神無月
・神無月。かんなづき。Octoberです。
高円寺にあったBAR「October」は好きなBARで薄暗い店内には謎な磁場の強さがあり、初めてお会いした方が北九州の知人につながったり、頻繁には行けなかったけれど、たまに行くと偶然な出来事がたくさんあった。
ついに10月になり2024年もあと少し。衣替えもまだ全然していない。いきなり寒くなったりするから侮れない。
「極悪女王」期待どうり面白かった。作品をひとつも見たことがなく、ネットニュースでしか情報を知らなかった女優さん達のプロレスをする姿にすっかり魅了された。
スキャンダルから得られるプラスになるような事柄はどんな面からみてもホントに何もないのだなとも思った。どこまでまでが演技なのか分からなくなるくらい、女子プロレスの世界は面白かった。
ダンプ松本といえばちょっとエッチなドラマ
『毎度おさわがせします』なわけで、今思うとストーリーに関係なくエンディングに現れて暴れまわるシーンも極悪同盟が出ればお茶の間が盛り上がるほど人気絶頂だったんだなと記憶が紐付いて納得した。
10月のヘッダー写真はわたしの朝ご飯ビュッフェの一例です。これまた『東京ポッド許可局』で「負けバイキング」のエンディングで笑ったので今月はこれにした。ギリギリ食べたい物全部食べられたので勝ちバイキング。こんだけあるともう朝でもお酒、頼みたくなるよね。
・高校の入学式で隣の席だったつんちゃんと改めて再会。初めてのクラスで席が名前順で前後だったつんちゃん。ベリーショートでスリムできりりとした瞳にくもりない澄んだ声。
第一印象は少女というより少年剣士のような気配の人にみえた。陰気で怠け者の自分なんぞ「しっかりして!」と一喝されてしまいそうな
怖さもあり、話してみたらその印象とは真逆で名前のつんちゃんのツンな部分はなく、笑うと表情はまんまるになって柔らかい言葉使いの、優しい少女で、思春期満開の私でも安心して話すことができた。
当時私は絵本作家になりたかった。話していくうちにつんちゃんも絵を描くのが好きだと知った。私は人生で一度だけ描いた絵本をクラスでつんちゃんにだけこっそり読んでもらった。
後日、つんちゃんもまた自作のミニミニ絵本をプレゼントしてくた。
あの頃既につんちゃんはもう芸術家として始まっていたのだと思う。
今のつんちゃんが作品を通して伝えたいこと、表現したいことがミニミニ絵本にはもう描かれていた。芸術家として技術はそれからもずーっと進化し続けているだろう。けれど現在の作品と、あのミニミニ絵本を思いおこし比べてみたら芯の部分はもうあったのだ。
今年の二月に美術家のつんちゃんは「死ぬまで作り続ける」と話していた作品『あなぐまち』でみごとに第27回岡本太郎現代芸術賞「岡本太郎賞」を受賞した。すっご!と岡本太郎の太陽の塔が至る所にある我が家、めちゃめちゃうれしかった。つんちゃんすごいなー
その受賞作品を観に行ったのが再会の縁となり
15歳ぶりにつんちゃんとゆっくり話をした。
数年前につんちゃんからTwitterでメッセージをいただき、やりとりはしていたものの、高校時代はお昼ごはんすら食べた事がなかったかもしれない。
バンドで1stアルバムをリリースしたタイミングでハガキを送ってたのを大切に覚えていてくれたのがそもそものきっかけだった。
誰かれ構わず送ったDMではないけれど、そのDMをずーっと覚えていてくれたのは、つんちゃんくらいではなかろうか。
43歳になりいざ改めて再会したつんちゃんは
少年剣士のような澄んだまっすぐさを残したままだった。
髪こそロングヘアで自然な銀色になっていたけれど、入学式で出会った真っ直ぐな眼差しは全く変わらずだった。
友人知人でも緊張する会食だが二十数年ぶりにこうして向き合って話をするのがまるで当たり前だったかのように、私たちは小さな蝋燭の灯りを囲むように心を近づけあい、お互いのこれまでの話や作品のこと、魂のことを語り合った。
高校入学からしばらくして私はさっそく学生を脱線ぎみになり、友人グループも変わり、私の絵本作家への夢は圧倒的に技術才能がないことを知り、さわやかに空高く遠ざかっていった。
それと同じようにつんちゃんと話をしたりすることもなくなって行き、いつの間にか高校時代はお互いあまり関わる機会がないまま卒業したのだった。
そして、これまで全く知らない別々の場所、世界で生きていた時間を軽々と越えて、ふたりとも出会った15歳へ戻れたみたいだった。
つんちゃんは九州から東京へ度々来ることがあり、今回連絡をもらい場所をどこにするかを相談する際に私の勤め先の恵比寿を伝えたら、偶然にもつんちゃんは恵比寿に用事があるという。日にちも本来なら夜なないでダメな水曜日が会える日となり、まるで絶対に会うように流れができていたかのような再会。
散々話をして、さあお会計をして帰ろうとお互いに鞄から財布だせば、全く同じブランドの極小の財布を二人とも使っていて大はしゃぎ。
プチ鹿島さんの食い気味の「スピッてます。」が鳴り止まない夜だった。
・いつからか不定期に出現の増えた「ゆうれいスナック ニュー酉の」今回も西荻窪和食 なないにて営業いたしました。年内最後の営業でした。足を運んでいただいた皆さま、これまでの営業にご来店くださった皆皆さまに幸あれ、ありがとうございました。
年内ラスト営業はお馴染みNo.1スタッフ愛媛の奇跡なつみことなっちゃんと通常どうりの営業で、と、思いきや思いの外たくさんのお客さまにお越しいただき賑やかに健やかに2024年を
納め成仏しました。ほんとにゆうれいになったあの方も来てたかもしれないな。
全く二日酔いもだるさもなく元気なのはやっぱり良いワインは良い、QPコーワゴールドはめっちゃ優秀、気分がよいと疲れ無し。これですね。なっちゃんと一年間の営業を振り返る暇もなくバタバタと終電で帰らしてもらいました。南無。
ニュー酉の。幽霊粒子「ニュートリノ」とわたしとなつみの干支「酉」年を混ぜてつけました。ダジャレです。実はスナックニュートリノという名前だけは随分昔に浮かんでいて、まさか本当にその名前を使える日がくるとは夢にも思っておらず、愛とは目にみえはい永遠の研究テーマについて、私たちなりにこれからもよい夜を探して、頑張っていこうと思いました。
素晴らしい夜でした。ありがとうありがとうありがとう。
・勤務終え阿佐ヶ谷BAR鈍我楽へ。MV制作をしてくれている浩太郎くんと打ち合わせ。
自分が好きなMVってなんだっけな。訊かれた時にすぐに思いつかなかった。
ファズピックスはこれまでほとんどMVを撮らなかった。というか撮れなかった。
過去に1本だけ1stアルバムから「メロウスカイ」という曲のMVを作ってもらったけれど、今のようにSNS、YouTubeも当たり前ではなかったので、テレビやレコード店で使われない限り、我々を知らない誰かにMVを観てもらう機会がなかったのとスマホのない時代の撮影は予算がかかるというのが、MVを撮れなかった大きな理由だろう。
「メロウスカイ」のMVは深夜のローカル音楽番組のチャートと「めざましテレビ」でまだスズメも寝ている誰も起きていないような時間帯で流れた。
テレビで流してもらえただけでも今思えば奇跡だ。その動画でさえ今は何処で眠っているのかもわからない。
来年25周年を迎えるがMV撮影経験がないに等しく、どうみせたらよいのか自分のイメージを考えるのが難しい。
映画やドラマは大好きなのに、全くイメージが固まらない。自分のバンドのMVってどんなのが最適なんだろう。
脱線話と偶然来店したドラマーY、スタジオ帰りのOctober学くん関谷が加わり結局打ち合わせは深夜に。終バスを逃してタクシーで帰宅。
・霧雨の日。缶、びん、ペットボトル無事に出せた。不燃ゴミもギリギリセーフ。今日のお役目を果たした。このゴミ出しの一瞬で蚊に足を三箇所もかまれた。昨日も腕を二箇所。真夏には全く姿を見せていなかったのに。10月に慌てて活動をしているようだ。かゆい。この肌寒い時期になって。こんな風じゃ短歌や俳句の季語も変わっていくだろうよ。
秋の服をみに古着屋へ行こうか迷っていたら結局お昼くらいになってしまい、長風呂。
近所の蕎麦屋で朝昼ご飯、といいつつ瓶ビールと板わさ。だって、休みなんだもの。この店ではかなり久しぶりのあたたかいお蕎麦。たぬきそば。とても美味しい。これだったじゃん、大正解の選択に満足。あたたかい蕎麦の美味しい季節になりました。
来週分のおにぎりストック準備。鮭を焼きスタンバイ。お米が上手に炊けてうれしい。絶対に美味しいなこれは。梅と鮭おにぎり五つ。うひひひ楽しみ冷凍庫へ入れて完了。
母とビデオ通話が終われば外は暗くなっていた。霧雨散歩ののちようやく小腹が空き帰宅。いただきもののヤギのチーズで、あの名前が全く覚えられないスパゲティをつくろうとしたが、やっぱりあのロイホで食べて美味しかったポルチーニ風にしようと舞茸を入れる。
ヤギのチーズも多めに削り、胡椒、オリーブオイルをかけて完成。
これまたいただきものの吉祥寺のあの行列店のメンチカツを半分。浅漬けを添えて。
ロイホのポルチーニの感動にかなり近くまでは寄れたのでは。美味しかった〜
まだ早い時間。映画でも行こうか迷ったが雨で自転車は無理。
今夜はこのまま積ん読本をあれこれつまみ、
レコードを聴きながら、ゆっくりとカロリーの消滅するのを夜更かししながら待とうと思う。
・曇り日曜日。友人らとお昼から食事会。
新宿三丁目にて集合。知らなかった中華屋さん。大変繁盛しておりメニューも豊か、安くて美味しい。ボトルワインもあり非常によかった。時間も早く何か展示か映画でもいくかという話も出るが結局思い出横丁へ。海外からの観光客がひしめき合っている。日曜日は休みの店も多いのかなと思いきや営業している所も多かった。
選んだお店は創業60年の老舗で、マスターが手品をしたり、賄いのお味噌汁をお客全員に振る舞ったりとマスターの家に飲みに来たような空間だった。実年齢よりもかなりお若く見え、どこからこのパワーがみなぎるのか。羨ましい。
もう一名の友人の合流をまちながらだったけれど、13時からの飲酒で皆すっかり眠たくなってきてしまい20時には解散。
駅でスマホをみたら地元LINEグループが賑やか。明日手術を控えた友人への応援メッセージが連なる。病室でひとり不安な夜を過ごしている友人をそれぞれが励ます。友人はこれまでやってきた悪事を悔い改めるからと助けてくださいと神に祈っている。幼い娘ふたりに会いたい。病院に幽霊もいそうと心細くなっていた。
2ndアルバムをリリースしたあたりで母親の乳癌が見つかった。リリースあとはライブもあれこれあり忙しくしていた。宣伝にも力を入れてもらいタウン誌で特集を組んでもらったり、1stでデビューした時よりもデビューした感があった。スケジュールはライブツアーで忙しく、アルバイトも休みが増えた。必然的に給料は減って母と二人暮らしの生活に負担をかけまくっていた。癌が見つかった時に心のどこかで自分を責めた。自分だけのせいではないにしろ「良いことがあれば悪いことが〜」な正負の法則で、華々しいリリースの代償に母の病があるのでは。これまでひとりで家族の為にがんばり家族全員で甘えて母のエネルギーも乳房もぎとってしまったような気持ちになった。
母は手術前の夜、病室でひとりどんなことを思って過ごしていたんだろう。
友人の手術前夜の不安に触れて、随分昔の不安だった自分と母の事を思い、酔いも手伝ってポロポロ涙が出てきた。自分でも何に泣いているのかも謎だった。友人の不安な気持ちに重なった、あの時の不安だろうか。自分の過去に酔いしれて泣いているだけかもしれないし、こんな気持ちにつかりたくない。今日のエンディングがよくわからないところに辿りついてしまった。
最寄り駅につき散々飲み食いしたのに、なんだかまた腹がへりコンビニでミニスパゲティと唐揚げ串を買って帰り、太るやろうねと思いながら昼間話題に出た「GHOST IN THE SHELL」を観つつ食す。太るよ〜と思いながら唐揚げ棒まで食べて「あ、これみたわ」と思いだしたとたんに眠くなり食べてまもなく布団へ入った。
・昨日の食べ過ぎをカバーしたくて休憩時間などに運動してみたり。走ったり泳いだりをせずに何とかしようとしている。あがきまわる。
夜は新しいセイロが届いて嬉しくさっそく蒸した鯛、玉ねぎ、根野菜、皮なしのしゅうまいを蒸す。ゆで卵は明日用に味つけして冷蔵庫へ。
食事をすませ風呂屋へ。一日中眠たかったけれど風呂屋で目が覚めた。ゆっくり入り帰宅。
Netflix『川っぺりムコリッタ』とても良かった。ここ最近みた邦画の中で特別よかった。
音楽はパスカルズで作品にぴったりとあっていて素晴らしい。知久さんも川っぺりでムコリッタの妖精のようだった。
登場する人々の『死』との向き合い方によって、その人物のこれまでの生き方、今ある暮らしが太陽と月の関係のように映し出されていた。
太陽の光で月は輝き夜空に浮かび上がるように、私たちは昼間 肉体と精神を燃やしながら働いて、食べて、風呂入に入ってとそれぞれの陽をはなちながら生きている。
その生命の陽は時に意図せず冷たくなった他者の心を温め、そしていつか必ず訪れる月のように静かにこちらを見つめてくる己の『死』を照らしているように感じた。
肉体を離れ、夕空に浮かぶ巨大ダイオウイカのように宇宙へ還っていくその日までは、毎日毎分毎秒を飽きたり怖がったり、生きることからは逃れられない。
苦しい時には海にぽっかり浮かぶ浮き輪のような月(死)にしがみついて、溺れてしまわぬように息をして、死なないようにたとえ無様でも生きていこうね、という気持ちになった。
ラストシーンで主人公の山田の顔を見ているときハッと「なんかスピッツみたい」と思った。
唐突で説明ができないけれどスピッツの曲、とくにデビューアルバムや前期のアルバムはこの映画に近い温度・湿度・不思議な彼岸感を感じた。どの曲がというよりも前期のアルバム全体的に同じ香りがするような。
だからスピッツがこの映画の挿入歌や音楽が合うという話ではなく、音楽がパスカルズだからこの映画は完璧。映画を観てバンドを思うという感覚は初めてで、どこかスピッツだ〜と思わせる不思議な余韻も残った。
あとは墓石を売り歩く父子の姿は川っぺりの「無能の人」を思い起こさせて、いいわあこの親子、好きやわ〜。というくらい頭のてっぺんから足の指先まで、全身のツボをおされたような映画だった。
・一日中冷たい雨。寒い。衣替え全然やっていないのでどうしましょう。いつもより早めに勤務おわったものの買い物にも出られぬまま。
冷凍庫整理もかねて、あるもんで何とかする。
お粥は昼に、蓮根とじゃがいものとろみスープは夜のグラタンに。豚肉ピーマンもやし炒めと味玉、母のらっきょ汁につけた赤玉ねぎピクルスを今朝の浅漬けの残りと混ぜて。今夜のメインは海鮮春巻き。春雨をいれて初めて作ったらとても美味しくできた。1本半も食べてしまうた。
晩御飯の支度中にブランキーの過去のライブ配信を知る。3曲くらい観れた。ベンジーがかわいい。
かわいいって言ったら失礼なのかもしれないけれど、1992年のベンジーは髪型、服装、声、立ち姿全て完璧。そしてかわいい。
袴田さんの無罪確定ニュース。88歳、お姉さんは91歳。ようやく。本当によかった。
人が人を裁く間は、利権や政治的な闇が付き纏うのではないか。袴田さんが囚われた時間分だけ、その根深さを表していたのではと疑ってしまう。
事件発覚当時に生きていたら報道の仕方、見方で自分もやすやすと犯人を決めてしまったかもしれない。情報はいつも危うい。
AIが事件のあらゆるものを計算、証拠を検査して、人類を平等に判定をできるようになれば、冤罪ってなくなるだろうか。人の心が冤罪を生み、人の心で冤罪から救うしかないのか。
・同僚が急遽お休み。ハイパーダッシュマシンと化していつもの何倍もの速さで仕事。
ほんとにマシンだった。今夜はなないで早く終わりたい日に限って。毎回お待たせしてしまうのが申し訳なく今夜だけはと思い念じるほどに昼間の仕事が多くなる気すらしてくる。結局ハイパーダッシュマシンは約7時間が体感3時間くらいで終わり、ようやく退勤のち今は電車です。今宵は満席と知っていながら。皆さまどうか、ゆっくり楽しんでいてください。お願いします。ここで言ったとて。中川さんもう少しひとりですが頑張ってください。
お昼にSpotifyで『奇奇怪怪』拝聴、めちゃよかった。
スレッズのきみが悪い感じは「わかるわかるわかるー」と思っていたのでスッキリ。TwitterことXももうほとんど使わなくなった理由と異なりスレッズの見ていていやあな気持ちになるの、私だけじゃなかったんだと思った。
理由はほんとに同じ。聴いてみてください。
私も陰謀論やスピの扉の前には立っているんだろうけれど、重く硬い扉。
持論としては素直で自己肯定感が強い人の無意識にある弱さ、裏面にある恐怖心にスピや陰謀の細胞はくっつきやすいんではないかと思っている。私は自己肯定感ひくめ、歪んだ認知と心よりも頭の弱さによりスピや陰謀論はミーハーなおもしろコンテンツとして距離をとってしまうのでは。と思っている。勤勉で真面目、素直な正義感をもつ人ほどサッとさらっていくような。自己肯定感とかいい出したのもインターネットを使はじめて知ったな。何言ってるか意味不明になりはじめました。やめましょう。
さあ、次は西荻窪。また明日。
・なないから帰宅後気絶。昨日は姉ゴリ推しのPOLAが開発している靴下「MAEÉ」を初めて履いての出勤。とにかく浮腫まなさがすごいと大絶賛だったのでこれまたお得だからと3足を購入。はっきり言って靴下こんなに高いの履いたことないから、服買えるやんと思いつつ立ち仕事あとの変形したような浮腫かたや疲れも改善されることを願って購入したのだった。
因みに母も購入した。靴下だけにデンセンしている。その効果やいかに。確かにむくみがほとんどなかった。むしろ足首が浮腫まないからふくらはぎが浮腫んでるのでは?と思ったが、ブーツを履いて重かったわりに、足の重さは感じられなかった、ような、気はする。
明日も鈍我楽のお手伝いで、昼間から夜中まで
動くので靴下、いかがだろう。少しぴーーんとツッパらせすぎたかもしれない。やぶれたら悲しい。この価格ならマジで何年でも履かせてくれよな!
POLAは母が昔勤めていたので、商品が自宅にあちこちあった。ストッキングが最強に無敵というのは昔から知っていた。POLAのストッキング100年履けそう。デンセンしない、毛玉できない。いや、単に私が冠婚葬祭のみでしかストッキングを履かず毎日履かないからか。にしても、かなり最強だと思う。
たっけー!と思うけれど、高いだけはある。
あと基礎化粧品も抜群にPOLAはいい。違いがハッキリとでる。もちろん買わない。高いから。実家に帰って母のを使った時にお試しして知っている。最近は母もインスタで謎のメーカーの謎化粧品を購入しているのでそれはあの忌々しいパーカー事件を思い出すので、謎メーカーのネット通販商品はほどほどにしていただきたい。が、本人がそれが良いのだから仕方ないよね。
・7時半起床。半裸でベランダのプランナー水やり。かぼちゃの花が咲いていた。朝日に輝いて心ふああとなり半裸で激写。感動した。種から咲いた。当たり前だけど当たり前じゃないくらいうれしい。
目の前にひろがる畑の野菜直売店はもう閉店してしまって、冷蔵庫の野菜室がもうあとネギの緑ぶぶんが少しあるだけ。ご夫婦の野菜が日に日になくなっていくのが寂しかった。野菜がすっからかんになった頃、その畑のかぼちゃからとって土に植えた種から花が咲いて、気持ちもふああと咲いた。かぼちゃの花、初めて見た。
花を激写して服を着て出勤。今朝はようやく秋晴れで気持ちよい。
会社に着き椅子に座るなり地元のグループLINEがあがる。親友のお父さんの訃報。10代から家に出入りしていたのでよく知っている。彼女がとにかく両親を愛していることも。
たまらず迷惑を承知で電話したら親友と話をすることができた。今すぐにでもすっ飛んで行きたい。「どこでもドア」があれば。あれさえあればマジで。他の友人らも通夜や葬式の連絡を取り合い手際よく話がまとまる。皆集まってお別れの挨拶に行くという。私も行きたい。
ここ数日はSpotifyで『サタデーナイト⭐︎仏教』と『島田秀平とオカルトさん』を交互に聴きあさっていた。仏教の視点からの「死」と
オカルト話の「死」は全く違って面白い。
映画『川っぺりムコリッタ』といい友人の手術、親の死と今週はそういった生と死を考えることの多い数日だった。
オカルト話では幽体離脱して魂同士で会話をしたりする人が存在するらしく、それが嘘か本当かは置いといて、めっちゃ羨ましいなと思って聴いていた。まさにこんな魂だけ飛ばして行きたい時、どこでもドアが出来上がるまでは生きられないだろう世代の私としては幽体離脱めちゃくちゃいいなと思ってしまった。
驚いたのは体に触れずにエネルギー同士でセックスのようなこともしているという。なんじゃそりゃの世界でオカルトは未知だけど、宗教でも科学でもないのに突き詰めたらそういった分野につながっていくのではと思った。
仕事終わりは阿佐ヶ谷BAR鈍我楽へ。前半のんびり営業だったので、お客さんや店主るいちゃんから気前よくワインをいただき気づいたらはちゃめちゃに酔っ払っていて、助っ人として行ったはずが最後はテーブル席で酔い潰れていた。ありえない。申し訳なかった。
【まとめ】
朝かぼちゃの花にときめき、親友の電話で涙をながし、お昼に食べたでっかいかったいごっついゲンコツみたいな唐揚げで口内を負傷しへんなできもんが頬にでき、夜は鈍我楽でにこにこ楽しく、ワインで潰れた。修理したばかりの指輪がまた壊れた。あの靴下で全く足は浮腫んでなかった。どこでもドアが欲しかった。
・最高の秋晴れ、最高の気温、最高、最高最高、最低なのは二日酔いなだけ。こんな気持ちのよい土曜日に二日酔いかまして候。体をくの字にしたまま米を研ぎ、しじみ味噌汁と鯖の油味噌漬けを焼き朝昼ごはん。二日酔いのくせに飯は絶やさない敵ながらあっぱれ。え誰。
あとは茶碗洗いは諦め家中の窓をあけて布団へGOGOへぶん。爽やかな風がカーテンを 寝息で膨らむお腹のようなリズムで揺らして最高な天気〜でもまだ気持ち悪い内臓〜とうっすらと昼寝。夢をみたりみてないような浅い昼寝。
起きたら日が沈みかけていて、あ、終わった、私の三連休おわたーと思って巻き返し。
ようやく重たい身体が動いて身支度、玉子がないし買い物をしようと西荻窪へ。
ファームスーパーみたいな所で玉子と適当に野菜を買って古着屋へ。秋物をさがしに。買うか悩んだテーブルクロスを今日は我慢したが、あれやっぱり買ったほうが良いきがしてきた。
テーブルクロスばかり小さいテーブルにややあまりすぎるクロス。でもかわいい。
好きな焼肉屋で何もしていない出遅れた一日を取り戻しに入店。優勝、大優勝しました。ありがとうありがとうありがとう美味しいお肉。何もしていないのにものすごい達成感。
その後なないをひやかしに立ち寄りワイン2杯飲み、久しぶりに食べたい品を頼み、お客として楽しませてもらいました。アスパラのご飯が美味しすぎて、栗の渋皮揚げ菊花あんかけそれは秋のよろこび。マスカルポーネでフィニッシュ。贅沢しました。明日は一万歩あるこうな。
・昨日何気なく日記に書いた「一万歩歩く」という一言により今日はほんとに良い天気の中一万歩を歩いた。正確には11278歩。言って(書いて)みるもんだな。それがちゃんと今日の目次となった。
連休中日の晴れた秋は、みんなみんな外へ出たがっているのかもしれない。公園へいけばテーブル席がなくなっていた。
朝昼ご飯を弁当とおつまみにして缶ビールを1本。おにぎりに唐揚げ、春巻き、卵焼き。
やっと活動を始めた蚊と小競り合いながら完食。公園をぐるっと一周し、知らない裏道を通り氏神様までお参り。「知る者は言わず、言う者は知らず by老子」と大きく書かれたポスターが看板に貼ってあった。SNSの民は過半数がこの呪文で自分もろとも蒸発してしまいそう。けれどSNSなどなかった老子の時代。SNSの民は私生活で「言う」をしない、出来ない人のたまり場な気もする。老子のこのつぶやきインターネットなしでよくこの時代まで拡散したもんだ。老子を知らない人が老子の有り難みを語り継いでいったからなのか。堂々巡りになりそう。たった一言で脳みそも歩きまわった。
一万歩を達成したので銭湯へ。まだ明るい時間の銭湯大好き。みんなもきっとそうなので銭湯も賑わっている。どーーんと太ももに立派な入れ墨入ったご婦人がいらして正直驚いた。なんだ、銭湯、いんだ、いいじゃん。
暴力団お断りの意味からなのか入れ墨、タトゥーありは入浴お断りの看板、そろそろ無くなってよいのではと思う。これだけ海外の人も増えて、暴力団が消滅している中で。やはりトラブルも多くなるのか。人の善し悪しが肌や目の色でわかるわけなどない世界で。
夜の街、良さげなお店はどこも早い時間でも賑わって座れない。ほどよいお店でほどよく晩酌し帰宅。
朝干した洗濯をたたみ、24時前に日記をかきながら寝落ち。実録!パーフェクトデイズ!
・連休の最終日は渋谷へ。
また駅工事で出口が謎になっていた。指輪を修理に出したり、注文の品を受け取ったりと細かい用事を済ませて兄と合流。この秋晴れの日に
北の国からの黒板五郎のような分厚い襟にも毛がついた革ジャンに、これまた冬のような素材の帽子。はるばる小樽からきたのかと思ったが、丸の内線で来たという。ひとしきり暑いやろ、暑くないのやりとりをして兄から「一緒なら行ってみたい」と言われていたウーピーゴールドバーガーへ連れて行く。
本日3回、4回目だろうか。相変わらずの迫力、童心を呼び覚ます漫画ビジュアル。かっこよい。見た目100点、味も100点最高!何よりこのサイズでも完食できた上に胸焼けしない。
見た目も最高で性格までいいのかよ!という感じ。遅れてひとみさんも参加、三人でわいのわいのとビール、ワインと合わせていただき準備はバッチリにして渋谷HOMEへ。
今宵は関谷謙太郎&October
1st EP "LIFE GOES ON"リリースライブが本日のメインイベントだ。友人、お客さんも沢山集まっていた。
ファズピックスでもベースを弾いている学くんもOctoberでステージに立っている。
このライブに向けて新曲2曲も披露しており、初めは一夜限りのOctoberかとおもいきや、
こうして新に自主レーベル「ニューライスレコード」を立ち上げ門出の日を迎えたのだった。
新米というにはベテラン揃いだけれど、その心持ちは確かにフレッシュで、ステージから感じられるメンバー4人の演奏は澄んでいた。
土にまいた種から芽が出て、ついに朝の日差しに向いて咲いたような、先日ベランダのプランターで咲いたかぼちゃ花のように美しかった。
音楽や感情を花で喩えたりして非常に短絡的すぎるかもしれないけれど、最近の中で私がときめき、美しいと思った花であり新鮮な気持ちだった。一番あのときめきに近い。
花屋の名前は知らない洒落た花の花束も美しい。特別で最高な記念日の贈り物。
情熱は常にバラの花だと決めていたけれど、それとも異なり、今夜のライブは種からみつめ続けてきた毎日の、皆が知っているお野菜の、それなのに花の色すらしらずにいた、あの薄黄色のかぼちゃの花の咲いた歓びみたいだった。
野菜の花、贈り物にはならないだろう。実は付かないかもしれない、けれど毎日のささやかな楽しみで、その花びらや葉のうぶ毛に水滴ひと粒ひと粒をまとい、朝陽に輝いている姿は本当に美しくて、私の毎朝を柔らかく優しくしてくれていた。
見た目はハイビスカスや朝顔のような形にも似ていて、薄黄色がほんとうに控えめにかわいらしく、嬉しかった。
こんなに小さくて誰が知るわけじゃない、たったひとりの私やあなたの日々が続いていくのなら、最後の最後まではわからないことだらけだけれど、今をいきいきと咲いてる花を大切に見守り、このひと時を愛しく愛しく静かに穏やかな気持ちで見つめていたい。
聴いている人それぞれの暮らしの中にあるささやかでも頼もしい自分だけが知る思いの結晶。『LIFE GOES ON』とはまさにそういう曲だと思う。
わたしには毎日訪れる新しい朝の、小さな歓びの花たちが集まったような一枚。
本日のライブの感想は素晴らしい以外なく、控えめに花を添えるようなステージには到底思えないはど完璧な(the)bedsのライブ。
兄への深い尊敬と親愛を最高の演奏で表していて、弟たちもかっこよかった。
関谷謙太郎&October。まだまだ新米だそうでこの季節、お早目にこの一枚、一曲ぜひご賞味くださいませ。
親愛なるわたしからもリリースおめでとうございます。
・週明け、二日酔いなし!おけ!上等!
ひやひやしたが仕事量は程よい感じでへとへとにならず余力ができた。録りためていたドキュメンタリーを観る。「映像の世紀バタフライエフェクト〜」「ETV特集」「ノンフィクション」イスラエルとガザの特集番組も。どれもこれも現実世界の話。普段何も考えてなさすぎてシリアスなドキュメンタリーを欲しているのだろうか。体調健康な時は特にそういった作品や番組を選びがちな気がする。
気持ちが参っていたら何もかもにしらけてしまうけれど。
十三夜の月は冷たい光にぼやけて美味しそうだった。
朝昼ごはん
・肉ごぼう天うどん
・中華おこわ焼きおにぎり
夜ごはん
・ボンゴレ
・レタス人参のサラダ
・ヒラメのカルパッチョと刺身
中華おこわはカルディで買った素を使い、セブンイレブンで買った「焼きマロン」を梅干しのようにおにぎりに入れてみた。この栗便利。
ドリアにいれたらアンタ、ロイホのコスモドリアになるやん系。
・秋、気持ちが良い。昼休みはビルの屋上でSpotify奇奇怪怪ききながら手製のおにぎり弁当を食べる。夜は出かけるので身軽におにぎり。朝弁当作れた日はラッキー。気持ちがよい。
今夜の手土産などを探す為食べてすぐに屋上を出る。
酒屋を2軒、花屋と本屋をさーっと覗く。
休憩1時間はあっという間。
仕事終わりに下見したお酒と(ポッドキャストで思い出した山椒焼酎)
本屋で買ったバースデーカードにメッセージを書きつつ久しぶりに字を書いたら汚すぎて我ながらどん引きしつつ包装を待ち、全てを整えて花屋へ行く。秋らしい色合いの小さな花束と酒を持って急ぐ。
今宵は友人夫婦の営む居酒屋にて遅れまくりな周年祝いと誕生日祝い。
水曜日なないはなっちゃんと交代してもらった。
久しぶりのお店でゆっくり飲み、しっかり食べてケーキなどいただき、こちらも贈り物を渡しての愛の物物交換会だった。
月が綺麗で万事うまくいった一日だった。
気持ちよい。
・窓の向こうから近所の子の怒りの声。
「ほいくえんいかない!ほいくえんいかない!
どうがみたい!けーたいかして。けーたいかしてよーー!」朝から強い泣き声で目覚める。
母親も怒りの応戦かと思いきや、こちらには聞き取れないくらい小さな声で却下を穏やかに伝えており親子の交渉は10分ほど続く。
平日はだいたい毎朝。子も親もどちらも朝から熱烈で大変なエネルギー。偉いなあと呑気にぼちぼち目覚める。
せっかちな自分など秒で全部投げ出したくなるかもしれない。
いや私じゃなくとも、あのお母さんも毎朝のひと試練に常に放り出してしまいたいと思っているかもしれない。毎朝の本気の怒りの訴えに「慣れる」などあるのだろうか。
まだまだその息からミルクの匂いが香ってきそうな可愛らしい声で『携帯』とか『動画』というギャップを感じるワードに、うっすら寝ている状態で思わず笑ってしまった。
小さいもんな。大人の私だってまだ布団だもの。小さいのに偉いねぇ。
どこまでも呑気、そろそろベッドから出る。
世の中の父母、あるいは小さな子を育てている方々の暮らしは「愛しい、かわいい」とはまた別のところで、愛情の重さと同じくらいに、
子と己の心身を支える為のエネルギーも必要だろうなと想像する。
毎日。本当に心の底からすごいことだなと尊敬します。
また別の朝。こんどは別の親子の朝の音で目覚めた。年頃の少年と母親の朝の一悶着。
「考えなさいよ!スマホやめなさい!いいかげんにして!」母親のカン高い怒りが聞こえてくる。少年の声は全くしないけれども、ドアを強く閉める音、物を使っていらだちの返事をしているようだ。時折、声変わりしたてのような低い小さな声がぼんやり聞こえる。そろそろ私も起きなくては。
だいたい朝はこんな感じ。子供たちはスマホが大好き。私も叱られる彼らをからかってる場合ではない。
付き合いの長い友人に「チダさん結構スマホ触ってるってイメージある」って言われて「え!そんな風にみられてたん!」と、とても恥ずかしくなり、その日は眠る前までずっと考えてしまった。
電脳時代が到来したらスマホは化石みたいになってスマホまだ持ってるんですね〜!へー懐かしい。ってなるかな。
電脳化したら、SNSってまた違った関係になりそう。
・仕事終わり友人たちと高円寺の居酒屋へ。
あまりにも店主が不機嫌で名物を通り越して気疲れしてしまう。不機嫌をありがたがる感覚はあまりない。24時には帰宅して早寝。月が綺麗だ。
・用事の帰りに大宮で食事。『大宮サンセット』ってスピッツの曲があるので大宮の人、羨ましい。安くてよい居酒屋が見つかりさらに大宮、いいなあと思う。駅の大きさは日本で9番目だそうで、そらあデカいわ。
新宿や渋谷と違うのは地元ぽさと、観光客や海外の方が多くなく若者が多いなと思った。
日本酒を飲み過ぎて帰りの電車で立ったまま居眠りしてしまう。
全く関係ないが最近前髪が「ミニモニ。」時代の辻ちゃんみたいになってしまっていて気になる。どうしょうもできない。
数日日記をあけてしまった。毎日更新を心がけていきたい。
・月曜日。大幅残業、ありもので晩御飯を作る。寒いから鍋が一番ベストなのに買い物に行くにはもう遅い。れんこんの挟み揚げにあんをかけて、手羽元焼き、レタスみずなサラダ。
根野菜きんぴら。ワインも切らしたので焼酎1杯。
先週のTBSラジオ『脳盗』聴き逃していたのを今回のゲスト武田砂鉄氏が後編だった事で知る。ショック。アーカイブはもう期限切れており拝聴できない。後編の今回だけでも聴けてラッキーと思うしかない。何せ面白かった。
声から漂う信頼できる感じ、人が違ったらいじわるな視点や皮肉になりそうなコメントが、何故だか全然そう感じない。「面白い」に変換されてしまうのは砂鉄氏がほんとに面白がっているからだろうなと思う。
全くつまらないと思うラジオ番組を聴いたり、つまらないと感じる人や感覚すらも粗末にしない考え方には大賛成というか、わかるわ〜と安心する。
自分が何を大事にしたいか、しているか、してきたかが案外間違っていなかったかもと思えるような話が聴けて、やはり安心と信頼の人だった。前編きけなかったの悔しい。
『流通空論』でオモコロ編集長の原宿さんがつまらない事を面白がるというような話していて、その考え方にも共感した。
どちらも価値がわからない「つまらない」に対して誠実に向き合って、しかも独自で面白さを発見していく。それってめちゃくちゃ根気がいるし愛無くしては無理じゃない?と思う。
・仕事終わり、ワインがないワインワインワインと思いながらいつ買いに出るかを考えながらあるものでつまみを作り出来上がる頃にはもう20時半過ぎで出るのを諦める。21時までに晩御飯の箸を置きたい。ゆずを絞って酎ハイ2杯。先日の北九州帰省で購入した「相撲味噌」がピリ辛で味付け入らず便利。もやしと茄子とピーマン牛肉で炒める。キャベツ千切りは面倒でもスライサーで切った方が断然わたしの百切りより美味しい。
ご飯の洗い物はせずにそのまま宿題作業。
週末までに何とか。ほとんど進まず輪郭だけを描いたような感じ。
ああビルボード行きたかった。地元の先輩方のお誘いも行きたかった。中村さんの展示もいけなかったな。カラダひとつ全部全部は無理ナンデス。今週は宿題と己の課題。黒崎マーカスまでが怒涛。選挙もある。風邪をひかないようにね。
・水曜日なない。よい営業。もう眠る準備バッチリ風呂も入ってシャンプーのかおり漂う常連さんにようやくようやくワインをいただき、もう、やっと完成。
ここ二日ワインワインワインと唱えながら買うタイミングなくワインワインしていたのでそらあ美味しいです。なないワインはハズレなし。グラスも素晴らしいので格別なので、ワイン、やっと会えて朗らか。
賄いをいただき、T TIME。来月は色々とイベント目白押しでザワザワしちゃう。
11月のマーカスライブに向けて友人達に連絡。
ボウリング時代の友人達の近況を知る。
皆元気そう。それだけで何より。
柴田聡子ニューアルバム聴きながらバスで帰る。
・朝から身体がだるくて頭痛。熱は無いけど全体的に重い。なのに『スタ丼』くらい豚肉と玉ねぎの丼ぶり飯は作って食べる。味噌を切らしたまま、パスタも切らしたまま、買い物にも出られず仕事終わりはあり物で。ずっと眠たい一日だった。食事をしてすぐ寝るわけにはいかず、かと言ってシャッキリもせず。体力が欲しい。
Netflix『クリーピー 偽りの隣人』を観る。面白かった。2016年。全然知らなかった。
香川照之の何を考えているか分からないちょっと狂人な役、ゾクっとほんとに怖い。
西島秀俊はドラマ『悪魔のKISS』の頃から好きで、ずーっと長く好きな俳優だ。
とにかくスーツ役が多いけれど『純情きらり』での和服姿に津軽弁『Dolls』での言葉少なくボロボロな姿がの役が特に好きだった。
もう10年以上前、新宿御苑で働いていた時のビルのすぐ下で映画の撮影をしている姿を遠くから見たことがある。遠かったけれどスーツ姿の西島秀俊様は職場のみなれた近所の風景を、映画のスクリーンの景色にかえてしまうほどスラリと美しく、輝いておられた。
作品を観てカッコいいわ〜と思うばかりでパーソナルな事は一切知らなかった(とくに調べたことがなかった)が、暴力温泉芸者も好きでスピッツも好きという情報をついさっきWikipediaで知り、密かにスピッてない?ほら、だから私ずっとやっぱり。みたいな誰にもわからない納得を果たしている。(Wikipedia風)
・金曜日。出勤後に皮膚科へ行き、駅ビルで先日みたピアスと指輪を数日考えてやっぱり買う。昨日、今日と休肝日なので映画を観よう観ようと思っていた『ナミビアの砂漠』を渋谷で今夜観るぞと思っていたが皮膚科が予定より長くかかり時間が間に合わなかった。もうひとつ終わりそうな観たい作品『憐れみの3章』がシネクイントで時間もちょうどよいのがあった。やった。しかもシネクイントだ。奇奇怪怪のアニメコマーシャルも見られる!ラッキ!レツゴ!ただ2時間半以上の映画も久しぶり。
集中力もつかだけが気になった。終わりは23時すぎるので何としてでも夜ご飯食べておきたい。渋谷の元祖寿司ってどうなんだろなーと入ってみたら良かった。海外のお客だらけの中、上映まで時間はあまりない。「えんがわとあじシャリ小で」と注文したら「えんがわあじハーフライスね」と店員に言い直された。まあハーフライスではあるが海外の人向け?なの?ギャグ?なに?え?よくわからない。ご飯少なめで、と毎回言うのがめんどーで「シャリ」という単語を職人でもない自分が言うのも何だか恥ずかしい気がして「ご飯小さめ」と遠慮していた時代もあったけれど、毎回毎回そんなもじもじ言ってられなくなり、シャリショーという単語に統一したんだけれども、ここへきてハーフライスと言われたら、そう言わなきゃならんのかが気になりすぎて、次の注文はもうシャリ小を諦めた。しかもシャリ小だとネタまで小の、さっき買ったピアスくらきのサイズになり、それはちょいとちがうでしょーなのでシャリショー諦めてちょうどよかった。
10分弱で寿司屋を出てPARCOを目指す。
渋谷屋根裏に出演していた頃、この坂何度も往復したな。懐かしい。
金曜日の映画館、女性客はソロが多く、男性客は二人組みや複数で来ている人が多かった。年齢層もPARCO若い。
『憐れみの3章』の感想かきたいところやけどもう今夜はわたし電池切れ。シャリショー話で終わった。眠い。今日はここまで。おやすみなさい。
・起きて朝ごはんは食べず準備をして予定通りのバスに乗る。阿佐ヶ谷でランチを兼ねて11月3日「はつしも」のスタッフミーティング。
ミーティングといいつつワインに美味しいご飯を楽しむ会。昼から優雅な食事にすっかり気分は上々。阿佐ヶ谷はジャズフェスだったけれど、お腹もいっぱい、まだ居酒屋やBARも営業しておらず、結局仕込み中のなないへ行き、引き続きミーティング。ようやく大体の事が決まった。今回も4人で料理準備。私もあと一品どうしようかな。もう少し悩みたい。
お店がオープンする前にまた移動。とにかくお腹まんぱん、ワインは飲みたいのでサイゼリヤへ。ボトルワイン2本。ランチでも2本。私はなないでもワイン3杯。完全に思考も内臓も停止し始めたので解散。8時間も飲み続けたらさすがに帰宅して気絶していた。
11月3日、きっと楽しくなる。がんばる。
・朝起きてスタジオへの準備を済ませて選挙へ。今回初めて投票証明をもらってみた。
これって何かになるんだろうか。名刺サイズのカードの裏は「MEMO」と書かれており、
こんときは〇〇さんに投票したな〜とか書いて取っておくんだろうか。それとも「〇〇に入れて来なさい」って言われた人が「ほらちゃんと投票行ってきました」って証明する為なのかな。選挙行って外食は近所のロイヤルホストへ。
以前はモーニング11時までだった気がするが
10時半までだそう。変更になったのか、私の勘違いなのか。モーニングみたいなメニューを食べて帰宅。実は昨夜のお酒がまだ残っている。13時30分からスタジオリハ。今日は長めのリハーサル。新曲も完全直近、MV撮影も少し進める。リハーサル終わりは韓国料理屋へ。
打ち上げのような得にテーマはなく結局4時間くらい飲み続けてしまった。にっこりマッコリ。終バス前に帰宅。
・月曜日、曇り。洗濯、朝ごはん弁当準備完了。忙しく体感5時間くらいの8時間。すぐに夜になってしまった。
月曜日のお楽しみTBSラジオ『脳盗』のアーカイブが終了したのが悲しさみし。日曜日の夜の放送をオンタイムで聴くのはなかなか難しい。
けれどそれもまた番組のその時にしか聴けない面白さにつながっていくんだろうな。
ロク漫はスピッツのギターリフ特集。「この曲は〇〇のこのリフみたいな」と草野さんがさらっと弾くギターリフの完璧さにいちいち「すごっ」となる。ギタリストとしても普通にすごいのだろうな。さすがというか、プロとはそういう事なんだろう。ここで自分の事を比べたりする隙間は一秒もない。
晩御飯は休肝。農協で買ってきた新米を炊く。山形のつや姫。その美味しさに感心する。白米って何て美味しいんだろうな。
夜はもう肌寒い。私はまだ、衣替えをしていません。
・一日中曇りから雨。寒い。これはアカンと衣替えを遂にする。今回はこんまり発動せずとにかく夏物と冬物をごっそり入れ替える。案外簡単だったけれど、圧縮袋からだしたらシワくちゃだから洗いたい。今週は天気悪いので分厚いスウェットやパーカーは乾きにくいのだろうな。いまいち不完全燃焼な気分だが、ひとまず今日はこのくらいに。ついでに礼服もクリーニング屋へ出した。
夜は「はつしも」に出すつまみの試作を何品か作って食べる。決めた。これにする。お楽しみに。
時間がややかかってしまって21時すぎに食べはじめてしまい、また、肥えるなこりゃあ。
昨日今日と休肝日なので晩御飯は支度に時間かかっても10分くらいで食べ終わってしまう。
来年の「天下一舞踏会2025」のチケット予約完了。バタフライエフェクトと憐れみの3章の感想までいかぬまま寝る。おやすみ。
・朝から今日も雨。電車がやたらに混み合っている。知らない人と体がぎゅんぎゅんにくっつく寿司詰め電車に乗っているのに「仕方ない」と心を無する。慣れは恐ろしい。西武線とJR線の不快加減が違うのも何だろう。
とにかく電車に乗るのが勤務で一番苦痛かもしれない。
今日は今までになかった取り組みで、職場で面談があった。10年近くこの職場にいて今更な気持ちはあったけれど何かしら改善の兆し、或いは不都合な通達があるのかという期待と不安はあった。
これまでも軽い会話での「困ったていることなど相談はありますか」の質問に「ありません」の一点張りで通してきたので、改まった面談で「忌憚なくお話ししましょう」と面と向かって話をしてみたら、世間話からの延長まあでるわでるわ次から次へと自分でも「あ、私、こんなに喋っている」というくらいに話すのを止められなかった。
仕事量とか業務的に改善してほしい事などは案外なくて、自分の仕事としてやり切っていくのみなので困ってはいない。これまでのちょっとした不安だと感じていた事が案外言葉にして伝えようとすると小さく冷たく固かったお餅が焼いて一気に膨らむように、自分でも知らなかったくらいに話題は膨らみ、熱く喋りすぎた。
興奮して喋りが止まらない時の母にそっくりだったと思う。いちど焼いた餅はもうあちあちにふくらむばかりだった。
けれどあんなに喋ってみたものの業務以外、仕事の事と言えるのか私的な話になるのかわからない内容が結局誰にも相談できない困っている事であり、ストレスや不安なんだなと改めて思った。
業務ならいくらでも相談できる。本当に悩ましい事は口に出すと相談ではなく愚痴や陰口の類いになりそうなモヤモヤだったりする。そのキリがはれるまでジッと待つようなやり方でこれまで来ていたのだろう。それも話した後にハッキリした。
誰かに愚痴ったり相談できるうちは花。
自分までも自分の悩みや痛みを無かったことにする事が一番悲しい。こんな風に小さな痛みや怒りをなかった事にしていくうちに心に歪みが出て結局「自己肯定感」とか「他人を気にしない、嫌われる勇気」みたいな言葉に惹きつけられてしまうのでは。実はそうした人が多いのではないか、これもSNS以降うっすらと漂いはじめた今にも名前がつきそうなもののうちなのか。
この仕事は嫌いじゃない、仕事以外のことに苦手要素が多い。今朝の通勤にしろモヤモヤも結局仕事そのものには関係しない。けれどその部分こそが自分にとっては「労働」に値する。
初の試みである「忌憚のないお話」体験により悩みが解消された訳ではなく、己はそこを悩みとしているんだなと心の奥に鎮座していたお餅がくっきりはっきりした。
面談をした方は物腰柔らかでどこか神父のような表情の静寂だけど全部愉快みたいな目をした最近異動してきたばかりのベテラン。「何でもきかせてください教えてください。」というその神父オーラにすっかりほだされ、自分でかたく閉じて開けてはならぬと自作の魔除けのお札を貼っているような扉を開けてしまった。
解き放たれた何かが悪さしないだろうか。放ったあとに空(くう)を見つめてしまった。
頭の血管に急激に血が巡ったせいで夕方は頭痛がした。イブを飲み、あちあちな餅がさめぬ間に夜なないへ移動。いつもに増して電車がぎゅうぎゅう。行きも帰りも。今日はそんな日。
自宅で唯一のビニール傘を会社に忘れた。
・昨日のエネルギー消費からか何となく気持ちは薄い。さら〜としている。
いよいよ11月があともうすぐそこまで来ている。見えている。スピッツ展もある、未来ちゃん展もある、行きたい展示も2展、ナオキマンのイベントも、何より何より黒崎マーカス40周年ライブがある。そしてその前には「はつしも」居酒屋営業。寒かったり雨だったりでとにかく体調大事。こんだけやりたい事あるとお金もだけどまずは元気。
11月は自転車の法律が変わる、これも要注意。
乗る度に罰金対象になりかねない。もはやもう自転車乗れなくなりそう。世の中もっと見直してほしいところ満載なんですけど。まずはチャリなんですね。
夜はまた「はつしも」のつまみ試作。うむ、もう少し調整したら完成。うすーいやる気の日だったからかお味も薄。
録画しておいたNHK『そしてまた、フジコヘミングとともに』をようやく観た。訃報からしばらくして放送されたけれど、まだまだその死を受け入れられずにいたので、観ていなかった番組。お別れ会みたいな気持ちになれずにいた。
流し観しない、この日だと思うタイミングで観ると決めていた。今夜だった理由はあまりわからないけれど、エネルギー満ち満ちな日よりも
しっとり薄口なモードの今なら。
私がフジコさんを知るきっかけとなったのもNHKドキュメンタリーで、1999年のNHKの番組だったと今回の番組で知る。
クラッシック音楽はほとんどよくわからないままフジコさんのピアノだけは特別に好きだ。
念願叶って昨年6月にコンサートも行けたのが何よりよかった。
番組でフジコさんはどんな瞬間も美しかった。最期のピアノ演奏も、そのままの姿が神様みたいだった。フジコさんのピアノ、声、衣装、心、言葉がピュアで美しくてどの演奏も涙が流れる。
天国ではリストとショパンに会ってくるって笑っていたけど、リストもショパンも天国にいかなくとも生きたフジコさんとずっとずっとずっと、その魂を住処にして生きていただろうなと思った。
ピアノを聴いているとどこまでも純粋にロマンティックな妄想の世界が広がる。お別れ会のような気持ちにはならず、いつも通りフジコさんのあたたかさだけが残った。
いい番組だった。NHK様、ほんとによい番組記録。感謝。
今月は私の中でもう一人、憧れの大人の女性とのお別れもあった。
なないで常連さんとして知り合って、その飲みっぷり話の面白さがイキでオシャレで大好き。女性として、人として尊敬する憧れの大先輩だったK先生の訃報も昨日届いた。コロナ禍以降結局お酒をまた一緒に飲むことは出来なかった。エレガントでかっこよかった。あんな風に生きていけたなら。
はあ〜あ、あの世はひたすら大宴会。
今月もお付き合いいただきありがとうございました。ひたすらに飲酒と減量の話が多い日記を読んでくれてありがとうございます。
何もない日こそ大切に記しておきたいので、来月も何もないですが、またのぞいてください。
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