私だけの秘密にしている

2.11 土
　昨日も今日も夫も私も休みで家にいて、明日も明後日も夫も私も休みで家にいるはずなので、既に曜日感覚がない。

　8枚切りのトーストを買ってしまい、昼にホットサンドを作った。(8枚切りはただトーストとして食べるには薄いと思っている)

　いつもは2種類の具で作り半分づつを食べているけれど、今日は冷蔵庫に食材が少なく(休み前の帰り道、電車で酔ってしまいスーパーに寄れなかったのだ)、同じ具材。
　スクランブルエッグに炒めキャベツ、ベーコン、片方にだけチーズを挟んだ。
　ホットサンドメーカーを出すのも洗うのも面倒で、フライパンホットサンドにする。
　(フライパンで焼きながら、サンドウィッチの上に重石をのせプレスする。アナログだ。)

　食べていてふと、プレスする必要があったのだろうかと疑問に思った。トーストしてただ挟んだ方が美味しかったかもしれない。

こうやってプレスしている

　夫はチーズ入りの方が美味しいといい、私はチーズなしの方があっさりしていて好きだ。
　私はそのまま食べ、夫はケチャップを加えていた。

　少しだけ具材を変えて双方の好みをつくる。テーブルに調味料を出しておく。
　それは逃げ道を残す感覚に似ているなぁと思う。

　独身の時に男友達に「いい女は男に逃げ道を残す女だ」と言われた事をふと思い出した。
　「けれどもお前は逃げ道だらけでそれも問題だ。」とも

　私はいい女を目指していたし、今でも目指している。


夜、映画を2本見た。
・コンフィデンスマンJP　英雄編
・天使にラブソングを　懐かしい！

　映画を見ている間に、夫がコーヒーをドリップしてくれた。月に1度ほど何かの贖罪みたいにコーヒーをいれてくれる日がある。
　自分はお酒を飲んでいるので、全くの私のためだけのコーヒー。
　いれてくれるのは、昼間に一人でバイクで遊びに行った日が多いので(今日も出掛けていた)、本当に贖罪めいている。

　夫が入れてくれるコーヒーは実は少し薄いのだけれど、それは私だけの秘密にしている。