セビージャひるね暮らし(20)
※2021年の記録です。
10.5 火 España旅行第20日目 Sevilla
8時台に目覚める。しばしベッド内でゴロゴロ。9時20分に活動開始。トレーニング。ドゥチャールセして身体を洗う。
朝食は、きのこ入りオムレツ。トマテ。キュウリ。パン・スモデナランハ。カフェ。
ニューズピクスにコメ。
11時過ぎに徒歩出立。アモール・デ・ディオス通りを歩き、エルクレス公園まで。細長い公園で、相当な面積だ。抜けてそのままさらに先まで。ラ・バルケタ橋を渡る。今は休園中の遊園地の前まで行ってみる。戻ってまた公園へ。実は一つ初体験に挑戦したいことがある。床屋だ。一軒良さげな店があったのだが、待ち客がいる。客が途切れたところで入ってみたいのだが…首尾はどうでしょう?
…結局入れなかった。他に床屋が無いかとそこらへんを歩き回ってみたが、バルや薬局はやたらあるのに床屋は一軒もない。いや、最初の床屋の並びにもう一軒あったが、客が二人、派手に染めた髪を編んでもらってる女子と、金髪モヒカンの男子だったので、ジャンル違いだろうと敬遠した。で、最初の店にはまだ「一人待ち客」状態。これは縁がないということだろう、とあきらめた。
そんなこんなで1万歩以上歩いて、ちと疲れたので、帰宅する。13時に部屋で昼飯。カップ焼きそばにケソ・アスル少し。缶セルベッサ。ベッドでゴロるが、ちとうとうとしたくらいで眠りには落ちなかった。
15時過ぎに起き出す。赤ビノ舐めつつ、執筆。ちと迷走して、形も味も全然違うスイーツの詰め合わせみたいになってるが、これはこれで良かんべえと。
18時過ぎにプチ買い出し。マス(スーパー)でウオトカと塩とトマテ3個。11.08。部屋戻って格納して再出立。またゾロ、エルクレス公園のベンチでポメってる18時50分。さあて、残り数時間の午後をどう過ごすかねえ。また川まで歩いてみるか。paseoパセオぱせおーである。
他にもう一軒床屋めっけたが、これまた入りにくい。バルは簡単なのだが、床屋は難しい。そういういうものなのだ、と理解するしか無かろう。
と、ロサからメールが来てた。写真2枚添付されてた。帰宅して返信。嫁さんにも転送する。
缶セルベッサに昨日仕込んだつまみ。燻製タラとハモン・イベリコ。こんなんで十分。適当飲んでとっとと寝るべし。赤ビノ追加。
「差別」についてちょっと書いておく。スペインにおいてはそこそこ厳格だ。先日、ロサとグローリアとだべってた時に、セビージャではチノスはほとんど見ないねえ、と振った後で、「ソロジョ」(おいら一人だけ)と言ったら二人とも瞬間凍結した。ロサが「アシアティコ」(アジア系)とフォローしたのはインテリだから。グローリアは事前にロサから、日本人のおいらに対してチノと言っちゃダメよ、てなレクチャーを受けていたんだろうと確信した。でも要はチノスなわけよ。支那朝鮮日本引っくるめて全部。そこでおいらはチノじゃなく、ハポネスだというのは、正直どうかと思う。同じアシアティコ(笑)として。そのへんの寛容さこそが、長期的に楽にやっていける秘訣なんじゃないか、と。
で、そのチノである自分は、ほぼオールタイム、マスク無しで毎日セビージャ中をほっつき歩いてるわけだが、白い目で見られたり、差別的言辞を投げつけられたことは、ただのいっぺんもない。これはセビージャ市民の「意識の高さ」の結果なのかもしれんし、単に「爺分類」に入ってて目に止まらなかったのかもしれない。多分、後者であるな(笑)
ウオトカ水割り。歯を磨く。執筆。
寝るーの1時06分。