自分の卑怯な面
お友達家族と息子で、お出かけした時のこと。後楽園の東京ドームシティの中にある、あそぼーのという施設に行った。
ボールプールやおままごとセット、モノレールなど沢山のおもちゃに囲まれて終始ご機嫌な息子。
自分が好きなおもちゃに集中してたり、楽しそうにお買い物カートを運んだりして、楽しそうな姿がとても嬉しかった。
そんななか、あんぱんまんの車の乗り物を使っていると、息子より大きい兄弟がきた。
息子は少し降りた状態で、あんぱんまんの乗り物に手をかけている状態。
雰囲気から、3歳から5歳くらいの兄弟がそれを取ろうとしているのが分かる。
息子も「まま、取られちゃうよ、ぼくが使ってるのに、嫌だよ」と言わんばかりの顔をしてこちらを見ている。
どうすればいいかと迷っているうちに、その兄弟に取られてしまった。悲しそうな悔しそうな顔をしている息子。
どうして私は、「この子がまだ遊んでいるから、待っててくれる?」の一言が言えなかったんだろう。
どうして、息子のことを第一に考えてあげられなかったんだろう。
答えは本当は分かってる。
いつでも周りに合わせて自分を抑えてきてしまったからだ。
外面がいい、自分の卑怯な面があらわになって、息子にこんな表情をさせて、でも助けてあげられなかった自分がすごく嫌で、思い出すとすごく心が痛い。苦しい。
こんなママでごめんね。ママももっと成長して、次はちゃんと助けてあげられるようにするからね。本当にごめんね。
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