Lorcana 第2弾環境 私見
年明けからこのゲームをやり始めた人間が感じた事をまとめておきます。
環境の中心 ルビーアメジスト(赤紫)
実際に使ったり使われたりしてみてその強さを実感。赤の誇る強力なカード達を紫のドローやバウンスギミックで支える。対応力の高さ、制圧力はトップメタにふさわしい。
上の画像を4枚ずつ積むだけで普通にデッキとして通用します。レンジはかなり後ろよりですが、序盤にも空白ターンが生まれにくいことも強さの一因となっています。
赤紫を喰うもの アンバーエメラルド(黄緑)
環境トップのデッキの存在になされるがままのロルカナではありません。当然対抗デッキが出てきます。
その一つがアンバーエメラルドです。このデッキはいわゆるメガハンデスデッキであり、赤紫がレンジの長さに強みがあるならば、さっさと手札を空にしてしまえばいいじゃないといったコンセプトとなっています。軸となるのが回避能力持ちの二人。手札を空にした時のゲームをたたむ力に優れたフリンと相手が手札を捨てる度にドローするプリンスジョンです。シンプルになんで回避能力が付いているのかわかりません。とくにジョン。このデッキの強みはハンデスギミックだけでなく、スティッチが入っていることでロングゲームになっても押し切る力が高い部分になります。
豪快かつ堅実 アンバースチール(黄灰)
全体除去が火力のみゆえ横並びに弱く、1VS1の出し合いでは赤の優秀なキャラクターに押され気味だった黄灰。ここにきて新たな構築、立ち回りでメタに上がってきました。
1Tクイーン、2Tクイーンシフトで3Tには5コストキャラクターが動く高速展開から繰り出す5コストソング。アグロデッキならば焼き、遅いデッキならば3T目のAWNW(A WHOLE NEW WORLDの向こうでの略称)だけでゲームが終わることもあります。その後は灰の優秀なファッティを投げつけてGG
クイーンでスタートできずとも、上記の2種8枚体制で5コストソングを踏み倒せる構築になっています。
1枚で無理ゲー サファイアスチール(青灰)
赤紫を喰うデッキの台頭により出てきたのがこのデッキ。全体除去にめっぽう弱いが、それ以外にはめっぽう強いため環境入りしてきました。
このデッキ、コグスワースがとにかくキツイ。本当にキツイ。wardにより対象に取れないため処するには基本的に全体除去しかない。対処が遅れるとビーストで手札を補充され、ベルに詰められと後手後手になってしまう為、全体除去以外には本当に強い。メタゲーム上の立ち位置が明確に表れるデッキ。
新たなるデッキ ルビーアンバー(赤黄)
全体除去を備えながら全体除去に強いデッキもここにきて登場。赤の要素は変わらず黄色と組んだ形
ディスカードからキャラクターを吊り上げるハデス、白雪姫。バニッシュされたときにトップを公開し、キャラクターであればただで場に出すムファサで継戦能力がやたら高いデッキとなっている。ドローがラプンツェル頼みのため、そこが改善されると大きく化ける可能性がある。