【メンバー紹介 vol.3】

名前:西村祐真
大学:大阪大学
学年:6年

Q. なぜこのプロジェクトに参加しようと思ったのですか?
噛む、飲み込む、話す、味を感じる、表情をつくる、、、こうしたお口の役割は私たちの日常生活に密接に関わります。一見当たり前のように思われるこうした役割はなくなると困るもので、なくなってしまう主な原因となるう蝕や歯周病には子供のころから形作られる生活習慣やお口の環境が大きく関わります。
そこで子供たちとそのご家族に、お口の役割やそれを守るための生活習慣について知ってもらい、お口の役割を育て、保つことで、少しでも人々の健康に貢献したいということが私の想いです。

大学で6年間歯科のことを学んできましたが、あくまでも歯学部・歯学部附属病院という歯科に興味のある人たちが集まっているなかで勉強するうちに、実際に人々は歯科に対してどのようなイメージ、疑問を抱いていて、どのようにすればお口の健康について知る機会に触れるハードルが下がるだろうかということを考えていました。

「いま歯科に興味が全くある人」に歯科のことを知ってもらうためにはSNSを使った知識の普及や歯科医院でのセミナーといった活動も考えられますが、「いままで歯科に関心を持ったことがない人」に届くにはどうすれば、、、
そうした中で、このプロジェクトはキューズモールという地域のみなさんの「日常」のなかでお口の健康について触れ、意識していただく第一歩になり、そして私にとっても実際にみなさんが歯科にどのようなイメージ、疑問を抱いているのかを知ることのできる素晴らしい機会だと感じています。

Q. このプロジェクトを作る過程で得たものはありましたか?
このプロジェクトに携わる仲間とのディスカッションでは1人1人だけでは出てこないアイデアや工夫が生まれています。自分の考えと正反対の考えが出てきて「そういう考え方もいいな」と学ぶことも多いです。

歯科に触れてもらう活動というと歯科医院などでも行うことができるかもしれませんが、全国から多種多様な経験と考えをもった歯学生の仲間が集まり協力し合ってつくるこのプロジェクトは、この機会でしかできないものだと感じてます。

イベント当日、多くの方々とお話できることを楽しみにしております!

Q. 今後やりたいことを教えてください!
私の学生生活は残り僅かになりました。歯科医師にも様々な進路があります。どの進路を歩んだとしても、このような病院の外で、社会との関わりのある活動を行っていきたいですし、またその時には今回の素晴らしい仲間やこの活動につづく後輩たちと一緒に活動を形作ることができればうれしいです。


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