6年くらい前に「結婚てなんのメリットがあるの??」と鳥貴族で憤っていた友人への回答
そんなことを言われていた事を最近思い出しました.
結婚して2年経ったのでポツポツ書き出してみます.
※本文中は終始「彼女」と言っていますが.各々の都合で「彼氏」「パートナー」などに置き換えてください.
メリットはあんまりない
友人が言いたいのは,
「家族ができる喜び」みたいな抽象的な事でなく,
「死亡時の資産分配」みたいな不確定な未来の話でもなくて,
「今」の「実利的な」メリットの話でした.
結論から言うと,
結婚自体に実利的なメリットはそこまでないなあと思うに至りました.
感じるメリットの多くは「共に住む」ことに付随している気がします.
「共に住む」メリットはある
まず,家賃が折半できます.
20歳代であれば月数万程度浮きます.
あと水道光熱費とか食費もやや浮きます.
これだけじゃつまらないので,昨年夏にあった「人が一緒に住んでるといいな」と思った話をします.
昨年の夏くらいになんやかんやあって深夜に救急車を呼ばないとまずい事態に陥りました.
当然私自身は電話かけたり保険証探したりしてる余裕はないので、妻が救急に電話して諸々やり取りしてくれました.
あれは1人で住んでたら危うかったなと思います.
誰かが物理的に近くにいて様子を見ていてくれると生きられる確率が上がる、というのは実利的なメリットの1つだと思います.
ただ、この話は制度としての結婚とは直接は関係無いですね.
カップルの同棲
シェアハウス
親との同居
友人と一緒に住む
でも享受できるメリットだと思います.
パートナーシップ制度みたいなものがもっと広がれば
生きやすくなるなあと思いました.
若いうちなら「結婚」にメリットある,かも
ただ、あんまり無いメリットも,年齢,というか収入によっては相対的に良さでてくるかもしれません。
結婚するとお金が貰えるor補助が出るケースがあります.
会社員の場合,結婚していると福利厚生の一部としてお金がもらえることがあります.
・遠距離恋愛をするくらいなら結婚して単身赴任手当てをもらって実質タダで会いに行きましょう
・同棲してるなら結婚して社宅に入ったり家賃補助使ったりして浮いたお金でデートしましょう
・一緒に住むと引越し費用がかかるので、先に籍を入れておいて社費で彼女(この時点でもう妻)の引越し費用も捻出しましょう
あと,自治体によっては結婚するとお金がもらえることがあります.
「結婚新生活支援事業補助金」でお住いの自治体で調べてみてください.
色んな条件がありますがだいたい結婚に伴う引っ越し費用とかを最大30万円ぐらい払ってくれます.
今まで挙げた制度をめいっぱい活用してもせいぜい100万もいかないと思いますが、新卒の年収が良くて300万くらいなことを考えれば収入3割増です.
月収20万が28万くらいにはなります.
一般的に歳をとると収入が増える関係にあるので,
歳をとるにつれて相対的に金額の嬉しさが減るなあと思います.
いつかは結婚したいなあ、と思ってるなら早めにしちゃえば?という話です.
別に手続きなので紙1枚出せば終わります.
名字の変更とかはめんどくさいですが.