バリュー&グロース銘柄発掘情報【グロース】三井ハイテック(6966) 2021/10/05
■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■
=================================
--------------------------2021/10/05
バリュー&グロース銘柄発掘情報 第15号
--------------------------------
=================================
プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄&バリュー銘柄を毎回1銘柄発掘してレポートする内容です。
毎月第1第3火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。
■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■
【目次】
■はじめに
■【グロース】三井ハイテック(6966) 客員アナリスト 水島寒月
※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。
■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■
■はじめに
【バリューグロース銘柄プロジェクトより】
当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
スタンスは中長期投資です。
ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。
■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■
■【グロース】三井ハイテック(6966)
【会社概要】
◆沿革
=ICリードフレームとモーターコアを軸に業容を拡大=
同社は独立系の電気機器メーカー。
高度な精密加工技術を基幹技術とし、ICリードフレーム(半導体パッケージの内部配線として使われる薄板の金属)を主力に、IC組立製品、モーターコア製品(モーターを構成するローター(回転子)やステータ(固定子)の鉄心部分にあたる部品、モーター組み立ての基盤となり、高い加工精度が求められる)などの電機部品、プレス用精密金型、平面研削盤などの工作機械を展開しています。
1949年、三井孝昭氏が北九州市で金型の製造販売を開始したことに始まります。
57年、三井工作所を設立。
69年に半導体リードフレームの製造・販売を開始。
72年にシンガポール、73年に香港に現地法人を相次ぎ設立し、以降、マレーシア、中国、タイなどアジアでの事業を拡大。
84年に現社名に変更しました。
97年、電動車のモーターコア事業に参入し、トヨタ(7203)のHV
(ハイブリッド車)「プリウス」にモーターコアの供給を開始しました。
2017年、カナダでモーターコアの量産を開始。
20年には、モーターコアの売上高が半導体関連部品を上回りました。
21年3月には、ポーランドでモーターコアの量産を開始。EV(電気自動車)向けで先行する欧州の自動車メーカーへの販路拡大を志向しています。
◆事業概要
=「モーターコア」の世界シェアは6割超=
同社は1月決算企業であり、21/1期の連結売上高構成比は、金型4%、電子部品41%、電機部品54%、工作機械1%でした。
HV向けのモーターコアを中心とする「電機部品」とICリードフレームを中心とする「電子部品」が収益の2本柱です。
ここから先は
¥ 2,000
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?