1歳半検診にて学び②こころの準備をさせてあげる
前回の記事の続きです。
検診での心理の先生との個別面談は初めてでしたが、勉強になったのでここに残します。
----------------------------------
事前の問診票に、わたしは「どの程度厳しくしつけをしていいか分からない。たとえば、一度やらせたことについて何度まで付き合えばいいのか分からない」といったようなことを書いていた。
例えば、家の鍵の開け閉めや、家の電気のスイッチ、絵本の読み聞かせなどである。
これらはやってはいけないことでもないし、絵本についてはむしろたくさん読んであげたい気持ちがある。
でも、家に帰って食事をしないといけなかったり、夜ある程度になったら寝ないといけないのだ。
「何回やらせてもやめるときにぐずるのは分かっているので、どうしたらいいか…」
そんな話をしたところ、
「お母さん、何回くらいさせてあげてますか?」
「んー、3-5回でしょうか、、、10回は全然やっていないです。」
「5回もやってあげてるなんて偉いですよ。これからは、こうしてみてください」
「3回までは好きなようにやらせて、後一回だよ、と言ってから4回目をやらせるの。子どもはもう一回やりたいと言ってくるので、後一回だけだよ、と伝えてから5回目をやらせて、そこでじゃあおしまいにするの。」
「子どもにもこころの準備をさせてあげるよ。そうすると、子どもなりにそろそろ終わりなんだということが分かるから。」
なるほど、簡単なのに腹にストンと落ちる感覚でした。
確かにわたしはいつ終わらせようか、そればかり考えていて、子どもにこころの準備をさせてあげられていなかった。
家に帰って、お口ゆすぎの時に試してみると、あらまぁ、終わるときもそんなにぐずらない。
これからもこの3,1,1の法則を試してみようと思う。
簡単なのに親子両方に納得がいくやり方なので、皆さまもぜひやってみてください。