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コミュ障、オタ垢を開設する。



こんばんは。お好み太郎と申します。


先日、OWVが出演した
『推し活ピューロランドフェス』に行ってきました。

いままでOWVのライブにはひとりで行ったり、母や姉、高校時代の友人、会社の同期と一緒に行っていましたが今回は初めてQWVさんとの連番でした。

コミュニケーションが苦手な私がオタ垢を開設するまでの葛藤をお話しさせて下さい。




アカウントを作らない理由

理由は3つある。

まずはインターネット上での
コミュニケーションが苦手
なこと。
文字だけのやり取りだと、ニュアンスが伝わりにくい場面が多々あって相手にどう伝えればいいのか分からなくなってしまう。

ふたつ目は何年もずっと同じ熱量で推し続けることができない自分の性格。経験上、熱量が合わない人と一緒にいると苦しくなることは分かっていた。

そして自分自身、世間一般的に見ればオタクと分類される側の人間ではあるもののオタクが怖かった。過去に何をされたという訳でもなく、ただ漠然とした恐怖感・威圧感を感じていた。

だから自分のペースで、自分の思うように推しを見ることにしていた。ひとりで会場へ向かうのは心細いこともあったけど嫌いじゃなかった。初めて行く土地の景色を存分に見れるし、誰にも気を遣うことなく自由に行動ができるから。

でも、いつもどこかで友人と楽しみだね!と笑い合う姿に憧れていた。会場に行けば、久しぶりー!と会える友達がいることに憧れていた。




トライ!アカウント作り!

友達が欲しい!
今の使っているアカウントを作る前に、アカウントを作ろうと思った機会が3回ほどある。

1回目は2022年の3月。
Travis Japanが渡米を発表したタイミング。
ぽっかり空いてしまった心の穴を埋めるために、この気持ちを分かってくれる仲間が欲しかった。

結局は作らずに、元々閲覧用で持っていた鍵アカウントで海外の活動を追いつつ、寂しくなった時にぽつぽつ つぶやいてみたり、デビューが決まった時もひとりでひっそり喜んだ。


2回目は2023年1月。
Travis Japanのデビュー公演が良すぎて、
この興奮と感動を共有したくなってしまった。

もう作りなさいよ。なんならさっきの鍵アカでいいじゃない。と思うかもしれないが、同行してもらった姉に喋り倒したら急に冷静になったので見送ることにした。

そして現在もTravis Japanの活動を追うのには、ずっと鍵がついているこのアカウントを使っている。
嬉しいことや悲しいこと  良いことも悪いことも沢山詰まっているこのアカウントでこれから先も、誰にみられる事もなくひっそりと言いたい放題している。私がトラジャ担として生きるには、それが最適解なことに気付いた。




この時点で私のオタ垢開設大作戦は
終わりを迎えたはずだったのだが、少し時間が空いてまさかの3回目を迎えることに。


3回目は2024年8月頃。
OWVのことを話せる友達が欲しい!....かもしれない。これまで2回の失敗(?)を経験している身。それを経てもなお、オタ垢開設に踏み切ろうとしていた。

なのにも関わらずこの時、私はQWVに対して近寄り難さを感じていた。

SNSを見ているとOWVのファンは熱量がある人が多い気がする。まず、その熱量に着いていけない不安感。それに加えて、ファン同士の絆というか関わり方が濃いというか。もうすでにある輪の中に新規の私がズカズカと入って行っていいものなのか...。
この素敵な環境が私にとって大きな壁になっていて、なかなかアカウントの開設に踏み切れなかった。


3度目の正直とはよく言うが、3回目は一瞬だけアカウントを開設してタグを流したものの『やっぱり無理だ...』と怖気付いて速攻で削除し、大きな進歩を自らの手で無かったことにしてしまった。



ゴーゴー!アカウント作り!

されど、友達の欲しい季節はやってくる。

それを決定付けたのは2024年11月。
OWVとしては2度目。通算4度目の挑戦。
結論から言うと、私のオタ垢開設大作戦は4回目にしてやっと成功を収めることができた。



大きなきっかけは、OWVをほとんど知らない友人と参加したサンリオピューロランドでのハロウィンイベントと日本工学院の公演にある。


心のどこかで『付き合わせちゃって悪いなぁ』といった気持ちがあり、公演中も横にいる友人が楽しんでくれているか気になってしまいせっかくのライブを集中しきれずにいた。幸い付き合ってくれた2人とも、OWVに好意的な反応をしてくれたものの知らない曲で盛り上がるのは難しいはず。私も横が気になってしまうし。

本音を言えば、その友人が沼に落ちてくれるのがいちばん良いのだがそう上手くいかないのが人生。
悔しい思いを抱えつつアカウントを作り、今に至る。


入れば天国

インターネット上での友達作り。
今の時代当たり前になっているそれは、私にとって初めての経験だった。
返信が早い人、遅い人。返信がない人。
色々あるけれど、好きな物を心置きなく話せる関係がとても心地よかった。
私に足りなかったのは少しの勇気だけ。
親切な人が多いし、えらく高いハードルに感じていたものは何も無かった。


そしてOWVを見るために来場した2度目のピューロランド。初めてQWVとの連番。そして人生で初めてネット上で出会った人と行動を共にした日だった。

ピューロランド内でご飯を食べたり、メルヘン工房で推しのネームプレートを作ったり...
ライブが終わった後に"ここが良かった!"と同じ熱量で話すことができる人がいることが、こんなにも楽しいなんて知らなかった。


素敵な人たちと出会わせてくれてありがとう。
私の世界を広げてくれてありがとう。
温かく迎えてくれてありがとう。
優しくて面白いあなたたちが大好き。





ここから先は余談になるのですが
2024年1月14日OWV『MUSEUM』行ける条件は揃っていたのにも関わらず、当時の勝手なイメージ"ファンが怖そう"と"初めてでいきなり単独に行くのはなぁ"と萎縮してしまい行きませんでした。
その日から一年経ちました。OWVを好きになってからいちばん後悔してる事です。
推しが推しでいてくれる時間も私が推しを推せる時間も永遠ではないので、いつか訪れるその日までは悔いが残らないように、かつ自分が苦しくならないように楽しくオタクをしていきたいものですね😉



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