入院4日目 術後1日目
術後1日目。朝までは絶食、昼からはご飯が出ますが当然スキップです。
水だけ試してみましたが3口飲んでまた綺麗に吐きました。
袋の中に綺麗にinする技術、かなり素晴らしいです。そして素晴らしく気持ちが悪い。
内分泌科の先生、副担当の先生、主治医が代わる代わる様子を見に来てくれましたが、「とにかくすごく気持ちが悪くてだるい」ということしか伝えられませんでした。
腫瘍はひととおり綺麗に取れたそう。
ひとまずそれは嬉しい。
副担当の先生は、
「喉にたくさん血落ちてこない?大丈夫?それじゃ〜よかった、それをいちばん心配してたんだよ。大量に出血しちゃうとまた手術しなきゃいけないとこだったからね〜」
と怖いことを笑顔で教えてくれました。
それ、術前の説明で極めて稀って言ってたやつじゃん……。
そんなん起こらなくていいからマジで、もっとマシなレアを引かせてくれ!人生で一度でいいからさあ!!!
そんな心の叫びもむなしく、今日はMRI、CT、レントゲンと3つも検査が入ってます。マジか。
吐き気どめを入れるとなんぼかマシなので薬が効いてる間に済ませたかったのですが、運悪く薬の切れ目の夕方にお呼ばれ。
もちろん歩けないのでさまざまな管を繋いだままストレッチャーに乗せられ出発です。
MRIはとにかく時間が長い!
トイレ大丈夫?あっおしっこの管ついてるから大丈夫だね〜って明るい技師さんは素敵ですが何も大丈夫じゃないです。
「今日はね〜、長いです、40分くらいあります」
と無情なお言葉……。
40分……?耐えられるのか……??と不安が渦巻きますが、なすすべもなく例のすごい機械に入れられます。
ん?あれ……?
どういうわけか体感20分くらいで終わりました。
もうMRIのBeatをMasterしたのかもしれません。
レントゲンとCTは軽くいなして、と言いつつこれも結構しんどく結局グロッキーで回復室へただいま!
すかさず吐き気どめを入れてもらって、なんとか人心地ついだと思ったら夕食。
おかゆを一口食べたら冷や汗が出てきたので夕食もスキップ。
つくづく胃が弱いです。
でもこの日はこま切れで少し眠れたかな。
また吐き気と戦いつつの夜の始まりです。