超えていること。
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