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反転学習の弱点を克服!アクティブなまとめ活動 ”In Class Flip”

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Hello World!
突然ですが皆さんは、

各単元のまとめ活動

って、どんなことをされていますか?

要約・まとめシート・音読などなど、ぜひ皆さんとアイディアをシェアしたいです!

私は教科書を使った授業のまとめとして、何もしていませんでした(汗)


「教科書説明終わり〜、はい音読して〜、はいじゃ次のLesson入るぞ〜」

といった具合です、、しかし流石の私も不安は覚えていました。

不安1)定着度がわからない。1度の説明だけで定着してるか?

不安2)テストの点数、平常点以外の評価項目がない。



かといってまとめって何すればいいんだ・・・?


同じような悩みを抱えている方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?


また、私ほど重症でなくても、マンネリから脱却したい方にもおすすめのまとめ活動、あります。


そんな時に出会ったのが、こちらの記事!

題して”In class flip”。Flip learning(=反転学習)の弱点を克服したものだそうです。

こちらの活動は「お弁当箱」のようなもので、ReadingだろうがWritingだろうが、中身のアクティビティを変化させれば様々な形で応用できます。


<反転学習とは?>

ざっくり言うと、通常の授業とは異なり、学習者が知識のインプットを授業前に、各自で行い、授業内では知識が身についているので、それを用いた定着活動等応用的なことを行う指導法です。

授業時間をアクティブに、応用的なことに使えると言うメリットはありますが、大きなデメリットとして、インプットするためのデバイスがない生徒が一定数いるということです。

講義動画をみてから授業に臨まなければならないのに、家にPCがない、スマホも通信制限で動画は見れない・・。

こういった生徒を置いてけぼりにしてしまう可能性があります。



<In Class Flip とは?>

上記の弱点を克服するため、Jennifer Gonzalezさんが考えた活動で、授業内(In Class)で反転学習を行います。

学校でインプットのためのデバイスを準備して、知識を定着させた後に、応用的な活動を行います。


これを他の活動と組み合わせれば、サーキットトレーニングのように、生徒がグループで様々な活動に取り組むことができるようになります。例えば20人クラスであれば、

このように4人×5箇所で、決められた時間内で様々な応用活動を行うことができます。
以下は私が勤務校の実情に合わせて行おうとしている内容です。お気づきのことがありましたら、ご指導お願いします!


<実践(予定)>

高校生・40人・English Expression (文法中心の授業)

Lesson1の文法説明、答え合わせと解説が終了し、最後のまとめ授業として行う。

8人グループを5つ作る。机を5箇所にまとめてもらう。各活動は5分➕移動1分インターバルで回す。

活動1)動画視聴

本Lessonのメイン文法に関する動画を2本準備する。学校貸出のデバイスで見れるよう準備しておく。教科書には出ていないが、関連項目で入試によく出たり、一般常識として知っておいて欲しいことを入れておく(Information Gapを作っておく)。グループを4人×2に分け、それぞれの動画を見てもらう。

活動2)情報共有

8人グループ内で違う動画を見た人とペアを組み、1人目が動画の内容について2分で説明。30秒で役割を交代し、2人目が2分で内容説明。文法事項の理解と相手が知らないであろう内容について説明する力が求められる。

活動3)入試英作文にチャレンジ!

4人×2グループに分ける。指定された文法事項を含む、難関大入試英作文を2題用意しておき、生徒にチャレンジしてもらう。時間内に提出。

活動4)いくつ正しい文章が作れるかタイムアタック

8人グループを4人×2に分け、5分間で、指定された文法事項を含み、かつ正しい文が何個作れるか競う。4人のうち1人をタイピング&提出係に任命し、時間内で提出済みのもののみカウントすることにすれば、授業終了時点で優勝チームを発表できる。

活動5)Siriにチャレンジ!

ペアを4組作って、英文をスマホで音声入力してみる。指定した文に加えて、活動4で作った文も入力してみる。正しく聞き取ってもらえるまで音読練習。

活動6)入試文法問題にチャレンジ!

各自で用意された問題を解く。問題は教書内容と関連したもの。3分程度で終わる内容にして、3分経過時点で回答と解説を配布。



※活動2から始まってしまうグループは活動1をしていないため、1Rめはこのグループの活動1➕他のグループは活動6。そうすると最後の1Rでこのグループは空きになるので、活動6を行う。(生徒の動きは以下参照)

※活動5から始まってしまうグループは活動4をしていないため、音読用の文を多めに用意しておく。



<まとめ>

・まだ実践できていないので後日追記します。

・かなり自由度が高く、応用が効くので、工夫次第で様々な使い方ができる。

・提出物等で定着度を確認できるし、平常点に加えることもできるので、多角的に生徒を評価できる。

・まとめに何をやればいいのかわからない場合は、In Class Flipでなんでもやれるので、試す価値あり。

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ここまでお読み頂きありがとうございました。

私はグローバルに活躍できる人間を目指しています。レベルアップの機会としてこのブログを始めましたので、コメント・アドバイス・勉強会へのお誘い等、お待ちしております。

また、皆さんの指導法の情報交換の場が作れたら嬉しいと思っていますので、「こんなんやってるよ〜」等も遠慮なくどうぞ!

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