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SLEEPLESS IN SEATTLE / めぐり逢えたら
こんばんは。
本日のご紹介する映画はこちら。
「めぐり逢えたら / SLEEPLESS IN SEATTLE」
概要
- 製作年:1993年
- 製作国:アメリカ
- ジャンル:ドラマ
- 監督:ノーラ・エフロン
この映画はとてもとても大好きな作品です。
「好きな映画は何ですか?」
と聞かれたら、迷わずこの作品だと答えるぐらい大好きです。
登場人物
(左) シカゴに住む建築家のサム:トム・ハンクス
(右) ボルチモアに住む新聞記者のアニー:メグ・ライアン (右)
今では誰もが知っているトム・ハンクスとメグ・ライアン。
写真をみてもわかるように、とても若いですね。
トム・ハンクスが出演している作品はよく見るのですが、個人的にはこの作品のトム・ハンクスが一番好きです。
そしてヒロインのメグ・ライアン、とにかく可愛いんです。
物語の運び
癌で妻を亡くしたトム・ハンクス演じるサム。
立ち直れていないサムは、一人息子のジョナを連れシアトルに引っ越し、気分転換をはかりますが、ジョナはそんな父親のことが心配になり、ラジオ局の相談番組に電話をしたことで物語は始まります。
そのラジオに出演したサムの声と話した内容にメグ・ライアン演じるアニーは【運命】を感じます。
王道のラブストーリーではなく、少し道を外した形で物語が進んでいくため、見ていて飽きません。
おすすめのシーン
ここからはオススメのシーンについて触れたいと思います。
1. ヒロインアニーの行動
2. 目が合う2人
3. ラストシーン
1. ヒロインアニーの行動
アニーには婚約者であるウォルターがいます。
ですが、アニーにとってウォルターは【運命の人】ではなく【偶然知り合った人】であると、冷めた心情を母親に話します。
そんな中ラジオを聴いて、顔も知らない人の声 (話) に惹かれ、運命を感じ、どんどん「恋する女」になっていく姿が可愛らしいのです。
ウォルターと2人で寝ているのにも関わらず、友人から「ラジオであの子 (ジョナ) が出ている」と電話をもらいすぐさまベッドをでます。
キッチンに向かいラジオをつけ電話を再開するアニー。
ラジオをつけたことでウォルターが起きないよう (ばれないよう) に必死に隠れようとする姿が、これまた可愛い。
1番目では興奮のあまり電話線を握りしめながら電話していますね。
2番目のシーンに関してはラジオを持っちゃいました。
どうするのかと思いきや、ラジオを持ったまま用具入れに自分ごと入ってしまいます。
可愛いですね。
そしてインテリアも可愛い。
こういったインテリアが見れるのも洋画のいいところだと思います。
2. 目が合う2人
アニーは友人宅で映画『めぐり逢い』を鑑賞します。
映画に影響を受けたアニーは、サムに会いたいとラブレターを送り、取材と称してアニーはサムに会うべく、シアトルへ向かいます。
偶然にもアニーが到着した空港にはサムとジョナが別の女性 (知人) を待っており、サムはそこで初めてアニーを見かけ、強い印象を抱きます。
アニーはアニーで街へ向かい、サムの元へ車を走らせます。
ジョナと遊ぶ姿を見つけはするのものの、陰から見守り、その日は声をかけずにホテルへ戻ります。
再度サムに会うべくサムの元へ向かいますが、恋愛物語ならではの別の女性が現れたことによって話すタイミングを失います。
が、空港で見かけたことがあったサムはアニーに近づき一言。
「やあ」
そしてアニーも
「こんにちは」
一言だったにも関わらず、このじれったさはこの映画ならではの描写ですね。
3. ラストシーン
どの映画でもあると思いますが、この映画のラストーシーンにもなんともいえない【感動】があります。
最後の最後まですれ違い、いくども分かれ道で選択を迫られ、やっとの思いでたどり着くこのシーンは目が離せません。
落ち込んでいる父をなんとかしようとするジョナの行動も、ラジオを聴いて興味を持ったアニーも、空港で見かけた時強い印象を抱いたサムも、すべてがここで繋がります。
アニーが抱いているテディベアがポイントですね。
まとめ
この映画の何が好きかというと、王道の物語ではあるものの両サイドの感情の変化がはっきりと描かれていること。
たんに「好きだ」「嫌いだ」という流れではなくて、ラストシーンまで持って行くのに視聴者を焦らせる表現。
別視点でいけば、洋画ならではのイベント (クリスマス〜バレンタイン) 色を使いながら時間の流れを表現してるあたりも大好きです。
キャラの設定だったり、上記のような物語設定であったり、全部が大好きです。
心がじわ〜っと暖かくなるお話です。
Filmarksだと意外と見ている人が少ないので、ぜひ一度ご鑑賞ください。