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2021年フジロックに行ってきた話。②

2021年フジロックに行ってきた話。①
の続きです。


前回は出発前抗原検索から、入場まで。
今回は会場内とステージ前の様子を書こうと思います。


とにかく人の少ない会場内

1日目、10時半のグリーンステージ

グリーンステージトップバッターのOKAMOTO'Sまで30分前ですが、ステージ前のモッシュピットにも全然人がいない。
グリーンステージのPA後方がこんなにガラガラなの初めて見ました。

これは3日目朝一番、Awesome City Clubの直前。
11時の少し前。直前なのにこんなに人が少ない。

わたしが撮影していた写真が朝一番ばかりなので、極端に人が少ない状態ですが、
公式発表では、来場者は8月20日(金) 12,636人 / 8月21日(土) 13,513人 / 8月22日(日) 9,300人とのこと

2019年は前夜祭も含めて13万人だそうなので
前夜祭を含めたら1/4
前夜祭を抜いて13万*3/4に対しては1/3の客入り

後述しますがステージ前の人の密集度も
通常のだいたい1/4かなと思ったので感覚は合っていたのかな。

こんなふうにnoteを書くと思っていなかったので、良い比較画像が無いのですが、朝一番以外でいうとこれは2016年のマンウィズ待ち↓

びっっっしり

そして今年のマンウィズ待ち↓

だいたいPAテント横くらいですが、マンウィズ待ちでこんなところで余裕持ってイス広げれる事そう無いぞ!!??
実際に演奏始まっても、この位置はこの程度の密度でした。
とても快適に踊れて楽しかった。

ステージ前は密なのか?

今年はできるだけ前の方で演奏している姿も楽しみたいアーティスト、ステージがあまり見えなくても生音だけでも踊って十分楽しめるアーティスト、初めて見る機会を得たアーティストなど、色々目当てが多い年でしたが、
今回は一番ステージに接近したとしても、PAエリアまでにしておこう。前の方は多分危険。
という思いが始めはありました。

しかし、1日目。
RED MARQEEにH ZETTRIOを見に行った際、
最初に思ったのは、後方からでもステージがよく見える!ということ。
わたしは身長が153cmと低いほうなので
モニターも無いRED MARQEEの通常時の人の密度具合では、ステージ上が全く見えず、ほとんど前の人の背中しか見えません。
それがこの日は後方からでもステージがよく見える。
多分、人が密集していないので、全体的に人の頭と頭の間に余裕があるから?

また、アクト中
「会場内はマスク着用」「モッシュ、ダイブは禁止」
など注意事項の書かれたビブスを着たスタッフが巡回しており、そのままステージ前方へと向かっていくので、これは、ステージ前方でも人が通過できる間隔が保たれているということか?と思いました。

そしてH ZETTRIOアクト後、一気に人が捌けて、RED MARQEEはほぼ空っぽに。
その時にはその次に予定されているTHE BAWDIESでやっぱり前に行きたい欲もあるし、中途半端な位置に居るより、最前列で前に人が居ないほうが安全なんじゃないか?という思いになり、くるりを捨てて最前列でBAWDIES待機することに。
理由は後述しますが、結果としてこれはRED MARQEEでは正解だったように思います。

これは人の捌けたRED MARQEEをステージ前最前列から撮ったもの。

会場全体に間隔確保のための「ここに立ってね」マークがされており、人が増えてきても、基本的に全員これを正しく守っているので、周囲の人との間隔が取られていました。

この印については、他のフェスに比べて間隔が狭いと言われていますが、わたしは他のフェスをテレビでしか見ていないので感覚でしか判断できないけど、確かに見た目では少し狭いような感じはしました。

だけど実際に人が立ってみると、前後左右に1人分は間隔があるので、単純計算で通常の1/4程度の密度になるのかなと思いました。

このマークのわかりにくかった点は、
よく見るフェスの間隔確保マーキングが枠になっている事もあり、ここではマークの上に立つべきなのか、マークの間に立つべきなのかで混乱している方も居ました。

しかしアクト前にステージMCからマークの上に立つのが正解だとアナウンスがあると、観客同士声かけしあって、アクト前には正しくマークの上に立つことができていました。

そしていざBAWDIESが始まっても、誰もマークの位置から移動することなく、声も発さず、その場で手拍子&ジャンプのみでコール&レスポンス
JIMもにっこにこで飛び跳ねて演奏していて、わたしもとても楽しかった…!!!

しかし、屋根付きステージだからかもしれませんが、盛り上がるにつれ、途中から少しだけ熱気というか湿度を感じたような気がしました。
なのでアクト中にマスクを外しての水分補給はやめておきました。

また、2日目は途中土砂降りになり、屋根のあるRED MARQEEに人が集結し、miletのステージが始まる頃には流石に足元のマーク間隔以上の人がテントの下に居たように感じました。
他の方のレポで読みましたが、今年初めてのフジロックという方が全体の7割で、雨具が不十分でびしょ濡れになっていた方も多かったそうです。
(この時自分は雨具フル装備だったのでテントの外からその様子も含めて鑑賞)

以上、アクト中の熱気と雨天時のことがあり、RED MARQEEでは前に行くなら最前列で正面の空間確保は正解だったと感じました。

RED MARQEEだけは他のステージよりもマーキングの間隔を空けておいたほうがよかったのかな。


ダイブのできないステージ前

昨日ちらっと書いた、ダイブのできない理由ですが
まず第1には、どのステージでも、観客の距離が十分空いているので、ダイブするにも人の上に上がれないし、支えて流してもらえない。

こちらは「亡国のフジロック」の見出しになっていた写真です。

©時事通信社

フジロック批判の記事でしたが、正直この写真が1番、ステージ前が密ではないことがわかる写真になっていたのではないかと思います。
そう感じるのは通常時の過密状態を知っている人だけだとは思いますが、少なくともデパ地下より密ではない。

これは1日目のSiMですね。
普段大暴れのイメージが強いSiMも
こんなに大人しく楽しんでいて、みんなえらい。

そして、もう1つダイブのできない理由として思いついたのは、THE BAWDIESの時に最前列に行ってみて気づいた事、
今年のフジロックはステージ前にセキュリティスタッフが全く入っていない。
常であれば、ステージと柵の間に
屈強なセキュリティスタッフが立ちます。
モッシュ&ダイブが激しいバンドになると
セキュリティの数も増えるし、屈強度もさらに増す。

今回ダイブが行われない前提だったから
セキュリティスタッフが居なかったのだとは思いますが、
セキュリティスタッフが居ないということは、
何とかしてダイブでステージ前まで流れてきても
受け止めてくれる人が居ない。
地に落ちて痛い思いをするのみ。
だからやっぱりダイブできない。

こんなダイブの止めさせ方があるのなら
毎年こうあってほしい!

ダイバーが頭上に流れてきて痛い思いをしたこともあるし、
帰宅したら顔に青あざができていた事もあるし、
何より、
かつてRED MARQEEでのthe Birthdayのステージで
一番前を陣取れた時、
中盤チバさんがステージから降りて端から歩いてきて
あと一歩でわたしの前まで来てくれるというときに
ダイバーが流れてきてセキュリティスタッフが間に入り
チバさんとわたしの間が阻まれ
チバさんはステージに戻っていったという
悔しい思い出があるので、わたしはダイブが嫌いです。
(完全なる私怨)

今年この状況でダイブした人が現れたという話は聞きませんが、入場前にダイブする気まんまんだった彼はあれからどうしていのだろうか。


トイレ

入場者が減っているのにトイレの数が減っていないのはすごくありがたかったです!
ものすごいトイレ行列にならずに済んだし、使用率が減っているので3日目のトイレが例年よりは臭いませんでした(例年よりマシ、というレベルですが)

そして手洗い場に用意されていたハンドソープがすごくいい匂いで、毎回手を洗うのが楽しみでした。
あのハンドソープ購入したいな…

また、トイレ付近に除菌ジェルが用意されていたのも良かったと思います。
ただこれに関しては完全に個人の好みですが、ジェルは出しすぎてベトベトになってまた手を洗いたくなることが多いので、足踏み式のスプレーのほうが良かったなぁ…
なのでわたしたち夫婦は自分で持ってきていたアルコール除菌スプレーを使用していました。


DAY DREAMING

毎年一回はドラゴンドラに乗って山頂に行きたい気持ちがあるので、今年は2日目に乗りました。

いつもは動物たちが自由に過ごす山頂も…
(これは2019年の写真)


今年は接触禁止。
とてもせつない…


今日はここまで。
次は会場マナーとスタッフ対応について書こうと思います。

お読み下さりありがとうございました。

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