何のための会社なのか【広い視野から自社を見つめる視点】#807
おはようございます。
1/15 昨日は長男の小学校のPTA行事に一日参加してきました。普段やっているバスボムづくりを子どもたちに体験してもらう、そういう機会でした。想定していた3倍以上の子どもたちが来てくれ、まわりの人にも助けてもらいながらなんとか無事に終えることができました。 おもいをこめる、おこめさんです。
今日は会社というものについて考えてみます。
「会社は公器」は松下幸之助さんの言葉として有名です。
人、もの、金などは、すべて社会からの預かりものであり、企業が成り立っているのは、社会が必要とするからである、という考え方をあらわしたものです。
自分が一から立ち上げた会社であっても、この考え方は当然必要です。
そもそも社会というものが存在していないといくら自分ひとりが会社を作ったとしても意味をなしません
会社だけが存在していてもそれを必要としてくれている社会がないと何も意味がないからです。
会社は社会があってこそのもので、さらによい社会をつくっていく役割があるということです。
そう考えたとき、自社は社会にとって何を求められているのか
自社が目指す社会とはどんな社会なのか
そこを明確にしていく必要が出てきます。
(売上をあげるためとかではなく、社会的必要性という視点から)
そうすると、少なくとも言葉だけでも すべての会社がよりよい未来の実現のために進んでいくことができ、そうすると社会全体がよくなっていくはずです。
ただ、そのスピード感も重要にはなってきます。
社会課題が生まれるスピードが5だとして、それを解決していく会社のスピードが3だとしたら、
社会が悪くなる方向に向かうスピードの方が上回り、結果として社会がよくなっていかないという問題が生まれます。
そこですべての会社に求められるのは、
自社で社会課題をうまない仕組み(マイナスをなくす)
より早いスピード感をもって自社を成長させる仕組み(プラスを高める)
が必要です。
自社が社会課題を生んでいないかどうかの視点は、なかなか自社だけでは気づけない部分もあるかもしれません。
気づけるようになるために、今どのような社会課題があるのか、それはなぜうまれたのか、具体的なたくさんの事例について触れる必要があるでしょう。
またそもそもを指摘してくれて、気づかせてくれる そういう関係性の仲間も必要です。
早いスピード感をもって成長させるには
そもそもどういう会社がいい会社なのか という指標をもつ必要があります。
手探りで探していく時間さえもったいない(誰しもがその指標を見つけられるわけではない)
それらを満たした指標が以下のようなものです
https://jfr.or.jp/about
環境や地球にとって
地域にとって
従業員にとって
従業員の家族にとって
顧客にとって
自分にとって
自分の家族にとって
そんな様々な視点から自社の取り組みを見直し、
会社は社会の公器である
と本気でいえる経営をしていきたいものです。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。