お好み焼き屋×グルテンフリー
小麦は危険だとかグルテンフリーが良いみたいな是が非論で誤って浸透していると懸念してます。
グルテンフリーというとレディーガガやミランダ・カーなど海外芸能人がグルテンフリーを実践していると伝わった時から日本でも話題になりましたよね。
伝わり方はこうです。
グルテンフリーダイエット
しかし、コレを日本語に訳すとグルテン除去食です。アメリカでの『Diet』とは~食事法的なニュアンスで日本のダイエット=減量法という意味ではありません。
では、グルテンフリーダイエットとは何か?
半世紀前、メキシコ政府が後ろ盾となりロックフェラー財団によって小麦には大規模な品種改良がほどこされました。
世界的飢餓の撲滅という大義名分のもと、病気や干ばつへの抵抗力を高め、収穫量を増やすことを目的に異種交配や遺伝子移入が繰り返されたのです。
いまや地球上の小麦の99%以上がそれらに置き換わっており、海外小麦には農薬問題、輸出時のポストハーベスト(防虫、防カビ剤)など、現代の格安な外国産小麦には問題点がたくさんあります。
この品種改良という名の遺伝子操作により、小麦に含まれるたんぱく質のグルテンの構造は大幅に変化しました。
まず、グルテンの含有量が莫大に増えてしまいます。
グルテンとは粉に水を加えて練ると出てくる性質です。
グルテニンとグリアジンという2種類のタンパク質があり、この2つが絡み合ってグルテンになります。
弾力性と粘り気があり、こねればこねるほどグルテンがたくさん出てくる性質であり、お好み焼きの場合、小麦粉によく冷やした出汁を加えて合わせてグルテンを抑える様に混ぜるのがポイントだ。
他の粉もんはグルテンをより引き出す生成であるのに対してお好み焼きや天ぷらなどは極力グルテンが生成されない様にするのは大きな違いだと思います。
パンはグルテンの力で膨らみ、うどんや中華麺のコシが出るのもグルテンならではの特徴である。小麦粉に加える水の量やこね方によって、まったく異なる生地ができ上がります。
さらに、グルテン中に含まれるグリアジンというたんぱく質も増やしていきました。
粘着力が増して加工品を作りやすくするためです。
問題は、このグリアジンというたんぱく質が身体に与える影響です。
・花粉症、アトピー、喘息などアレルギー症状の一因
・中毒性が強く、食欲を増加させる働き
などがあるとして、問題視されているのです。
しかし、最近ではグルテンそのものではなく、現代の小麦の品質の低下が様々な不調を引き起こすのではないかと言われています。
小麦粉を大量に使用するお好み焼き業界に在籍する僕としては、この問題は避けては通れない問題だと思っています。
そして、僕が提案したい解決策は元々お好み焼きの調理はグルテンに依存していないので、品種改良と農薬問題、輸送時のポストハーベスト問題が解決すれば安心、安全なお好み焼きを自信を持って召し上がって頂けると考えています。
解決する為にお好み焼きに使用する小麦は国産の有機認定された、いまだに品種改良をされていない貴重な「古代小麦」
現代の小麦を食べると体調が悪くなってしまう人にもおすすめですし、古代小麦は現代の小麦に比べ、全般的に消化が良く栄養豊富。また、小麦アレルギーやグルテン不耐症、セリアック病の症状も出にくいと言われています。
ただし、100%症状が出ないわけではないので特に小麦アレルギーとセリアック病の方は充分注意はして頂かねばなりません。
しかし、健康を意識して頂くには小麦粉だけ意識して頂くだけでは足りません。
WHO(世界保健機構)が推奨する一日摂取してよい塩分は5g未満であり、米国心臓学会によると3.8gだと言います。
しかし世界の99%の人は、その倍かそれ以上の一日10gもの塩分を摂取し、毎年多くの人が高血圧や脳疾患、心臓病等により死亡しています。
砂糖もしかりで、よほど貧しい国の人々以外、過剰に砂糖を摂取し、肥満等になりそれが原因で成人病になり死亡しているのが現実です。
しかし、外食産業の多くは大量の塩や砂糖を使用し継続的な健康的な生活への配慮はありません。
化学調味料、保存料や着色料も同様です。
理想とするお好み焼きの形は良く見えました!
僕は国産の有機スペルト小麦を使用して天然の出汁にこだわり、塩や化学調味料に依存しない大阪の旨いお好み焼きをご家庭に届ける活動をスタートしようと思います!
team OKONOMIYAKIとしてクラウドファンディングに参加し資金調達を目指すと共に個人投資家さんからも投資を募り、今後の活動を全てココで報告する予定です。
自分自身と自分が大切だと想える人がいる方々に、是非team OKONOMIYAKIへのご支援を宜しくお願い致します!
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