見出し画像

アメリカの秋はカボチャ🎃で感じる話。もはや狂気じみてる。

8月9日にカリフォルニアにきて、もう早2ヶ月が経ちました。
夏な気温の日と秋な気温の日が交互にやってきて(3日ずつくらい)、だんだん秋の日が多くなってきました。
旧Twitter(新X)を見てると、日本のコンビニスイーツやカフェの季節限定ドリンクとかでお芋や栗が出てきて、秋だなぁと感じています。

アメリカでは、9月中盤から、(早いところでは9月入ってすぐくらいから)ハロウィンの装飾やカボチャとかで溢れてきています。

アメリカ人はハロウィンが大好き、っていうのは聞いていました。(一般化しててすみません)
ニューヨークの母の知り合いに「クリスマスの次にハロウィンが好き。日本ではどこに行ったらハロウィンが楽しめる?」って聞かれて、「え、、どこだろう、、ユニバとかディズニーとか?」って狼狽えながら答えたことがあります。
私が知識足らずなだけかもしれませんが、日本ではハロウィンっていうと、友達と仮装して写真撮ったり、お菓子食べたりするくらいで、家をデコレーションしたり、近所の人や街ぐるみで何かをするとか、あんまり一般的ではないような気がします。

(ちなみにここまでの文章を書くのに日本語がわからなくて、「generalization」「neighbor」「common」を調べました。やばい。日本語力が激落ちしてる😰
ちょっと言い訳すると、「近隣住民」っていうのは頭に出てきてて、なんか堅苦しいな、なんだっけって思って調べて「近所の人」っていう言葉を思い出しました。
私はbilingualじゃなくてbyelingualです。色んな言語の文字とか文法とか学ぶのは面白くて大好きなのですが、基本的に私の脳みそは、言語は感情や思考を他者に伝えるツールとしてしか考えてないようで、一つの単語を何かしらの言語で学んだらその他の言語でのその言葉を忘れます。
…って言って賢ぶってるけど、要するに記憶力が悪いだけです😇)

とにかく、アメリカのカボチャ愛はすごいです。
10月2日に、近くのTrader Joes(アメリカで有名なチェーンのスーパー)に行ったらカボチャまみれでびっくりしました。

【秋=カボチャ=ハロウィン】なのか、【秋=ハロウィン=カボチャ】なのか、よくわからないんですが、まぁとにかく、アメリカのカボチャ愛?ハロウィン愛?は凄いんです。

見てください↓↓

まずスーパーに入ったら、これがバーンって置いてあった。
飾り用に売ってる。1ドル150円換算で、一個133円。
すごい、かわいい。
ちょっと奥の方に入ったら、普段は色んな野菜が置いてあるスペースにこれ。
これは飾り用じゃなくて食用かな?
色んな種類のカボチャで、大きさも多様で、商品の置かれ方も圧巻。
(いつもの野菜は違うところに移されてました。)

まぁこんな感じで、カボチャがたくさん売ってる…だけじゃないんです。
もう全てが、本当に全部、カボチャです。

パンケーキの粉とか、マフィン用の粉とかもカボチャ味。
ちなみに右上のはグルテンフリー。色の多様性ありがたい。
これはクッキー。パンプキンスパイス味。
バターも、スープも、ビスクも、カボチャ味。
これはパンプキンパイスパイスだって。
パンプキンスパイスならまだわかるよ、パイって何?
甘いってこと?パイの味って何???
カボチャのクッキーまだまだあるよ。
(一番右は色がめっちゃカボチャっぽいから写真のトリミングの時点で
気付かなかったけど、ただのメープルクッキーだった。)
カボチャのビスコッティもあるよ。
なんかタワーも出来てた。

驚くのはまだ早いです。
今からご覧いただくのは、アメリカ人の狂気じみたカボチャ愛。



心の準備はいいですか?

【カボチャの形のパスタ】

パスタの形にまでカボチャを求める…なんてストイックなんだろう。
味は絶対カボチャじゃないのに…
ソースでカボチャ使うのかな。

【カボチャ味のペットフード】

いや、わかるよ、ペットも家族だもんね。クリスマスもペット用のケーキとかあるよね。
わかってるけど、やっぱこれ見つけた時はだいぶ衝撃だった。
きっとワンちゃんは装飾だけでも十分カボチャを謳歌してるよ…って思ったけど、
まぁせっかくなら味わっても欲しいっていう飼い主の愛なんだろうな。すごい。

値段の下に、「Even pets love punpkin season!(ペットもカボチャの季節が大好き!)」って書いてる。
ってことは【秋=カボチャ=ハロウィン】の順なのかな。

…そして、最後になります。

な、な、なんと。
【カボチャのボディークリーム】

口と目からのカボチャの摂取だけでは飽き足らず、肌からも摂取するつもりらしい。
すごいよ、、これは狂気を感じるよ。

ちなみにこのカボチャのボディークリーム、買いました笑
普段からココナッツボディークリーム(左の)を使っていて、ちょうどなくなりかけていたので、せっかくなら、と思ってカボチャを買いました。しかも、カボチャの方がなぜかちょっと安い。
甘い良い匂いですが、カボチャの匂いかと言われると首を傾げます。
日本であんまり「甘いカボチャ」に出会わないからか、馴染みがなくて、私の知ってるカボチャではないなって感じ。というか私の知ってるカボチャって味でしかなくて、香りではない気がします。
まぁカボチャを肌から摂取するために買ったのではなくて、保湿と好奇心のために買ったので、想像していたようなカボチャの香りがなくても全然悲しくないです。
けど確かに、アメリカで売ってるパンプキンタルトとかこういう香りだよなぁっていう感じなので、これは、アメリカ人にとっての「カボチャの香り」なんだと思います。

実は、「狂気」って表現することについて、とっても悩みました。
他文化を私たちの価値観で「狂気」って言ってしまうことは、どうなんだろうか…って。
けどやっぱりこの文化の差、価値観の差を感じた私の驚きを伝えたい時、リスペクトがあれば、こういう表現をしても許されるんじゃないか、と勝手に結論付けました。
ネガティブなニュアンスで「狂気」って言ってるんじゃないんです。
アメリカの文化と価値観面白い!!っていう純粋な気持ちです。
だって、日本だったら、秋だから焼き芋を体に塗りたくりたいって人はレアだと思います。
(一応「焼き芋 ボディクリーム」「栗 ボディクリーム」って調べてみました。ロキシタンのアップルマロンのボディクリームが出てきたんですが、まぁ日本のブランドじゃないということでノーカンにさせてください…)

ちなみに、この日スーパーに行った時、試食を配っていました。
これまで見たことがなかったので、アメリカでも試食やるんだ!って驚きました。
で、え?って感じなのが、この試食、カボチャ全く関係ない。
いや、ここはカボチャ系の新商品とか試食する場面でしょ、こんなにカボチャに囲まれといてさ…

めっちゃ美味しかった。

補足しておきますが、
私が今回行ったところは、他のTrader Joesや他のスーパーのお店に比べてかなり小さいところです。
私がよく行くSafewayっていうスーパーの1/10くらいの大きさ。
それなのにこのカボチャ尽くし、すごくないですか??

よく行くSafewayでは…

ここのスーパーでは、どっちかというとお店の雰囲気がハロウィンで、商品自体の秋感は、Trader Joesほどありませんでした。

これ入口です。

スーパーの中はこんな感じでした↓

バルーンの装飾がすごい。
かわいい。売ってた。

秋を感じる商品としては、以下のものを見つけました↓

アイスコーナー。
これもアイスコーナー。

商品としてはカボチャ感が少なかったですが、お店内のハロウィン装飾はすごいですよね。
スーパーによって特徴がいろいろあって面白いです。

…こんなにスーパーの話をずっとしてますが、どこにいても秋(=カボチャ=ハロウィン)を感じます。

カフェではPumpkin Spice Latte(パンプキンスパイスラテ)、
食堂のデザートはPumpkin Tart(パンプキンタルト)を食べました。

アメリカのカボチャ愛、すごいですよね。

これを読んでる人たちに、アメリカの秋が伝わったらいいな、と思います。

いいなと思ったら応援しよう!