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留学先でAmazon使ったら、アメリカの社会風潮が現れてた話。

学生だから、Amazon Primeが6ヶ月間無料で使えるって聞いてたけど、留学数ヶ月目にしてようやく登録しました。

カリフォルニア大学バークレー校での、他の学生ディスカウント情報はこちらから;

ニューヨークに数ヶ月間住んでいた母は、届かないからオンラインショッピングは信用するなって教訓を教えてくれたんですが、学内にでっかいAmazonのポスト※があるし、寮にも毎日のようにAmazonからの荷物が届きます。

※Amazonのポストとは…キャンパス内にあって、そこに配送してもらって、自分の好きなタイミングで受け取りに行くことがでけいるシステムです。

まぁとにかく、周りもすごいAmazonを多用してるし、私もちょうど緊急で新しいiPadケースが欲しかったので、買ってみることにしました。
そしたら、日本ではなかったシステムがありました。

まず最初に、注文する際に、この商品の「Trusted Sustainability Certification(サステナビリティの認証)」を教えてくれました。
このiPadケースは「Climate neutral by ClimatePartner(気候中立※)」の認証が付いてました。

※気候中立(クライメート・ニュートラル);人、企業、団体などが、日常生活や製造工程などの活動により排出する温室効果ガスを、その吸収量やその他の削減量を差し引いて総排出量を算出し、実質(ネット)ゼロにするという取り組み。(https://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=4707)

アメリカでは、消費者がこのような観点から商品を選ぶことがよくあるみたいです。
キャンパスの近くのクッキー屋さんでも、なんか環境問題か人権問題があって(よく忘れた)不買運動がされてました。

これまで、私は不買運動なんか意味ないと思ってました。必要なものは好きなところで買いたい派だし、数人が買わないくらいじゃ意味ないだろって思ってたからです。
日本だと確かに不買運動ってそんなに大きなことにはなりにくいので、この感覚になってしまうことはしょうがない気がします。

だけど、この考えは変わりました。留学の影響か、勉強か、年齢か、就活を経たからか、変化の影響は一概には言えません。
結局のところ会社にとって消費者はとても重要なので、会社が少しでもサステナビリティを考える動機を消費者が作るべきです。
私たちは現在の社会のことも未来のことも責任を持って考えて行動するべきで、そのうちの一つの具体的な行動が、このような不買運動なんだと思います。

同じような理由で、ベジタリアン・ヴィーガンを選ぶ人たちも結構多いです。
(ごめんなさい、私はまだ当分肉は食べたいです😭)

話をAmazon注文に戻します。

配送にも、「Lower Carbon Option(低炭素の選択肢)」がありました。

どう違うのか調べたら、ガス排出の少ないエコな車を使うとか、包装をエコにするとか、そういうことみたいです。

私はちょっと緊急だったので、早く届く方法を選びました。
時間がある時はぜひLowerの選択をしたいです。

「Your Amazon.com order of "[iPadケース]" has shipped!」っていうメールが届きました。運ばれてる途中は、「Track Package(荷物の追跡)」ができて安心でした。
自分の荷物が今どの段階なのかちょくちょくお知らせしてくれるのは有り難いです。

そして、玄関のどこにおいたよって写真付きで配送したことをお知らせしてくれました。
え、アメリカでもAmazonちゃんと届くじゃーんって思ったけど、「アメリカ」って主語がでかいのかもしれません。しかも一回だけの経験。
だけど、周りを見てる感じ、とりあえずバークレーでのAmazon使用は信用できそうです。

とにかく、Amazon使っただけでも、なんかアメリカの考え方・風潮が見えた気がしました。

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