
石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」米久(2290)※ 2009/09/22
※米久は2016年に伊藤ハムと経営統合し、伊藤ハム米久ホールディングス(2296)となりました。
※企業情報や数字等は当時のものです。またリンク先の変更によりリンク切れの場合があります。あらかじめご了承の上お読みください。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
=================================
-------------------------2009/09/22号--
石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
---------------------------------
=================================
億の近道火曜日の大人気執筆者、石川臨太郎が皆様へお贈りするメールマガジンの第39回目です。週に1回(火曜日)配信いたします。
なお、この有料メルマガの売り上げの一部は、億の近道の発行運営に活用されます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
◆Contents◆
◇銘柄研究「米久(2290)」
◇コラム「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
◇銘柄研究 米久(2290)
本日は三菱商事系の食肉加工メーカー米久を研究対象として取り上げます。子会社には優待投資家に人気の堅調に業績を伸ばしている居酒屋チムニーがあります。チムニーは増益を続けており、米久の利益の中核となっています。
米久の株価は、2010年2月期の第1四半期決算短信(=資産価値を見る段階で決算短信を確認してください)で、経常黒字を維持しているのに、わずかな減益予想となったため1割以上急落して今年1月のサブプライムの恐怖が市場をしないしていたときにつけた1月の安値を割り込みました。
過去の研究銘柄においても、合理的ではない市場の動きで1400円近くまで売り込まれた上村工業や500円台に売り込まれたT&K TOKAを研究銘柄とて取り上げて、その後の大きな株価の上昇で、購読者の方に喜んでいただけました。米久についても、子会社チムニーの成長力と株式の含み益、三菱商事系という質のよさ、さらに三菱商事が支援している伊藤ハムとの業務提携等、現在の業績の安定性と資産価値、更には将来の大きな業績成長の種(←キリンとサントリーが事業統合を目指すような大きな業界再編の流れから、伊藤ハムとの事業統合を期待できるかもしれません。米久は元々キリンの子会社であったものをキリンの事業集中のために三菱商事が株を引き取った経緯があります)を兼ね備えて持っている企業です。
ここから先は

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?