例え医者でも、感情には逆らえませんかね?

仕事をしてちょうど疲れたので、ちょっと休んでいたら、なんだかとんでもないものを見てしまったので備忘録として残しておく。

内容に関しては、どっかの誰かが出産に関して命がけというのはおかしいという内容のポストをしたからであり、それに対してお医者さんが反応したものをいくつか見たからだ。

他にもあったけど、あまりに載せるのは負担が大きいのでやめておく。

まあ、確かに命を落とすこともあるし、昔は大変だったのは理解できますよ。

でも、お医者様の中にデータ出している人もいますが、いまは10万人に3人程度だそうですね。

これは交通事故で死亡する確率と同じくらいです。

現在、日本では 1 年問に 10 万人あたり 4 人が交通事故で死亡しています。

chousahyo1-1.pdf (cao.go.jp)

もちろん、交通事故に気を付けましょうくらいはあるでしょうが、わざわざここまで大きな声かつ命がかかっていると大勢で集まって反論してくる姿はあるのでしょうか?

しかも、なぜか現代医療を持ち出さないと…という医療を使わないような過程を持ち出して危険性を煽るのってどう考えても無理筋ですよ(相手も医療を使う前提で話しており、なおかつ現代の数値を前提にしているから)。

昔を持ち出すなら、虫歯やちょっとしたケガ、風邪などでもかなり死の危険はあったでしょうが、それも現代ではそこまで大きなリスクにならないように、人類は進歩してきたわけです。

それらを持ち出して「かすり傷も命がけ」「虫歯も命がけ」「風も命がけ」とはまず言わないでしょうね。 まあ、よっぽどひどくなればまずいかもしれないから注意してねというかもしれませんが。

それらを考えると、不安を煽りすぎているように見えますし、ちょっと感情的になりすぎていて正直見ていて不安です。

特に、子宮頸がんワクチンやピルなどにて、リスクに対して「不安を煽ることはよくない」とエビデンスを基に注意喚起するのを、何度かお医者様から発言されていたのを見た覚えがありますが、今回の件はそれとは真逆過ぎないでしょうか。

むしろ、今やっている対応は、反ワクチンや反ピル側と同じように不安を煽っている側にも見えます。

私からすれば、(あなた方が感情的になる)特定の対象に対して軽んじたことについて感情的に対応しているように見えますが、少し冷静になってもらったほうがよろしいでしょう。

リスクがしっかりと下がったものにまで、そこまで過剰に煽っている姿は、かえって妊婦さんやその周辺の方に過剰な不安を煽っているだけなのですから。

お医者様なのですから、もっと論理的かつ冷静さを見せたほうが、もっといい対応ができるはずです。


ちなみに

同じような話でよく騒がられている低用量ピルに関してですが

“静脈血栓症発症により、致死的な結果となるのは100人あたり1人で、低用量ピル使用中の死亡率は10万人あたり1人以下と報告されています。”

低用量ピルと血栓症について | よくある質問 | ピル処方数日本一【ケイ・レディースクリニック新宿】 (klcs.jp)

となっていますが、リスクはこちらの方がやや低いものの、お医者様方はどのような態度を取られていましたか?そして、それに対して使用する女性側は今でもどのような態度の方が多いですか?

一度じっくり考えてください。


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