音読・身代わりのすずたん
はい、レリ~です。音読7回目です。
今回はアイヌの昔話をすずたんバージョンに
変えて音読をしています。
※萱野茂著
『アイヌと神々の物語 炉端で聞いたウウェペケレ』
(ヤマケイ文庫・2020年)の「身代わりの美女」を
土台にしているお話です。
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音読はこちら
https://stand.fm/episodes/60164f818ba7e124b21ee4a0
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💫音読あらすじ
私には父がいて母がいて何不自由ない
暮らしをしていた一人の若者です。
ある日父から隣村に遣いを頼まれ
隣村に行きました。
隣村の人々は大蛇に生贄を捧げなくてはと
悲しんでいました。
私が「神よ私はいつも神に供物を捧げている者だ。
村を救いたまえ」と
祈ったところ黄色くて丸いすずたんが
「トリカブトの神様です」と現れて
生贄の身代わりになりました。
大蛇はトリカブトの毒にやられてしまい
隣村が平和になりました。
だから子どもたちよ神々への供物は大切ですよと
言いながら一人の老人が世を去りました。
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💫本来のあらすじ
①主人公は物を返してもらう目的で近隣の村に出発
②夜を過ごすための小屋にいると美女が来る
③主人公の行先の村には生贄を必要をする
大蛇がいると美女が教える
④明日は美女=トリカブトの神様を生贄に
するよう主人公に美女がたのむ
⑤翌日になり、村に着いた主人公はトリカブトの
神様を大蛇の口に放り込む
⑥大蛇の体は毒で溶けてしまう&村が平和になる
⑦トリカブトの神様と生贄予定だった人間の女性の
両方を妻に迎え、子だくさん家族になる。
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💫感想
今回はちょっと趣向を変えてみました。
せっかく北海道にいるので北海道らしい
音声配信をしてみたいなぁ…の気持ちから
目を付けたのが、アイヌの存在でした。
アイヌの文化の特徴は
①神はいろんな物にいる
②供物を捧げたら神と対等である
③日ごろの行い&供物を捧げる大切さを説く
④昔話の始まりと終わり方が独特
の4つがわかりやすいように要約しながら
残したいところは残して作りました。
今回のような異例な回があるのも
個性だと思って楽しんでもらえたらと
思っています。
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音読を聞いてくれた方
&来てくれた皆さんに素敵なことがありますように
感謝☆。.:*・゜