子どもの最後の〇〇を全力で喜べるくらい子どもとの時間を大切にしたいけど難しいよねっていう話
ヘルメット治療卒業
私の子どもは生まれた時から頭の形が歪んでいた。
かかりつけの小児科の先生にも相談して、頭の歪みを改善するヘルメット治療を始めた。
治療期間は初夏から真夏にかけて。
低反発クッションが使われたヘルメットだから暑くて大変だったと思う。
頭の形も整ってきて、先日治療を終えた。
病院にいる間は「おめでとう!」という気持ちでいっぱいだった。
期間は半年ほどと言われていたけど、4ヶ月半ほどで終了。
暑い中、本当に頑張ったと思う。
でも、家に帰ってきてからはちょっと違った。
真夏の時期以外は1日22〜23時間つけていたヘルメットを装着していない。
お風呂から上がってヘルメットを装着しよう…と思ったけど、もう治療は終わった。
寝る時にヘルメットをしていない姿を見たのなんて数ヶ月ぶり。
そんな姿を見て、急に寂しさが襲ってきたヘルメット治療卒業の夜。
嬉しいのに寂しさが込み上げるのは全力で向き合えていないから?
ヘルメット治療の卒業は、卒業測定として病院に行ったから、この日が最後だと予測できていた。
でも、育児の最後の〇〇は事前に最後だとわかっていることの方が少ないと思う。
もうヘルメットをかぶったあのかわいい姿を見ることができない。
もう首がすわっていなかった頃には戻れない。
もう新生児の頃には戻れない。
子どもの成長はすごく嬉しいのに、寂しさも同時に感じる。
子離れできるのか心配になるくらい、これからこの寂しさに耐えられるのか不安になった。
何で嬉しいことなのに寂しさが込み上げるのか、すごく疑問だった。
私の場合、自信を持って「しっかりと向き合えた」と言い切れないからなのかも…と思った。
子どもとの時間は本当に大事だから、優先的に使いたい。
でも、そうも言ってられない。
家事もやらなきゃいけないし、育休が明けたら仕事にも時間を割かないといけない。
休む時間や自分のやりたいことをやる時間も必要。
結果、育児をしながらいろんなことを同時進行。
育児に満足できるほど力を注げていなかったから、もう戻れない時間に後悔しているのかな。
時間の使い方って難しい…。
今から時間の使い方をしっかりと見直す
育児も仕事も自分の時間も全部私にとっては大切な時間。
あとから「ああしておけば…」と思うことは極力減らしたい。
「休める時に休まなきゃ」
「育児はイレギュラーが多いからしょうがない」
間違いではないけど、そんな言葉に甘えていた部分も少しあるかもしれない。
育休が明ける前に、改めて時間の使い方を見直す必要がありそう。
削れる時間は無いか。
それをやる時間は本当にその時間でいいのか。
無駄な時間を過ごさないためにできることはないか。
育休も残り約半年。
育休が終わると子どもと過ごす時間が一気に減ってしまう。
その時になって後悔しないように、まずは今の時間の使い方を見直そう。