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効率の良さの行き着く果て

Z世代はタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する。そんな記事を度々目にするが、今日はスペパなる新しい言葉を目にした。スペースパフォーマンスの略らしい。
空間を効率良く利用できる折り畳み式のイスや、自転車等の売れ行きが好調とのこと。
コロナ禍によって巣籠もりの為の保管スペースが必要になる一方で、マンションは敷地を小さくするのがトレンドらしく、これらからスペパなる流行はしばらく続くかもしれない。

コスパ、タイパ、スペパ。これらの効率を極めた先にはどんな世界になるだろう?

所謂メタバースなる空間が最適解となるのだろうか?

メタバース空間が市民権を得ることが出来れば、目的地に向かう為の手段が不要になる。自動車購入費用やそのランニングコスト、駐車場さえも不要になる。また、目的地までの時間も大幅に削減できる。道中で不要な事故にあるリスクもなくなるし、感染症にかかる心配大幅に減るだろう。

メタバース空間では効率を最大限に極めた世界がまっている。

私はそんな世界に魅力を全く感じない。
メタバースのメリットを充分に理解したうえで、これっぽっちも魅力を感じない。

明確に否定する理由もこれといって無く、直感的に魅力的でないと思っているだけだが。。

私が生きている間におそらくメタバース空間は市民権を得るだろう。その時でも今のような感覚を持っているのなら、私は時代についていけない老害となっているのかもしれない。


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