はじめに
最近、色々と考えていることに関して、気軽に壁打ちをしてもらうのは難しいので、ChatGPTを相手に自分の考えをぶつけた記録です。
【質問①】日本の人口減少社会の今後
私が妄想する、日本の少子化、人口減少の未来予測について、考えられるご意見を聞きたいです。
日本は人口減少が続いています。この後も継続して、2100年には現在の1億2000万人程度から、6000万人に減ると予測されています。
そして、生産年齢人口も減っていて、しばらくは女性や高齢者の労働参加で労働人口自体は保っていましたが、いよいよそれも減少局面に入ってきます。
そして経済はというと、この30年間、日本経済は停滞してきました。
GDPは横ばい、賃金も上がらず、物価も上がりませんでした。
その間、海外諸国は成長を続けたため、日本は各国に追いつかれ、抜かれはじめています。
この後も成長をしない国として、各国から経済規模的には置いていかれるのではと思っています。
ただ、私はそれに対してちょっと見方を変えてみるのが必要かと思います。経済規模が拡大を続けるというのは、逆にいうと地球資源の消費を拡大させているというのに近いと思います。
日本は、いち早くその地球資源を無駄に消費しなくても質の高い生活を営めるような社会に変容しつつあるのではないかと思っています。
日本に住んでいて、平均的な給与をもらっていれば、贅沢はできないかもしれませんが、衣食住に関しては他国に比べても非常に満足できる質の高い生活ができると思います。
この後は、人口が減るので、経済規模自体も縮小をしていきます。さらに、物質の追求を抑えていくと、一人当たりGDPも下がるのではないかと思います。
ただ、物理的な財やサービスをあまり得られなくても、デジタル上でサービスを享受したり、エンターテイメントを楽しんだりという面が充実してくるのではないかと思います。 この私の予測はどう思いますか? 対話の相手としてご意見いただければと思います。
GPT-4先生の回答
【質問②】日本の人口減少社会の課題
ありがとうございます。
私は、人口減少問題を解決すべき問題とは思っていません。
現在の技術水準でいるならば、地球上の人口はこれ以上増えると自然環境を破壊してしまうため、人口は持続可能な水準になるまで減るべきだと思っています。
また、日本は移民政策を強化しても、外国から流入することにはならないと思います。理由は、経済的に停滞し、これから衰退する日本に働きにきたがる外国人はあまり多くないと思われること。一方で物価や安全性、文化や自然を楽しみに、旅行客はより多く来ると思います。
さらに、今後日本では老人が自ら死を選ぶ安楽死が議論され始めると思います。現在では長寿大国となっていますが、私を含め余生を「ただ生きている」状態で続けたくないと思っている老人予備軍の人間は多くいます。
もしくは、デジタルコピーとして、身体は死につつも、デジタル上に生き続けるような未来もあり得ると思います。
少々ブッ飛んではいますが、私はこのような未来が実際に起きてくるのではないかと思っています。
GPT-4先生の回答
【質問③】技術革新の方向性
もう一つご意見を伺いたいのが、今後の技術革新の方向性です。
私は二つの目的で技術革新が進むと思っています。
一つは、環境が疲弊した地球から移住や資源調達するための宇宙開発技術
もう一つは、地球上で資源消費を極力抑えるためのさまざまな技術
そして後者に関しては、
デジタル技術で、地球資源を消費せずに済む生活空間を作り出すこと
量子技術で、資源消費を格段に抑えながらデジタル空間に必要な演算処理をできるようになること
バイオ生成技術で、地球資源を消費せずにエネルギーや生物を生み出すこと
バイオメカニクスで、人間の身体機能を拡張すること
などが考えられると思っています。この辺りに関してはどのように思われますか?
GPT-4先生の回答
【質問④】AI進展に伴う人間の役割
ありがとうございます。
次に、AIの進展に伴う人間の役割について、私が考えていることに対するご意見をください。
AIの進展により、人間が知識を覚える必要は無くなってくると思います。 そうなると、人間に対する教育のあり方も変わってくると思います。
現在の教育は、人間に対してさまざまな知識をつけるための活動が中心になっています。しかし、その知識は今後AIが担うことになるため、人間に教え込む必要はありません。
では、人間はどのような役割を担うことになるかというと、よりわがままを言い、AIに実現してもらうことが仕事になってくると思います。
楽になること、楽しいこと、話し相手になってもらったり、まるでのび太とドラえもんの関係のようになると思います。
そうなると、人間の役割は、まだAIに情報がないような新しい領域を見つけ、そこに興味を持ち、AIに命じて新たな研究をして知識を発見することが仕事になると思います。
だとすると、人間に対する教育は、いろいろなことに興味を持つための好奇心を養うことが主な教育となるのではないでしょうか。 このような考え方をどう思いますか?
GPT-4先生の回答
【質問⑤】未来の知識習得の方法
ありがとうございます。
それを聞いて少し思ったのですが、人間の脳に対して電気信号などを送り込み、知識をつけるような技術も発展するのではないでしょうか。
だとすると、基本的な知識の習得の教育も必要なくなるのではないでしょうか。
GPT-4先生の回答
【質問⑥】人間の脳とコンピュータの脳の違い
ありがとうございます。
少し思ったのですが、全く同じスペックの記憶容量領域を持った人間の脳とコンピュータに同じ情報を入れたとします。
そして、新たな情報を入れた際に発想するアイデアや行動は、両者で違ったものになるのでしょうか。
どう思いますか?
GPT-4先生の回答
【質問⑦】知識習得教育が不要となった場合の、人間に対する教育のあり方
なるほど。
では、未来の人間は、脳に情報をインストールすることが可能になるが、その身体的特徴や社会性、文化性などから、同じ情報を持っていても人間個体で発想するアイデアや起こす行動が変わるということだと理解しました。
とすると、未来になると、知識はAIが持っていたり、簡単にインストールできるため現在のような教育は不要になると思いました。
そうすると、個体別に起こす行動を変える元となる個性を育むための、感情や価値観などの育成が重要な課題となると思いました。
しかも、20世紀型の均一化する教育から、他者と差別化するための教育となると思います。 その戦略的な個性構築のようなものが必要になると思いました。
GPT-4先生の回答
【質問⑧】人口減少後の、「マリア化」する母親
もうひとつご意見を伺いたいのですが、 この後人口減少が続くと、多数の大人に対して子供が一人、という状態になってくると思います。
そうなると、子供はとても貴重な存在になります。
現在は、主に母親がその出産や育児の負担を強いられるため、少子化の要因の一つにもなっているかと思いますが、将来は貴重な子供を社会が育てる状況になるのではと思っています。
特に、血縁関係になくても、そのコミュニティに属する大人が、経済的、物理的な支援を行い、子どもを大事に育てるような社会になるのではと思っています。それをもっと極端に考えると、子どもを産むと判断した女性はとても貴重な存在になります。
このため、子どもを産むだけで、経済的にも自由になり、生活が保障され、育児もしなくてもよくなり、まるで女王様やマリアのような存在になるのではと思いましたが、この発想はいかがでしょうか。
GPT-4先生の回答
【質問⑨】教育投資の考え方 人的資本経営の背景
次に、教育投資の考え方についてもご意見をお伺いしたいです。
まず、17世紀以降の科学革命に端を発した産業革命、農業革命、衛生革命、物流革命により、人間の生活水準が飛躍的に上がり、人口爆発につながりました。
それが21世紀になると、いよいよ地球環境に対して人口が飽和状態に陥り、21世紀半ばには地球全体で人口減少社会に転じようとしています。
それに向けて、今後は地球資源を消費しないための技術革新が進むと考えると、人間のテーマはしばらく資源のインプットに対してより効率的に多くのアウトプットを出す、生産性向上に多くの関心が向けられると思います。
その結果として、直近ではデジタル革命で生産性向上していく流れが加速しているのだと思います。
そうなると、いままではたくさんの人間が集まって同じような作業をして処理することが生産性向上の道筋だったのですが、今度は一人の人間がボタンひとつで1000人分の作業を代替してしまうようなことが起こってきており、個人が拡張しているのだと思います。
こうして、個人が拡張していった結果、個人の生存戦略としても他者とは差別化することが求められていて、それが多様化につながっているのだと思います。
そして、その拡張した個人が生み出す価値が大きく、さらにデジタル革命によって工場などの物理的な資産から、企業価値の源泉が人への依存度が高くなってきており、それが人的資本経営の流れにつながっているのだと思います。
まず、ここまではどう思われますか?
GPT-4先生の回答
【質問⑩】教育投資の考え方 企業会計原則の欠陥
ありがとうございます。
教育投資や人材育成に入る前にもう少しあります。
こうした流れの中で、企業価値の源泉が人的資本に寄っているのに、企業会計上バランスシートに人材の項目がないことがおかしいと思っています。
企業価値とは、将来の収益を現在の価値に直したものです。
バランスシートの資産の部は、その収益を生み出すものが資産として計上されているはずですが、なぜヒトが資産として計上されていないかが疑問です。
また、教育というのは将来に対して人間の行動を変えるために行う活動であり、単年度で収益に転換するものではありませんが、基本的に教育に費やした費用というのが期間損益として損益計算書に計上されてしまいます。
これも理屈がおかしいと思っていて、本来的には教育投資も資産の部に計上されるべきだと思っています。
まずはこの点に関してはどう思われますか?
GPT-4先生の回答
【質問⑪】教育投資の考え方 人的資本や知識資本を評価するための代替的な指標やモデル
ありがとうございます。
「人的資本や知識資本を評価するための代替的な指標やモデルが提案されており」と言われていた点に関して、現在はどのような指標やモデルが提案されているのでしょうか?
GPT-4先生の回答
【質問⑫】教育投資の考え方 人材価値の測定につながるSoulBound Token
ありがとうございます。
私は、遠い将来にこの会計基準が見直される時期がくると思っております。
ただし、それには、適切に評価するモデルや計測する方法が必要となります。
それの一つのアイデアとして有力だと思っているのが、ブロックチェーンの仕組みとSoulBound Tokenです。
SoulBound Tokenの概念は、他者に移転できない、個人に紐づいたトークンで、「移転できないNFT」のような概念です。
SoulBound Token(以下SBT)は、個人が他者やコミュニティとの間でSoulsというウォレットを持ち、その他者やコミュニティからトークンを発行され、そのトークンは他のウォレットに移転できないことから、ある種の証明書のような役割を果たします。
個人がさまざまな他者やコミュニティとの間に持つSoulsの中に、たくさんのSBTを持ち、その組み合わせやバラエティ度合いが「個性」として認識されるようになります。
そして、そこには、学歴や学習結果、修了証明、出席などの学習関連だけでなく、経験やスキル、支払い履歴や病歴なども保管されることになります。
これにより、デジタル上での信用度を表現し、測るための基盤が出来上がってくるのだと考えています。
そして、どのようなSBTを保有しているかが、個人の人材価値として評価する元のデータとなると考えています。
ここまではいかがでしょうか。
GPT-4先生の回答
【質問⑬】教育投資の考え方 教育投資マーケットの誕生
ありがとうございます。
このSBTの仕組みが発展し、何をやった人(=どのようなSBTを持った人)がどのようなポテンシャルを持っているかの情報が社会的に蓄積することにより、人材の市場価値を正確に割り出すことができると考えています。
少し前の企業会計に関するロジックと合わせて考えると、企業としては組織に人材を採用した時点で、バランスシートに資産として計上することができるようになります。
となると、とても価値のある人材を雇うことは、企業価値を上げることと同義になるはずです。
であれば、企業は人材に対して投資として取得価格を支払ってでも採用したくなってもおかしくはありません。
現在のプロスポーツ選手に支払っている契約金のようなもので、さらにそれが企業のバランスシートに計上することができるという理屈です。
もしそれが成り立つのであれば、教育投資によって得たSBTのポートフォリオが価値を持ち、他者から投資を受けるようになることで、教育投資に対して経済的な出口となる市場が出現することになります。
だとすると、これまでは主に親が負担して、しかもリターンを得ることがなかった教育投資に対するマーケットが出現し、投資家が参入することになってもおかしくはありません。そうすると、親の経済力による格差の是正につながるのではと考えています。
ここまでで、どう思われますか?
GPT-4先生の回答