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特別編:本日の有料メルマガコラムから

 本日は特別に、最新号(本日配信)の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。

 自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。


=コラム「増益予想に率直に上がる中小型株のほうが有利かもしれない」=
 (有料メルマガ第432回・2017/5/16配信号)


【前略】


 決算短信の発表が続いていますが、3月28日号の研究銘柄である佐藤渡辺は、前期比で減益予想ながら決算発表後に大きく上昇しました。

佐藤渡辺の2017年3月期の決算短信です。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20170511/ahg1zu/140120170510464314.pdf

佐藤渡辺の株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=1807&ba=9&n_cid=DSMMAA13

 2018年3月期の業績予想は前期比で減益予想ですが、PERが低すぎたので大きく上昇しました。しかし多くのゼネコンの株価は低PERでも下げることが多いです。

 しかし、私は前期の業績が特によく、今期予想は減益予想になっているが、PER的には魅力のある低さの企業の株価が下げるなら、そのような企業の株を買ったほうが少し長い期間で考えれば運用成績が良くなると考えています。

 特に過去の業績発表が常に前期比で減益予想で最終的には業績上方修正を行う資産株に魅力を感じるほうです。

 ゼネコン各社は、公共事業の受注が多いことから、このような保守的な業績を行う企業が多いです。


【中略】


 あと3月28日のコラムで次のように書いて取り上げた大林道路は、決算発表と同時に大林組にTOBされ完全子会社になることが発表されました。
 引用します。

『大林道路

 大林道路は、大手ゼネコン・大林組グループの一員として1933年(昭和8年)に創業した企業です。道路建設を中心に培ってきた技術により、高速道路や国道、空港、港湾など、産業基盤の構築を担ってきました。

 さらに、景観整備、上下水道、スポーツ施設、緑化工事、メガソーラー敷設など、生活基盤の整備にも力を注ぎ、地域社会に貢献しています。

 大林道路は、ヒートアイランド現象に対応するための舗装技術(保水性舗装、遮熱性舗装)、寒冷地での凍結抑制のための舗装技術(ゴム入り舗装)では、業界をリードしていく高い技術を持っています。

 また、近年は新規分野にも進出しています。

 道路会社は日本国民が当たり前に使っているインフラを、造り、維持することが仕事です。日本の北から南まで、動脈となる道、街、暮らしのインフラを整備してきた大林道路は豊かな生活環境の創造に向けて、技術開発にも力を入れています。

 道路工事で培った高精度・高品質な舗装技術をベースに、独自の工法やシステムを開発してきました。たとえば、安全に配慮した排水性舗装、ヒートアイランド対策の遮熱性舗装や保水性舗装、またエコ発電や廃棄物リサイクルの提案も行っています。これらの舗装、外構工事の技術とノウハウを活かして、現在は郊外型の大型駐車場付店舗や工場、倉庫、ガソリンスタンドなどの建築分野を新たな事業フィールドとして取り込んでいます。

大林道路の株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/markets/company/chart/?n_cid=DSMMAA12&scode=1896

大林道路の2017年3月期の第3四半期の決算短信です。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20170213/aaazjj/140120170110470543.pdf』


(以上で引用を終了します)


 早く研究銘柄にしておけばよかったと、残念ではありますが、有望な企業は他にもたくさんあります。


【中略】


 これからも決算発表が続くので、有望な企業を見つけたいと考えて、決算短信のチェックや分析を続けています。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【内需中心の強固な事業基盤!良好な財務内容と低PBR、業績上方修正も期待出来る高配当企業を研究!!】


 本日配信の有料メルマガでは、古い歴史があり、安定した取引先と強固な事業基盤を持ち、キャッシュリッチで、高自己資本比率で低PBRの、業績上方修正を期待できる、3%超の高配当な内需中心の企業を、研究銘柄として掲載しています。


 また、コラムでは、「総合商社やトヨタ系の自動車部品の大手メーカーは業績が良くても、上がらないで下落傾向が続いている株が多いです。いまは前期比で増益という予想に率直に上げてくれる中小型株のほうが投資対象としては有利なのかもしれないと感じています。」と題し、最近の研究銘柄などを題材に、リスクオフで下落している銘柄をチェックすると共に、現状に合わせた投資戦略などにも言及しています。


 さらに、決算短信をチェックして、1)増益予想になっている割安企業、2)減益予想だが低PERの下落企業という二つのカテゴリで、計10銘柄をピックアップしています。


 金曜日までにお申し込みの方は最新号をお読みいただけます。
 ぜひご購読下さい。


【2016研究銘柄パフォーマンストップ3】

 1月12日~11月22日配信分 全45銘柄 12月16日現在

 1位 エージーピー(9377)+233.33% 3月29日配信
 2位 エージーピー(9377)+213.68% 8月9日配信※
 3位 東京ラヂエーター製造(7235) +117.09% 7月5日配信

 ※この銘柄は2回配信しました。

 パフォーマンス分布
 +100%以上   3銘柄
 +50%~100% 2銘柄
 +25%~50% 14銘柄
 +10%~25% 15銘柄
    0~10%  8銘柄
 0%以下      3銘柄

 42勝3敗となりました。なお、配当・優待は加算しておりません。


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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)

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