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超低出生体重(リトルベビー👶351g)を出産しました。パート④
目が覚めると病室のベッドの上🛌
主人と両親、看護師さんの顔が見えました。
頭がぼーっとして、お腹と喉に鈍い痛みがありました。
麻酔が完全に切れていないのか、それとも疲れきっていたのか。
眠くてたまらなかったです。
それもあり、なんという言葉を交わしたのかあまり覚えていませんが
「男の子だったよ」
と主人に言われたのを覚えています。
翌日(2024.12.27)
お腹の傷が痛みましたがなんとか車いすでベビーに会いに行くことができました。
特別な機械に入っているベビーは想像していた以上に小さく、たくさんの管に繋がれていました。
「産まれてきた時、こんなに小さいのに足をすごく動かしていてびっくりしました」
と助産師さんが教えてくれました。
こんなに小さい体で懸命に生きようとしてくれてるんだ…
言い表せない感情に襲われ、涙が溢れました。
生後72時間が最も合併症のリスクが高いとのこと。
自分の目でベビーを確かめることができ、安堵した反面、目の前にいるベビーがいなくなるのではないかという恐怖もありました。
きっと大丈夫。
ベビーを信じ、祈りました。
ここからの72時間はとても長く、ろくに眠ることもできませんでした。
病室に助産師さんが来るたびに
「ベビーになにかあったのではないか?」
という不安がよぎりました。
主人も同様、いつ電話がかかってくるか不安で精神的にも肉体的にも疲弊していく様子がわかりました。
幸い、大きな問題はなく72時間が経過しました。
5、4、3、2、1! 72時間突破!!!
と1人病室でカウントダウンして壁をひとつ乗り越えられた喜びを噛み締め、心の中でベビーに「ありがとう」と伝えました。
ベビーの生きる力は強い!
一歩一歩焦らず歩んでいこう!
そう自分に言い聞かせる毎日です。