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石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」 リロ・ホールディング(8876) 2009/03/10

※このレポートは2009年3月に作成されたものであり、企業情報や数字等は当時のものです。またリンク先の変更によりリンク切れの場合があります。あらかじめご了承の上お読みください。

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-------------------------2009/03/10号--

        石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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            ◆Contents◆

   ◇銘柄研究「リロ・ホールディング(8876)」
   ◇コラム「株式投資をして精神的に苦痛を受けないためのヒント」

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◇銘柄研究 リロ・ホールディング(8876)

 本日は日本で初めて転勤に伴う留守宅の悩みを解決するリロケーションサービスならびに企業の福利厚生を代行する会員制クラブ組織の運営を手がけた先進的なサービス企業であるリロ・ホールディングを取りあげます。

http://www.relo.jp/company/group/history.html

 沿革を見ると、シナジー効果の高い事業に計画的に参入していることが見て取れます。

 現状の事業をわかりやすく示した表がリロ・ホールディングのホームページに出ています。

http://www.relo.jp/company/group/service.html

 2008年10月には日本のマンション管理の大手企業日本ハウズイングと業務提携を行ないました。日本ハウズイングが敵対的TOBを仕掛けられていたときに、日本ハウズイングと敵対的買収者双方から感謝される形で、買い占められていた株を引き取り提携を行なうことになりました。

 リゾート事業は景気低迷下、節約ムードがあるために低調でした。しかし当社の主力であり売上の85%を占めるリロケーション事業などは堅調で、製造業ほど景気悪化による減収リスクに晒されることもなく、顧客にとっては必要不可欠で節約することが出来ないサービスを提供しています。したがって、今後とも安定的な業績推移が期待できます。

 投資家にとても、配当利回りが高いです。また優待サービスは非常に使い勝手がよく、上手く使えば数万円の経済的効用を受けることも出来る優れたサービスです。

 大企業のサラリーマンのように福利厚生サービスを勤務先から提供されていないサラリーマンや、自営業者、定年退職者にとっては、価値が高い優待だと私は評価しています。

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