コロナを予見したかのような映画【日常に感謝】
おはようございます。”おこめさん”です。
久しぶりに映画を見ました。
タイトルは「コンテイジョン」(伝染という意味)です。
2011年に上映された映画ですが、今この映画が再び注目を集めています。
映画のストーリーがコロナがもたらした世界への影響とあまりにも似ているからです。
ということで今日は、この映画を見た感想+日本での生活に感謝って話です。
おこめさん→教員10年の末、独立した2児のパパ。オンライン塾 おはこやを運営中。
作品の概要
あるウィルスが一人の人から世界中の人々へ広がっていき、それに対して人間がどう対処するか、このようなパンデミックにあたり、人はどう変化してしまうのか、そういったことが描かれた作品です
見ていて怖いのは、映画の最初は誰もそのウィルスの怖さをしらないから、マスクもしてないし、手洗いうがいもしていないんです。
ウィルス目線で見てみると、そこらへんのドアノブやコップ、手すりなど至るところに他者へ移るための動線があって、世間が感染予防に対して無知なことがいかに感染拡大を広げてしまうかを実感されられました。
(この意味で、コロナの影響で世界中で「帰ったら手洗いうがい」という新しい習慣を獲得することができたのは大きなことです。)
日に日に広がっていく感染
対抗手段がなく、ワクチンの作成にも多くの時間がかかる
その間にもなくなってしまう人はどんどん増えていく
処置するのに病院だけでは足りなくなり、臨時の会場が設置されていく
前線で戦ってくれている医師たちがどんどんウィルスに倒れていく
コロナのことをまるでドキュメンタリーか何かで見ているようでした。
(再度、この映画は2011年に作られた映画です)
見ていて一番怖かったのは
暴徒化する人の存在です。
日常であれば、落ち着いて話し合おうとなるような場面でも、一度まわりが暴力に走ると、あっという間にそれが広がり収集がつかなくなってしまうということです。
映画にこんなシーンがありました。
ウィルスに効くと噂の薬をもとめて、人々が町の薬局に集まります。(日本でもイソジンが効くかも って噂ありましたね)
最初はみんな列になって並んでいたのですが、店員さんが列を数えだし、
「今入荷している分は、列のこのあたりの人までです」
と伝えた途端
「薬が必要なんだ!」と店員に詰め寄る人が出てきます。
そこから列への割り込みが始まり、あれよあれよという間にレジに向かってみんなが殺到します。
さらにその奥のガラスを割って商品を奪い始めていきます。
もう一つこんなシーンも。
食料の配給を受け取っているとき、
「今日の配給はここまでです」
となった途端、配給を受け取れていた人から奪い取る人
まだ隠してる分があるんじゃないかといって、トラックの荷台に乗り込む人たち
こうやって暴徒が生まれるのかと
最初に暴力をふるう人、次にそれに便乗する人
これによって全体がとめることのできない暴徒の波となるのです。
日本ではありえない
以前、この記事でも触れましたが
日本ではこのように暴徒化するというものはないよなって改めて思います。
どれだけの緊急事態でも、
自分さえよければいいとかってなりにくいと思うのです。
例え映画のように一人目の暴徒が発生してもそこに続いてしまう前にそれを止めるという力の方が圧倒的多数になると想像できます。
それくらい、道徳的に間違っていることをしたくない
しちゃいけない
って思っている人が多いってことだと思います。
誰も見てないからいいか とか
人の道に反することはどんなことがあってもしたくない
を日本人の底から感じます。
これはある種、人の目を気にしすぎたり、誰もやってないことをしにくかったりという普段はネガティブに見える部分の裏返しなのかもしれません。
何より、どんな事態にあっても「自分の行動がまわりにどう影響するのか」を強く考えることができるのが日本人なのかなって
(一方、これらは自分軸で生きるってことを難しくしている面もある)
そして、それらの一端を担っているのは間違いなく教育で、
すべてが間違い、すべてを変えよう!
としてしまうのは違っていて、いいものはいい、と継承していくことも必要だと感じます。
映画を見た一番大きな感想を最後にまとめると
「あぁ、日本に住んでてよかったな」でした。
視野を広げると感謝できることが増える
今日も感謝の気持ちをもって一日を過ごします
(まだ娘の体調も優れないので、ゆったりと過ごします)
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
ブログ こめたか
オンライン塾 おはこや
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