有料メルマガライブラリから(198)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」=
(有料メルマガ第83回・2010/7/27配信号)
※注 2010年7月現在の内容ですので留意下さい。
【前略】
私は、企業の収益状況が改善を続けて、前期より大きく増益になる状況に反して、株価が大きく下落しているときは、株式投資のチャンスだと考えて、投資行動に反映させることにしています。コントラリアン的傾向が強いです。
【中略】
決算短信の発表は、企業の過去の業績の確認が出来るとともに、今後の業績に対する企業の判断が開示される点でも貴重です。しかし、業績予想の発表後に、減益修正になることをきらう経営陣が多いので、企業の業績発表は保守的で、慎重すぎることが多いです。
投資環境によって、企業の慎重すぎる発表も尊重され、株価に悪影響を与えることが多い昨今ですが、投資環境が良くなっていたり、今回のように欧州銀行のストレステストの結果発表という重石(=投資家の大きな不安材料)がとれた後には、好業績の発表に株価がストレートに上がる方向に反応したり、保守的な発表にも負けず、株価は勢いづいて上がることも良く起こります。
株価というのは、需給によるミスターマーケット(=投資家の総意)が、一時的に市場でつけるバーチャルな数字に過ぎないということを忘れてしまうと、その一時的についた株価に翻弄され、付和雷同させられてしまうことも多いです。
その企業に対する投資判断の基準をしっかり自分で持つとともに、投資環境の良し悪しや、決算短信発表というイベントをうまく利用して、株式投資による運用成果を上げていきたいものだと考えています。私の場合は、どちらかといえばコントラリアン的な性格が強いです。自分の性格もしっかり掴んで、自分の感情をうまく制御することも重要だと考えています。そのために自分にあった投資ルールを作り、守るようにしています。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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また、コラムでは、「業績的にも資産的にも、下げる理由がないのに大きく株価が下落していく企業が大量に発生しています。本当に投資家としてのメンタルタフネスを試される状況が長く続きます。株価が下げるのは新たに株に投資しようと考える投資家には有利なことなのだということを忘れずに、投資家としての自分を鍛えるチャンスだと考えて、前向きに株式市場と向かい合うことが大事だと感じています。」と題し、理由の分からない株価の乱高下に付和雷同せず、しっかりと調査する必要性を提案しています。
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