アイヌ料理て嘘なの?
嘘ではない。
明治時代の出版物にアイヌ料理を取り扱った文献がある。
明治時代に出版されたアイヌ料理を取り扱っている文献:バチェラー『アイヌ人及其説話』『アイヌ・英・和辞典』バード『日本奥地紀行』開拓使『蝦夷風俗彙纂』村尾元長『あいぬ風俗略志』ランドー『エゾ地一周ひとり旅』。https://t.co/zkrVosPT5g
— Mark Winchester/マーク・ウィンチェスター (@archerknewsmit) November 14, 2017
あいぬ風俗略志(明治25年)
エゾニウ、羊蹄、野豌豆、など多数が紹介されている。
アイヌ民族否定論に抗する
アイヌ料理を「知らない」は「存在しない」の根拠にはならない。
アイヌの食文化は基本的に家庭料理だ。あるいは共同体の行事の料理だ。外食で食べる機会はほとんどない。専門店も少ない。だから和人が「知らない」「食べたことがない」「聞いたこともない」なんて当たり前だ。でも、だからといって「存在しない」などと主張するのはアホすぎるだろう。
— 丹菊逸治 (@itangiku) March 11, 2017
現在はアイヌ料理の認知度が低いため、嘘だとするデマが広がっているだけである。
わたしも3・4代前から道民だったけど、アイヌ料理はルイベしか知りませんでした。でも、アイヌについて調べたいと思い、東京のアイヌ料理屋に通うようになって、色々食べさせてもらって知りました。
— 亜_皐 (@K94_5010) June 8, 2019
知らないだけで、あるんですよ。