5月振り返り日記

訓練校がはじまった。
通学に約2時間かかるのと交通の便が悪いから、拘束時間が長くなる。
今までの人生のなかで1番早寝早起きしてる。そのおかげで土日も朝6時に目覚めるようになった。
電車はなんとか乗れている。学生時代のが満員電車だったし、帰りも少し帰宅ラッシュとは時間がズレてるから座れることもある。
でもやっぱりイヤホン忘れたときは吊り革の音でイガイガするから、その時は無心でTwitterをみる。
訓練校でも社交的な人たちはグループ作って楽しく過ごしていたり、わからないとこ人に聞いたりしててすごいな〜。
私は聞く人も先生しかいないし、毎日1人で過ごしてる。別にそれがつらいとかは全くないけど、やっぱり人間性ってどこでも出るな〜と実感した。訓練校入っても自分の人間性は変わらない(当たり前)を改めて突きつけられた感じ。
授業はついてけないときもあるけど、新しい知識が増えていくのは嬉しい。
先生と就職面談したとき、やっぱり仕事の話しようと思うと泣きそうになる。それくらい働くことに抵抗感が今はある。5月の時点では働く気はゼロ。

5月読んだ本たち
ポエトリードックス
ギンイロノウタ
窓の魚
さよならハラスメント
とんこつQ&A
ハコブネ
私がオバさんになったよ
労働NPOの事件簿

・ポエトリードックス、バーのマスターが犬でお通しに詩を出してくれるすてきな世界観の話。久しぶりに宮沢賢治の詩読んだ。
・窓の魚、はじめて西加奈子さんの作品を読んだ。レビューではなかなか酷評だけど、私はすごい好きな話の構成(ひとつの物語を4人の視点で語る)で良かったー!ザ・西さんという感じの作品ではないらしいから、次は西さんをより感じられるのを読みたい。
・とんこつQ&A アメトークの読書芸人でヒコロヒーさんが紹介してて面白そうだと思って読んだ。不思議な世界観というか、登場人物全員どこか奇妙でよかった。短編集なんだけど、冷たい大根の煮物という話が1番すきだった。
・ハコブネ、性行為への苦痛から自分が女なのか男なのかわからなくなる女と、世の中・人が物質にしか思えない女の話。めちゃくちゃよかった!村田沙耶香さんの小説の虜になっている〜。

自分自身、恋愛経験がないけど、「喪女」という枠組みに入って安心してる部分がある。でもそれとは別にシスヘテロなのに恋愛経験がない葛藤ももちろんある。恋愛感情や性欲があるのに恋愛経験がないのってやっぱりマイノリティに感じる。アロマアセクの人たちとは別枠になるからなー。
そもそも恋愛をしない人がマイノリティなんだと思う。脱恋愛社会。恋愛そのものが悪ではなく、それを強制する社会が悪。
今はインターネットがあって同じ喪女の人たちがいるっていうのがわかるのめちゃくちゃ心強い。

好きなアイドルたちの夏の予定が発表され、当落に怯える日々。
6月もなんとか過ごしていこう。

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