ISHIZUEに見学に行ってきた【新たな可能性】
おはようございます。おこめさんです。
タイトルにある通り、昨日オンライン塾 ISHIZUEに見学に行ってきました。
今日はそこでの学びをまとめていきます。
ISHIZUEのHPはこちら
おこめさん→10年間公立の中学教員として勤務。学校教育と既存の学習塾の限界を感じ独立。オンライン塾 おはこやを運営。
ISHIZUEとは
学校が教えてくれないことを教えてくれる塾で
毎回一つのテーマについて30分程度のインプットのあと、
そのテーマに沿った発問に対して60分程度ディスカッションを行っていくオンライン塾です。
ここの運営にいわゆる 「大人」 はいません。
経営者は高校生(と同じ年代の元高校生)
講師陣は現役高校生
参加者は中学生~高校生
そんな形です。
見学にいった90分間は、自分の中の常識が大きく崩れていく感覚を味わいました。
衝撃の90分
まず予定していた19:30になったので、招待されていたZOOMにアクセス
入ってみると、これまで見たことのない光景が・・・
参加している人全員が10代。(ぼくをのぞく)
授業をする生徒(中1?)が運営メンバーの一人(高校生)からアドバイスを受けているところでした。
「最初は緊張するかもだけど、肩の力抜いてやったらいいよ」
そこから授業がはじまります。
テーマは「地球平面説~まわりに流されない人になるには~」です。
きれいに整ったパワーポイントを使って、授業が展開していきます。
時折
「これについて知っている人ってどれくらいいますか?」
とか
「次に出てくる人物は誰でしょう?ヒントは有名な写真はベロを出して写っています」
のように、クイズをはさみながらやっていきます。
地球平面説を現代においても信じ訴えている人を取り上げ、このようにまわりに流されず、自分の意見を持つために冷静で居続けるには、どうすればいいか
これが昨日の主発問でした。
3分間の調べる時間の後、グループにわかれてのディスカッションに移ります。
最初にまとめ役を決めて、そこから一人ひとりの意見を聞いていきます。
ここではみんなの意見をまず聞いて、受け入れる そんな雰囲気が感じられました。(意見をぶつけあうというよりは、それぞれの意見を聞いて自分の考えをさらに深めていくような)
その後、全体にもどりそれぞれのグループで出た意見を発表します。
発表後に授業者に再度バトンが戻り
授業者の意見が述べられ、全体の授業は終了。
そこから授業後の「お楽しみ」ということで
地球平面説と球体説に分かれてディベート対決をする企画へ
(ここも全部授業者の生徒が進行)
約6分間の調べる時間の後、さきほどのグループにわかれて作戦会議
「こんな問いがきたらなんて答える?」
「重力についてつっこんでみよう」
そんな会話が繰り広げられます。
最後には
「やばい!時間だ。よし、冷静さを忘れずに戦おう!」
といって、さきほどの授業での学びを活かそうとしている姿が見られました。
そこからはディベート対決です。
チーム戦なので、どれだけ仲間と連携して討論できるかが鍵で
あるチームは代表一人だけが話をしすぎていて、審査チームから減点されていました
時間がなく、ディベート対決を最後まで見ることができなかったですが、
最初の1戦を見るだけでの子どもたちの熱中度が見えてきました。
ISHIZUEのすごさ
この塾には他社には真似できない要素があります。
それは高校生が講師を務め、運営しているということ。
それは大人が指導する、大人が運営している空間とは別のものであるということです。
参加している生徒にとって、ISHIZUEの講師の人(運営メンバー)たちは立場の違う人ではなくて、頑張ってそうなりたいと思わせてくれる身近な存在なのだと感じました。
いつかこうなりたい
という遠い憧れではなく
今この瞬間にもこうなりたい
と思わせてくれる存在です。
というのも、活動時間の最初から最後まで 大人の存在をいっさい感じることなく、少し年上のお兄さんたちとずっと過ごしているわけです。
グループ毎に別れてディスカッションする際にも、自然と
ぼくがまとめ役やりたいです
と手があがるのも
自分も先輩のように場を回せるようになりたい
自分も人前で堂々と発表できるようになりたい
そう思わせてくれる存在が身近にいるから
そもそも今回の授業を行った中1の生徒も、ISHIZUEに参加する一人の生徒です。
でも、普段高校生がやってくれている授業を見ていて、「自分もやってみたい!」と思うに至ったのは、こういう点が大きく関わっているのだと感じます。
グループ活動の少しあいた時間には、受験の話とかにもなっていて、
1年前に受けたばかりの先輩からリアルな受験の様子を聞いたり、中3の子がいればその子にみんなでエールを送っていたり
自然とみんなが関わり合い、支え合っている様子も感じられました。
途中で書いたように、これを他の塾が真似するのはとっても難しいことです。
だけど、ここから学べることはたくさんありました。
どう活かすかはこれからです。
今回誘っていただいたISHIZUE代表の藤原遥人さんに感謝します。
(Instagramにて藤原さんにインタビューします。詳細は明日の記事にて)
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
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