見出し画像

アメリカ留学中、夜に映画館に行った話

夕方ごろ、寮の友達が今夜映画見に行こうよと急に言い始めて、寮のみんなで行くことになりました。
ただの映画館でも文化的な違いを感じて面白かったので、noteに書き記しておこうと思います。

まず、何の映画見る?→何上映してるの?→近場の映画館どこ?って流れで、友達たちと話題に上がった近場の映画館は二つ。
①AMC Bay Street 16
②Rialto Cinemas Elmwood

私たちはキャンパスの南側に住んでいるのでこの二つがあがりましたが、キャンパスの北の方にも他の映画館があるようです。

とにかくこの二つを見て、①は40分後に見たい映画(「Speak No Evil」)が上映されるから、行くならウーバータクシーで交通費かかる、②は歩いていける、②の方がチケット代も安い、ってことで、②に行くことになりました。

②で見ようと決めたのは「The Babadook」。
2014年のホラー・ミステリー映画です。

9:30pmから上映開始、徒歩20分なので、8:45pmにまた集合して皆で歩いて行こう、ってことになりました。
もちろん皆時間通りには集合しなくて、結局寮を出たのは9:00pmでした。
まぁそれを見越して、だいぶ余裕のある集合時間だったんですけどね笑

で、5人で歩いて行きました。

小さい映画館でした。スクリーンは2個。
最新の映画と、昔の映画を上映しているみたいです。

チケットと、めちゃくちゃ迷ってチェリーのコカコーラを買いました。
チケットは$14.50(1ドル150円換算で2175円)。
高いけど大人は日本でもそんなもんかな。
金曜以外の平日ならもうちょっと安いチケットがあるみたいです。

チケットはこんな見た目

ポップコーンを買うか迷ってたんですが、もう9時半だしなぁ、って思って買いませんでした。

上映される映画のポスターが壁にかかってる、ってどこも同じみたいです。

上映場所は、かなりシックな感じでした。壁がおしゃれ。
席は決まってなくて、適当に良さげなところに座りました。

で、上映開始時間を待っていて、やっぱりポップコーンを買おう‼︎って思い立って席を立ったら、友達も一人「私もやっぱ買う!」ってなって一緒に買いに行きました。
留学中はなんでも経験なんで。
夜中にポップコーンを映画館で食べる大事な経験です。

で、買ったら「バター追加する?」って店員さんに聞かれて、とりあえず追加しました。
バター??って感じ。
そしたらポンプ式のもので黄色い液体をポップコーンにかけてから渡されました。
一緒に買いに来たイタリア人の友達は、「バターなんか絶対いらない、気持ち悪い」って言ってました。笑
塩、胡椒、チーズの粉、チリペッパー、砂糖、とかがレジの隣に置いてあって、かけ放題でした。
塩とチーズをかけました。
ドバッて滝みたいに出ちゃって、焦りました。

これがバター追加の塩滝ポップコーン

皆の座っているところに戻ったら、ポップコーンにバターありかなしかの議論が始まりました。
ニューヨーク育ちのルームメイトは「バターないとか信じられない。ポップコーンにはバター必須でしょ。」
ドイツ人たちは「え、バターはいいけど、え、塩??」みたいな反応してました。塩が耐えられないのか、かけすぎたのか、途中から砂糖をかけて中和していて、今度はこっちが「え…」ってなりました。

ポップコーンでこんな文化の違いを感じられるなんて思っていなくて、買ってよかったなーと思いました。

映画の始まる前の予告編集はなくて、スマホとか光を切ってください、とか注意だけされました。
で、何か忘れたけど商品の広告が出てきて、その後、「Land Acknowledgement」が出てきました。これ、何かというと、この土地に住んでいたアメリカの先住民族たちの情報、そして土地を奪ったことへの謝意を言うことです。授業の最初や、イベントの最初にも言われました。
これ、文化的で面白いですよね。

あと、上映中は、結構みんな音出します。
「wow」とか聞こえるし、チョコを箱からザラザラ出す音とか、結構びっくりするんですけど、みんなの反応を聞きながら映画を見るのはなんか一体感があって楽しかったです。

映画の後、その映画監督へのインタビュー動画がありました。
その監督のデビュー作だったみたいです。

映画が終わった後、映画館の2階に行ってみたら、勝手に取っていいよってポスターが置いてありました。
全く知らないポスターしか残っていなかったので、もらいませんでした😅

帰り道に、セブンイレブンがあって、皆で入りました。
カリフォルニアに来て初めて見た、唯一のセブイレです。

ドイツ人は「コンビニ」を知らないようでした。
コーヒーマシンとか、アイスとか、簡単な生活用品と食料が置いてあって、雰囲気と品揃えは似ているけど、商品はめっちゃアメリカンでした。

コーラとかみてこれ。3列も使ってるの。
こんなにいろんな種類があるなんて知りませんでした。

オレオ味のコーラがあるから探してみて🔍

ドーナッツ美味しそう、、、ってショーケース眺めてたら、ルームメイトが買ってくれました🥰

で、食べながら歩いて帰りました。
素敵な夜でした。

ちなみに…

二つの選択肢のうちのもう一つの映画館;AMC Bay Street 16にも後日行きました。こっちは、【大手のチェーンの映画館】って感じでした。

天井(?)がすごかった。

売店もすごい色々な種類のを売っていましたが、結構日本の大きい映画館と似てるなーって思いました。
あ、ただ、ハンバーガーを売っているのは驚きました。

今回もポップコーン買ったよ🍿前のとちょっと違うタイプのポップコーン。

こっちの映画館のチケットは$17(1ドル150円換算で2550円)で、一番小さいサイズのチーズのポップコーンを買ったのですが、$9.99(同じ換算で約1500円)でした。高い😭
けど美味しかったし、音響もすごくて満足度は高かったです。
行ったのが日曜だったので、平日だったらもっと安かったのかもしれません。

ただ、緊張感あるホラーを見たんですが、やっぱり観客はめちゃくちゃ喋ってました。アメリカですね。

ちなみに行き道はウーバータクシー($18=2700円くらい)、帰りはバス(無料)に乗りました。

この映画館はEmeryville(エメリービル)っていうところで、IKEAとショッピングモールがあるので、一日潰せそうな感じでした。
今回は映画だけのために来たんですが、次回はゆっくり散策したいです。


とにかく、バークレーにおける映画館の経験はこんな感じでした。

先週、寮に大きなテレビが届いて、ここ数日は寮内で映画鑑賞を毎晩のようにしていますが、映画館には映画館の良さがあってとっても好きです。

なんかオチのない終わり方ですいません。笑



いいなと思ったら応援しよう!