バリュー＆グロース銘柄発掘情報【グロース】ＳＵＭＣＯ(3436) 2021/09/21

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－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－2021/09/21

　　　　　　　バリュー＆グロース銘柄発掘情報　第１４号

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　プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄＆バリュー銘柄を毎回１銘柄発掘してレポートする内容です。
　毎月第１第３火曜日配信、１回に１銘柄の深掘りレポートです。

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　　　　　　　　　　　　　　　【目次】

■はじめに
■【グロース】ＳＵＭＣＯ（３４３６）　客員アナリスト　水島寒月

※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。

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■はじめに

【バリューグロース銘柄プロジェクトより】

　当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
　スタンスは中長期投資です。
　ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。

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■【グロース】ＳＵＭＣＯ（３４３６）

【会社概要】

◆沿革

　同社は半導体の基板材料となるシリコンウェーハの大手専業メーカーです。

　シリコンウェーハは、パソコン（ＰＣ）やスマホ、タブレットＰＣなどの携帯端末や、自動車、家電製品などに幅広く使われる半導体の基板材料です。
　同社は３００ミリシリコンウェーハで、信越化学工業（４０６３）と並び、３割程度の世界シェアを誇ります。

　同社は１９９９年７月、住友金属工業（現・日本製鉄（５４０１））と三菱マテリアル（５７１１）、三菱マテリアルシリコンの共同出資により、３００ミリシリコンウェーハの開発・製造会社である「シリコンユナイテッドマニュファクチュアリング」として設立されました。
　２００２年２月には、住友金属工業よりシリコン事業の営業を譲り受けるとともに、三菱マテリアルシリコンと合併し、商号を「三菱住友シリコン」に変更。さらに、２００５年８月に、商号を「ＳＵＭＣＯ」に変更しました。
　ＳＵＭＣＯは旧商号の英文表示である「Silicon United Manufacturing
Corporation」の頭文字を取ったものです。

◆事業概要

　シリコンウェーハはパソコン（ＰＣ）やスマホ、タブレットＰＣなどの携帯端末や、自動車、家電製品などに幅広く使われる半導体の基板材料です。同社の説明によれば、「表面を鏡面に磨き上げ、世界中のあらゆる物質の中で最も高い平坦度を誇り、微細な凹凸や微粒子を限界まで排除した、超平坦・超清浄な円板」です。ＤＲＡＭなどメモリーのほか、ＣＰＵ（中央演算処理装置）など幅広い半導体に使われています。

　自動車や家電では主として２００ミリのシリコンウェーハを主に使用しますが、ＰＣやスマホ向けの半導体では３００ミリのシリコンウェーハが使用されます。
　半導体製造プロセスは微細化・高度化が進行しており、それに対応して品質の向上が不可欠になっています。

　既述のように、同社は３００ミリシリコンウェーハで世界シェア３割程度を有していますが、特に高品質ウェーハで高いシェアを持つことが特徴です。
　２０／１２期の連結売上高構成比は高純度シリコン事業１００％となっています。